青春パンクとは? わかりやすく解説

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青春パンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/16 13:03 UTC 版)

青春パンク
様式的起源 パンク・ロック
文化的起源 1990年代後半
日本
使用楽器
関連項目
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青春パンク(せいしゅんパンク)は、「青春」をモチーフにしたパンク・ロックである。2000年代前半にブームを起こした[1]

経緯

1990年代後半頃から起こったメロコアブームやフォークソング・リバイバルを背景としている。

2003年前後には175Rのデビューシングルでオリコン初登場1位獲得、テレビ番組の企画から誕生したロードオブメジャー海援隊の「贈る言葉」をカバーしヒットを記録したFLOW、青春時代の甘い思い出などを歌にした太陽族やブギージャックやガガガSPなど10代の中高生を主な支持層にその絶頂期を迎え、同系統のバンドが雨後の筍のように現れクローズアップされるようになる。

しかし、2003年の終わり頃からブームは静化し、同年より台頭してきたミクスチャー・ロックバンドや下北系ギターロックバンドに取って代わられるようになる。そのため前述のロードオブメジャーFLOWなど、新たな方向性を模索するバンドも多く現れた。

音楽性

パンク・ロックバンドのTHE BLUE HEARTSJUN SKY WALKER(S)LAUGHIN' NOSEKENZI & THE TRIPSCOBRAや、BOØWY尾崎豊などに影響を受けたバンドが多い。ただし、その多くが1970年代後半から1980年代生まれでリアルタイムでの影響の薄い世代であるのも特徴。サウンド面ではむしろHi-STANDARDOFFSPRINGなどメロコアの影響下にある者が多い。

恋愛や友情、トラウマ、夢と情熱など若者の個人的なできごとや感情を主にテーマにした詞が特徴。

青春パンクバンド

青春パンクとして挙げられるバンドには、GOING STEADY[1]ガガガSP[2]FLOW[3]サンボマスター[4]などがおり、青春時代・思春期について歌ったバンドが多い。もっとも、ジャンル的には、先述のミクスチャーや下北系、レゲエパンクを兼ねているバンドも含まれる。

脚注

出典




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