きのじ‐や【喜の字屋】
喜の字屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/24 06:09 UTC 版)
喜の字屋(きのじや)は、歌舞伎役者の屋号。江戸三座のひとつ森田座(→守田座→新富座)の座元(座を主宰し芝居小屋を経営する者)である森田勘彌(守田勘彌)が専有する屋号。
- 1 喜の字屋とは
- 2 喜の字屋の概要
喜の字屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 03:49 UTC 版)
「付き馬屋おえん事件帳」の記事における「喜の字屋」の解説
おえん 演 - 山本陽子 吉原の仕出し屋「喜の字屋」の女将を表看板に、裏では未払いの遊興費を取り立てる「付き馬屋」を営む。 同業だった父親の急死に伴い、やむなくそのあとを継ぐ。 その父親が得意としていた鍵縄を使った縄術を会得していて、第1部では鍵縄を投げつけて相手を絞殺、第2部では鍵縄で相手の首を絞めて身動きを封じてから針を仕込んだ扇による刺殺、第3部では鍵縄使用の後に帯枕に隠し持った懐剣を殺しに用いる。 又之助 演 - 宅麻伸(第1部)、阿部寛(スペシャル)、小西博之(第2部)、尾美としのり(第3部) 喜の字屋の若い衆の一人で、表の顔は揚屋に料理を運ぶ配達担当。 怪力の持ち主で、立ち回りのときはその力で相手の頸椎をへし折ることもある。 劇中で越後(あるいは佐渡)の漁師の生まれであることが語られている。 浜蔵 演 - 黒田隆哉(第1部、スペシャル)、丹野由之(第2 ・3部) 喜の字屋の若い衆の一人で又之助の後輩。立ち回りの際は棒術を用いて戦う。 新五郎 演 - 山城新伍 表の顔は喜の字屋の花板。おえんの父親である先代の右腕でもあり、今の喜の字屋では番頭格といった役回りである。おえんに惚れているが、主従の関係をわきまえ、表には出さない。立ち回りのときは長ドスを引っさげて相手を斬り殺す。包丁を持つときは左利きだが、長ドスは右手で扱う。
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