西寺とは? わかりやすく解説

さい‐じ【西寺】

読み方:さいじ

[一]常楽寺[二]通称

[二]京都市南区にあった寺。平安京鎮護のため、遷都とともに建立され東西二寺の一。羅城門の右に建立右大寺とも称した天福元年(1233)再度火災ののち荒廃。→東寺

西寺の画像
西寺(2)があった位置

さいじ 【西寺】

京都市南区唐橋にあった寺で、羅城門の西に教王護国寺東寺に対して建てられ、右寺・右大寺ともいったが一二三三(天福一)年火災後衰退。現在、浄土宗西山禅林寺派の西寺(旧西方寺)があるが、名を継承したもの。→ 東寺

西寺

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

西寺

読み方:ニシテラ(nishitera)

所在 滋賀県湖南市


西寺

読み方:ニシデラ(nishidera)

所在 熊本県菊池市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

西寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 06:15 UTC 版)

西寺(さいじ[1])は、平安京右京九条一坊にあった官寺羅城門西側にあり、羅城門を挟んで東寺と対をなした。


  1. ^ 「にし寺興亡の研究」(1966年)等の研究があるたなかしげひさは「にしでら」とする読みを主張する。
  2. ^ a b c d 西寺跡 - 国指定文化財等データベース(文化庁
  3. ^ a b c d 西寺』 - コトバンク
  4. ^ 浪貝毅
  5. ^ 追塩千尋 2003.
  6. ^ (渡辺照宏 & 宮坂宥勝 1993)によって主張されているが、痕跡がないという櫛田洪良の反論もある。
  7. ^ 西寺の五重塔 発掘調査へ[リンク切れ] NHK 関西のニュース
  8. ^ 京都・西寺の五重塔の本格発掘調査へ 京都市 歴史くらぶ
  9. ^ 文化庁文化財保護部史跡研究会監修・狩野久・ほか 編 1991.


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