石破茂首相は17日の参議院予算委員会で、「猫好きと聞いている」と問われ「諸説あり、結構猫好きだ」として、自身の猫好きエピソードを披露した。
石破首相は維新の串田議員の質問に答え、「鳥取(大学付属)小学校だった時に、よく猫を拾って帰ったりして押入れに隠して飼っていて、親からめちゃくちゃ叱られたりいたした。あるいは議員になってから、防衛庁長官終わったぐらいの頃か、家の前で猫が車にはねられて瀕死の重傷だったので、家内や娘たちと一緒にせっせと介抱して、元気になった時は、嬉しかったなと思いますが」と猫好きのエピソードを披露した。
さらに石破首相は「猫の恩返しかなんか知りませんが、テレビによれば、私がテレビに出ると猫は興奮するという番組もあったりしまして、なかなか真実はよくわからないところだ」と述べ、笑いを誘った。
さらに串田議員は、「災害時に犬や猫を家において避難できるか」と質した。これに対し石破首相は「ペットも一緒に住めるような避難所も一つの目指すべき姿と思う」と述べた。一方で「中にはアレルギーの方もいるわけで、一緒に住まう方の環境も配慮して考える必要がある」との考えを示した。
石破首相は、愛猫家として知られ、都内の議員事務所には、猫と自身のポスターが飾られている他、自身のSNS・インスタグラムには「#にゃんすたぐらむ」とのハッシュタグを用いて猫を抱くツーショットも掲載されている。