ヒョウとは? わかりやすく解説

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ひょう【俵】

読み方:ひょう

[音]ヒョウヘウ)(呉)(漢) [訓]たわら

学習漢字6年

[一]〈ヒョウ〉たわら。「土俵

[二]〈たわら(だわら)〉「米俵炭俵徳俵

[補説] 原義は、分ける、分け与える意。


ひょう〔ヘウ〕【俵】

読み方:ひょう

【一】[名]たわら。

何し四十三銭って—だもの」〈真山・南小泉村

【二】接尾助数詞。たわらに入ったものを数えるのに用いる。上に来る語によっては「びょう」「ぴょう」となる。「米七—」「炭五—」


ひょう〔ヒヤウ〕【兵】

読み方:ひょう

将棋の駒の、歩(ふ)の異称


ひょう【×剽】

読み方:ひょう

[音]ヒョウ(ヘウ)(呉)(漢)

襲う。おびやかす。「剽盗

かすめ取る。「剽窃

すばやい。「剽悍(ひょうかん)・剽軽(ひょうきん)」


ひょう【平/兵】

読み方:ひょう

〈平〉⇒へい

〈兵〉⇒へい


ひょう〔ヒヤウ〕【平】

読み方:ひょう

平声(ひょうしょう)」の略。

平調(ひょうじょう)」の略。


ひょう【×彪】

読み方:ひょう

人名用漢字] [音]ヒョウ(ヘウ)(慣) ヒュウヒウ)(漢)

鮮やかな虎皮模様しま模様。「彪炳(ひょうへい)」

名のり]あきら・あや・かおる・たけ・たけし・ただし・つよし・とら


ひょう【×憑】

読み方:ひょう

[音]ヒョウ(漢) [訓]つく

よりかかる頼みにする。よりどころ。「憑拠証憑信憑

霊がのり移る。つく。「憑依憑霊

難読憑坐(よりまし)


ひょう【拍】

読み方:ひょう

⇒はく


ひょう【標】

読み方:ひょう

[音]ヒョウヘウ)(呉)(漢) [訓]しるし しるす

学習漢字4年

目じるし。目あて。「標識標準標的標本指標商標道標(どうひょう)・浮標墓標目標門標

目立つように示す。「標語標示標榜(ひょうぼう)」

名のり]えだ・かた・こずえ・しな・すえ・たか・ひで

難読標縄(しめなわ)・澪標(みおつくし)・道標(みちしるべ)


ひょう〔ヘウ〕【標】

読み方:ひょう

目じるし。また、目標

衆目の—になりたい」〈蘆花思出の記

朝廷公事(くじ)のとき、百官席次定めたしるしの白木


ひょう【氷】

読み方:ひょう

[音]ヒョウ(呉)(漢) [訓]こおり ひ こおる

学習漢字3年

[一]〈ヒョウ〉

こおり。「氷塊氷解氷山氷釈海氷堅氷砕氷製氷薄氷霧氷流氷

こおる。「氷結氷点

氷のように冷たく清い。「氷肌(ひょうき)・氷心

[二]〈こおり(ごおり)〉「氷水氷砂糖薄氷初氷

[三]〈ひ〉「氷雨(ひさめ)・氷室(ひむろ)」

[補説] 「冰」は本字

名のり]きよ

難読氷柱(つらら)


ひょう【漂】

読み方:ひょう

常用漢字] [音]ヒョウヘウ)(呉)(漢) [訓]ただよう

水面にふわふわと浮かぶ。ただよう。「漂失・漂着漂泊漂流/浮漂」

薬品でさらす。「漂白


ひょう〔ヘウ〕【×瓢】

読み方:ひょう

瓢箪(ひょうたん)のこと。


ひょう【票】

読み方:ひょう

[音]ヒョウヘウ)(呉)(漢)

学習漢字4年

書き付け。薄い紙片。「軍票通票伝票

選挙採決に使う。「票決開票散票青票投票得票白票満票


ひょう〔ヘウ〕【票】

読み方:ひょう

【一】[名]選挙採決の際、自分意思記入して提出するまた、その集計した数。「賛成の—を投じる」「—が伸びない

【二】接尾助数詞提出された票の数を数えるのに用いる。上に来る語によっては「びょう」「ぴょう」となる。「五—の差」


ひょう【表】

読み方:ひょう

[音]ヒョウヘウ)(呉)(漢) [訓]おもて あらわす あらわれ

学習漢字3年

[一]〈ヒョウ〉

物のあらわれ出ている面。外側。おもて。「表紙表層表面表裏意表地表

おもてに出して明らかにする。あらわす。「表敬表現表示表情表明表意文字公表・代表・発表

人々に示すもの。手本。しるし。「儀表師表墓表

記号数字など使って事柄を見やすいよう配列したもの。「図表年表付表一覧表時刻表

主君役所差し出文書。「賀表辞表上表

(「裱(ひょう)」の代用字)おもてにはる。「表具表装

[二]〈おもて〉「表門裏表国表畳表

名のりあき・あきら・うわ・お・おも・きぬ・こずえ・すず・と・よし


ひょう〔ヘウ〕【表】

読み方:ひょう

複雑な事柄を、見やすいよう整理分類して一目でわかるように書き表したもの。「人口動態を—にする」

臣下から君主差し出文書。「出師(すいし)の—」


ひょう【評】

読み方:ひょう

[音]ヒョウ(ヒャウ)(慣)

学習漢字5年

物のよしあしをはかる。品定めをする。「評価評議評者評釈評定評伝評判評論合評月評講評酷評書評寸評選評総評批評品評論評

評価評判。うわさ。「悪評好評世評定評不評風評下馬評

名のり]ただ


ひょう〔ヒヤウ〕【評】

読み方:ひょう

物事価値可否善悪などを論じること。また、その論じたもの。批評。「映画の—を書く」「人物—」


ひょう【×豹】

読み方:ひょう

人名用漢字] [音]ヒョウ(ヘウ)(呉)

の名。ヒョウ。「豹変豹文(ひょうもん)/虎豹(こひょう)・全豹

名のり]はだら

難読海豹(あざらし)


ひょう〔ヘウ〕【×豹】

読み方:ひょう

ネコ科哺乳類。ライオン・トラに次ぎ大形で、体長1.41.8メートル尾長85〜110センチ黄色い地に梅花模様黒斑があるが、全身黒色ものもいる。アジア・アフリカ平原森林などに単独で暮らす。シカ・レイヨウなどを捕らえ、木の上引き上げて食べる。

豹の画像

ひょう【×雹】

読み方:ひょう

主に積乱雲から降る直径5ミリ上の氷の粒または塊。多く雷雨伴って降り農作物人畜被害与える。《 夏》「常住世の昏(くら)みけり—が降る/草田男

[補説] 「雹」の字音はハク・ホクであるが、「ひょう」はこのホクハウになったものの音変化とも、「氷」の字音からとも、また「ひょうう(氷雨)」の音変化ともいう。


ひょう【×飄】

読み方:ひょう

[音]ヒョウ(ヘウ)(呉)(漢) [訓]つむじかぜ

急に舞い上がる風。つむじかぜ。「飄風

風にひるがえり舞う。「飄飄飄揚

気任せぶらつく。「飄逸飄然飄飄

(「嫖(ひょう)」と通用浮かれ遊ぶ。「飄客


読み方:ヒョウ(hyou

米の量をあらわす単位


日傭

読み方:ヒョウ(hyou

近世日限決めて雇うこと、また雇われる人。

別名 日雇日用


日雇

読み方:ヒョウ(hyou

近世日限決めて雇うこと、雇われる人。

別名 日用日傭


読み方:ヒョウ(hyou

律令定められている上申文書の一。


読み方:ヒョウ(hyou), コオリ(koori)

大化以後大宝律令制定大宝元年の間に用いられた行区画


読み方:ヒョウ(hyou

ネコ科哺乳動物

学名 Panthera pardus


読み方:ヒユ(hiyu), ヒイナ(hiina), ヒョウ(hyou

ヒユ科一年草薬用植物

学名 Amaranthus mangostanus


読み方:ヒサゴ(hisago), ヒョウ(hyou), フクベ(fukube)

ヒョウタン別称
ウリ科つる性一年草園芸植物

学名 Lagenaria siceraria var.gourda


読み方:ヒョウ(hyou

発達した積乱雲から降る氷のかたまり

季節

分類 天文


読み方:ヒョウ(hyou

作者 森三千代

初出 昭和24年

ジャンル 小説


読み方:ヒョウ(hyou

作者 円地文子

初出 昭和14年

ジャンル 小説


読み方:ヒョウ(hyou

所在 鹿児島県大島郡瀬戸内町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ヒョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/06 02:58 UTC 版)

ヒョウ
ヒョウ Panthera pardus
保全状況評価[1][2][3]
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 食肉目 Carnivora
: ネコ科 Felidae
: ヒョウ属 Panthera
: ヒョウ P. pardus
学名
Panthera pardus (Linnaeus, 1758)[4][5]
シノニム

Felis pardus Linnaeus, 1758

和名
ヒョウ[6][7]
英名
Leopard[4]

ヒョウ(豹、学名: Panthera pardus)は、哺乳類食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。

分布

アフリカ大陸からアラビア半島東南アジア・ロシア極東にかけて[5]

ネコ科の構成種では、最も広域に分布する[4][5]

形態

頭胴長(体長)100 - 150センチメートル[5]。尾長50 - 101センチメートル[4]。体重オス20 - 90キログラム、メス17 - 42キログラム[4]。アフリカ南部・東部や中央アジアの個体群は大型で、中央アジアや南アフリカ共和国沿岸部の山地の個体群は小型とされる[4]。全身は柔らかい体毛で密に被われる。背面の毛衣は淡黄褐色や淡褐色で[6]、腹面の毛衣は白い[7]。頭部や頸部、腹面には黒い斑点が入り、背面や体側面には黒い斑点が花のように並ぶ斑紋が入る[6][7]

四肢はやや短い[7]

出産直後の幼獣は、体重0.4 - 0.6キログラム[6]。乳頭の数は4個[5]

クロヒョウ

クロヒョウ

毛衣が黒い黒化個体(クロヒョウ)は突然変異(劣性遺伝)で生じる[6][7]。黒化個体(メラニズム)は湿度の高い熱帯林や亜熱帯林・山地林でみられるが、乾燥林でみられることもある[4]。地域別ではアジア南部、特にマレーシアやジャワ島の個体群では黒化個体が多いとされる[4]。黒化個体にも斑紋があり、赤外線照射を用いれば個体識別が可能とされる[4]。アジアでは個体群の半分を占める程だが、アフリカでは極めて稀で、2019年ケニアで110年ぶりに撮影された[8]

分類

チーターヒョウ、ジャガーの見分け方

以下の亜種の分類・分布は、Stein & Hayssen(2013)に従う[5]。和名はBertram・今泉訳(1986)に従う[6]

Panthera pardus pardus (Linnaeus, 1758)
アフリカ大陸(主にスーダンのサヘル地域からガボン以南)。サハラ砂漠にはほとんど分布しないがアルジェリア南東部・エジプト東部・ニジェール・モロッコのアトラス山脈に小規模な個体群が隔離分布し、ナイジェリアからセネガルにかけても分布する。
ザンジバルヒョウP. p. adersi、バーバリーヒョウP. p. pantheraはシノニムとする。
Panthera pardus ciscaucasica Satunin, 1914
アゼルバイジャン、アフガニスタン、アルメニア(ナゴルノ・カラバフ共和国含む)、イラン、ジョージア、トルクメニスタン、トルコ、パキスタン、ロシア(コーカサス地方北部)
P. p. saxicolor、アナトリアヒョウP. p. tullianaはシノニムとする。
Panthera pardus delacouri Pocock, 1930
東南アジア、中国南部[3]
Panthera pardus fusca (Meyer, 1794) インドヒョウ Indian leopard[要出典]
インド
Panthera pardus japonensis (Gray, 1862) キタシナヒョウ North China leopard[要出典]
中国北部
Panthera pardus kotiya Deraniyagala, 1956 スリランカヒョウ[要出典]
スリランカ
Panthera pardus melas (Cuvier, 1809) ジャワヒョウ Javan Leopard[要出典]
ジャワ島[3]
Panthera pardus nimr (Hemprich & Ehrenberg, 1833) アラビアヒョウ[6]
アラビア半島
シナイヒョウP. p. jarvisiはシノニムとする。
Panthera pardus orientalis (Schlegel, 1857) チョウセンヒョウ、アムールヒョウ[要出典] Amur leopard
中国東北部ロシア極東部、朝鮮半島[3]

以下の亜種の分類・分布は、IUCN SSC Cat Specialist Group(2017)に従う[9]

Panthera pardus pardus (Linnaeus, 1758)
アフリカ大陸
分子系統解析では、大きく2系統に分かれるという解析結果が得られている。亜種アラビアヒョウがシノニムとなる可能性がある。
Panthera pardus delacouri Pocock, 1930
東南アジア
Panthera pardus fusca (Meyer, 1794)
インド、中国、ミャンマー
P. p. kotiyaがシノニムとなる可能性がある。
Panthera pardus kotiya Deraniyagala, 1956
スリランカ
Panthera pardus melas (Cuvier, 1809)
ジャワ島
Panthera pardus nimr (Hemprich & Ehrenberg, 1833) アラビアヒョウ
アラビア半島
Panthera pardus orientalis (Schlegel, 1857)
東アジア(中国からロシア極東部)
P. p. japonensisはシノニムとされ、P. p. delacouriもシノニムとなる可能性がある。
Panthera pardus tulliana
P. p. tullianaP. p. ciscaucasicaの元となった個体群が明確になれば、P. p. ciscaucasicaの学名が復活する可能性もある。

生態

ブッシュバックを捕らえたヒョウ
獲物を樹上に運ぶヒョウ
ヒョウの交尾

サバンナ熱帯雨林・半砂漠など様々な環境に生息し[7]、都市部の郊外に生息することもある[6]夜行性[7]。群れを形成せず単独で生活する[6][7]

主に小型から中型の有蹄類を食べインパラウォーターバックセーブルアンテロープ・ローンアンテロープ・ゴーラルNaemorhedus goralスプリングボックニアラパサン・ブッシュダイカー・ハーテビースト属バーバリーシープなどのウシ科、アカカワイノシシ・カワイノシシ・イボイノシシ類などのイノシシ科、アクシスジカマエガミジカホエジカ属Muntiacusなどのシカ科、ミズマメジカHyemoschus aquaticusなどを食べる[5]。まれに大型の有蹄類の成獣を捕食することもあり、記録があるもので最も大型の獲物としてイランドの成獣を狩った例もある。一方で多様な獲物を襲い他の哺乳類ではケープハイラックス、ウスゲアブラヤシリスProtoxerus stangeri・アカアシアラゲジリスXerus erythropusなどの齧歯類、アフリカジャコウネコCivettictis civettaヨーロッパジェネットGenetta genettaシママングース・コビトマングースHelogale parvulaなどの食肉類、オナガセンザンコウManis tetradactyla・キノボリセンザンコウManis tricuspisサバンナセンザンコウManis temminckiiなどの鱗甲類、アヌビスヒヒ・チャクマヒヒ・ダイアナモンキーブラッザモンキーアビシニアコロブスゴリラチンパンジーボノボなどの霊長類、鳥類爬虫類魚類、糞虫などの昆虫なども食べる[5]人間の居住地域である場合は、や人間も襲う[7]。捕えた獲物を樹上へ運び、数日にわたって食べたり保存することもある[6][7]。樹上に持ち上げる力は強く、キリンやクロサイの幼獣を樹上まで運んだ例もある[4]トラライオンドールリカオンブチハイエナに、本種の幼獣も含めて殺されることもある[4][5]。これらに殺されるのは通常は衰弱個体や若獣であるが、まれな例としてチンパンジー・ヒヒ類・ナイルワニ・ニシキヘビ類・狩りに失敗してイボイノシシやアフリカタテガミヤマアラシに殺された例もある。 上述の捕らえた獲物を樹上に運ぶ行為は、ライオンやブチハイエナ・カッショクハイエナ等の他の捕食者から獲物を横取りされるのを防ぐのが主な狙いであるとされる。

野生での寿命は10年前後、飼育下では20年ほどである。[10]

繁殖様式は胎生。イランでは1月中旬から2月中旬、アムール地方では1 - 2月、ネパールでは11 - 12月に交尾を行う。妊娠期間は88 - 112日[5]。岩の隙間や樹洞・藪の中などで1回に1 - 6頭(平均2 - 3頭)の幼獣を産む[6][7]。幼獣は生後18 - 24か月で独立する[7]。生後2年6か月から3年で性成熟する[6][7]

人間との関係

ディオニューソスの象徴の一つとして豹を描いたローマ時代のモザイクポンペイ近郊)
ナミビアの道路標識

狩猟の対象とされることもあり、アフリカでは欧米の狩猟者にとって最も危険な五大猟獣としてサイ・スイギュウ・ゾウ・ライオンと並びビッグファイブとされる[6][11]

害獣としての駆除、毛皮目的や娯楽としての狩猟などにより生息数は減少している[6]。1975年のワシントン条約発効時から、ワシントン条約附属書Iに掲載されている[2]

P. p. delacouri
CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))[3]
P. p. kotiya
VULNERABLE (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))[3]

日本では2020年の時点でパンテラ属(ヒョウ属)単位で特定動物に指定され、2019年6月には愛玩目的での飼育が禁止された(2020年6月に施行)[12]

逸話

  • 古代ローマではヒョウの息は芳しい香りを放つので、動物たちはこれに魅了され、ヒョウに狩られてしまうと信じられていた。この香りに抗することができるのはユニコーンだけであるとされた。これが転じてキリスト教では、人々をキリストに導く伝道者の象徴とされた。だが実際はヒョウの息にそのような芳香はない。普通の獣臭である。
  • 人の態度などがだしぬけに変わることを「豹変」という。これは易経の「君子豹変、小人革面」(君子は豹変し、小人は面を革むる)に由来する。元来、豹の毛が抜け変わり鮮やかな模様が現れる様を「豹変」と呼ぶが、これを転じて、「君子は自らの過ちをはっきりと基本から改める。しかし小物は表面だけを変えてみせる」という意味である。ただし現在では必ずしも善い方向へ改める意味だけでは使われない。
  • 英語やドイツ語でヒョウのことを「Leopard」(レパード、レオパルト)というが、日本のファッション誌・業界では「ヒョウ柄」模様のことを「レオパード柄」という。これは最初の関係者がLeopardの英語読みを間違えたか、もしくは米語よりもrが弱くなるイタリア語読みから借用したとも考えられる。また、英語では「panther」(パンサー)と呼ばれることもあるが、イギリスではヒョウを、アメリカではピューマを指している。
  • 豹の和名は「なかつかみ」というが、これは八将神の中心(中つ神)が豹尾神であることからという。
  • 日本には生息していないが、同属異種のとともに豹は浮世絵襖絵に多く描かれてきた。
  • 小惑星(4198) Pantheraはヒョウの学名にちなんで命名された[13]

紋章

出典

  1. ^ Appendices I, II and III (valid from 26 November 2019)<https://cites.org/eng> (downroad 07/27/2020)
  2. ^ a b UNEP (2020). Panthera pardus. The Species+ Website. Nairobi, Kenya. Compiled by UNEP-WCMC, Cambridge, UK. Available at: www.speciesplus.net. (downroad 07/27/2020)
  3. ^ a b c d e f Stein, A.B., Athreya, V., Gerngross, P., Balme, G., Henschel, P., Karanth, U., Miquelle, D., Rostro-Garcia, S., Kamler, J.F., Laguardia, A., Khorozyan, I. & Ghoddousi, A. 2019. Panthera pardus (amended version of 2016 assessment). The IUCN Red List of Threatened Species 2019: e.T15954A160698029. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-1.RLTS.T15954A160698029.en. Downloaded on 27 July 2020.
    Rostro-García, S., Kamler, J.F., Clements, G.R., Lynam, A.J. & Naing, H. 2019. Panthera pardus delacouri. The IUCN Red List of Threatened Species 2019: e.T124159083A124159128. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2019-3.RLTS.T124159083A124159128.en. Downloaded on 27 July 2020.
    Kittle, A. & Watson, A.C. 2020. Panthera pardus kotiya. The IUCN Red List of Threatened Species 2020: e.T15959A50660847. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2020-2.RLTS.T15959A50660847.en. Downloaded on 27 July 2020.
  4. ^ a b c d e f g h i j k Luke Hunter 「ヒョウ」山上圭子訳『野生ネコの教科書』今泉忠明監修、エクスナレッジ、2018年、208-216頁。
  5. ^ a b c d e f g h i j Andrew B. Stein and Virginia Hayssen, "Panthera pardus," Mammalian Species, No. 900, American Society of Mammalogists, 2013, Pages 30-48.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n Brian C. R. Bertram 「ヒョウ」今泉忠明訳『動物大百科 1 食肉類』今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編、平凡社、1986年、52-55頁。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m 成島悦男 「ヒョウ」『世界の動物 分類と飼育2 (食肉目)』今泉吉典監修、東京動物園協会、1991年、169-170頁。
  8. ^ 『動物園を100倍楽しむ!飼育員が教えるどうぶつのディープな話』、2023年7月10日発行、大渕希郷、緑書房、P77。
  9. ^ IUCN SSC Cat Specialist Group, "Panthera pardus," Cat News, Spacial Issue 11, 2017, Pages 73-75.
  10. ^ 『動物園を100倍楽しむ!飼育員が教えるどうぶつのディープな話』、2023年7月10日発行、大渕希郷、緑書房、P77。
  11. ^ ビッグファイブ・サファリ南アフリカ観光局・2021年4月22日に利用
  12. ^ 特定動物リスト (動物の愛護と適切な管理)環境省・2020年7月27日に利用)
  13. ^ (4198) Panthera = 1978 GA2 = 1981 UY7 = 1983 CK1 = 1987 YG1”. MPC. 2021年10月5日閲覧。

関連項目


ヒョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 16:16 UTC 版)

富士サファリパーク」の記事における「ヒョウ」の解説

2012年6月9日に、普通のヒョウ柄黄褐色に黒い斑点)の両親の間に、2頭のクロヒョウ生まれた。しばしばみられる黒変種である。生まれた時の体長は17cm、体重450g母親が木の上出産したところ、仔一頭メス)が木の上から落下する。その仔を母親面倒を見る様子が無いため人工哺育行った。数か月後、人工哺育個体親子戻っている。

※この「ヒョウ」の解説は、「富士サファリパーク」の解説の一部です。
「ヒョウ」を含む「富士サファリパーク」の記事については、「富士サファリパーク」の概要を参照ください。

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ヒョウ

出典:『Wiktionary』 (2018/05/13 00:22 UTC 版)

名詞

ヒョウ

  1. 哺乳類一種である学術的表記


  • 画数:7
  • 音読み:ヒョウ

  • 画数:14
  • 音読み:ヒョウ、 ヘウ

  • 画数:11
  • 音読み:ヒョウ






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