べとは? わかりやすく解説

「へ」の濁音両唇破裂音有声子音[b]と母音[e]とから成る音節。[be


へ【辺/方】

読み方:へ

【一】[名]

そのものにごく近い場所、また、それへの方向を示す。近く。ほとり。あたり。

大君の—にこそ死なめ」〈続紀聖武歌謡

多く「沖」と対句になって海のほとり。うみべ。

「沖見ればとゐ波立ち見れば白波さわく」〈二二〇〉

【二】接尾名詞動詞連体形の下に付く。普通「え」と発音され、また濁音化して「べ」ともなる。

その辺り、その方向などの意を表す。「片(かた)—」「行(ゆ)く—」「海—(うみべ)」「—(みずべ)」

その頃の意を表す。「去(い)にし—」「春—(はるべ)」「夕—(ゆうべ)」


べ【辺/方】

読み方:べ

接尾⇒へ(辺)【二】


べ【部】

読み方:べ

大化の改新以前大和政権属した人々集団朝廷皇族豪族支配のもとに労力貢物提供した朝廷属す品部(しなべ)は馬飼(うまかい)部などのように職能名をつけてよばれ、皇族属す名代(なしろ)・子代(こしろ)や豪族属す部曲(かきべ)は、それぞれ穴穂部蘇我部どのように皇族名や豪族名をつけてよばれた改新後に部の制度廃止されたが、一部品部雑戸(ざっこ)として存続した。とも。


[終助] 1. ぞ。よ。~しようか。「そろそろいく。」 2. でしょう〈全〉 →だべ

~べ

単語 発音 意味、用例 関連語
~べ ~しましょう
用例:もらってちたとみき゜くうべ
意味:もらってきたとうもろこし食べましょう
~っぺ

»仙台弁発音についてこちら

神戸

読み方
神戸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 00:53 UTC 版)

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平仮名
文字
字源 へに濁点
JIS X 0213 1-4-57
Unicode U+3079
片仮名
文字
字源 ヘに濁点
JIS X 0213 1-5-57
Unicode U+30D9
言語
言語 ja
ローマ字
ヘボン式 BE
訓令式 BE
JIS X 4063 be
発音
IPA be̞
種別
濁音
「べ」の筆順
「ベ」の筆順

(ひらがな)、(カタカナ)は、日本語音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。に濁点をつけた文字である。

  • 現代標準語の音韻: 1子音と1母音「え」から成る音。唇を閉じてから開く破裂音。有声子音。
  • 発音 [ヘルプ/ファイル]

べ に関わる諸事項

  • 「べー」(べえ)は、を出した状態を示す。転じて、相手に対する拒否を示す。
  • 関東地方東北地方方言で、推量の「だろう」、意志の「しよう」に近い意味の接尾語「〜(だ)べ」がある。古典語の「べし」に由来する[1]

脚注

関連項目


出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 07:38 UTC 版)

発音(?)

IPA: /be/

名詞

接尾辞

文字コード


「べ」の例文・使い方・用例・文例

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