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統計検定 (資格)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
統計検定
英名 Japan Statistical Society Certificate
実施国 日本の旗 日本
資格種類 民間資格
分野 統計学
試験形式 筆記、マークシートCBT
認定団体 日本統計学会
後援 総務省統計局文部科学省厚生労働省内閣府
等級・称号 1級/準1級/2級/3級/4級/統計調査士/専門統計調査士/データサイエンス基礎/データサイエンス発展/データサイエンスエキスパート
公式サイト https://www.toukei-kentei.jp/
特記事項 実施団体は一般財団法人統計質保証推進協会
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統計検定(とうけいけんてい)とは、一般社団法人日本統計学会が認定し、一般財団法人統計質保証推進協会が実施する、統計学に関する知識や活用力を評価する検定試験総務省文部科学省厚生労働省内閣府後援。

概要

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統計学に関する知識や活用力を評価する検定試験。統計学の知識を問う1級から4級のほか、公的統計調査の知識を問う統計調査士試験・専門統計調査士試験、データの前処理及び分析の能力を問うデータサイエンス基礎/発展/エキスパートの各試験が行われる。 以前は英国王立統計学会と共同で大学教養程度のRSS/JSS試験(Higher Certificate)と大学卒業程度のRSS/JSS試験(Graduate Diploma)が実施されていたが、2017年5月に開催を終了した。

受験級

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試験の種別 試験内容
統計検定 1級 実社会の様々な分野でのデータ解析を遂行する統計専門力
すべて論述式
統計検定 準1級(CBT) 統計学の活用力 ─ データサイエンスの基礎
多肢択一式、記述式の併用
統計検定 2級(CBT) 大学基礎統計学の知識と問題解決力
すべて多肢択一式
統計検定 3級(CBT) データの分析において重要な概念を身に付け、身近な問題に活かす力
すべて多肢択一式
統計検定 4級(CBT) データや表・グラフ、確率に関する基本的な知識と具体的な文脈の中での活用力
すべて多肢択一式
統計調査士(CBT) 統計に関する基本的知識と利活用
すべて多肢択一式
専門統計調査士(CBT) 調査全般に関わる高度な専門的知識と利活用手法
すべて多肢択一式
データサイエンス基礎(CBT) データの前処理、分析の実践及び利活用に関する基礎知識
多肢選択式、記述式の併用
データサイエンス発展(CBT) 数理、情報、統計、倫理・AIに関する大学教養レベルの内容
多肢選択式、記述式の併用
データサイエンスエキスパート(CBT) 計算、統計、モデリング、領域知識に関する大学専門レベルの内容
多肢選択式、記述式の併用
RSS/JSS(Higher Certificate) 英国王立統計学会(Royal Statistical Society)との共同認定
RSS/JSS試験は2017年5月に行う試験を最後に現行の形態の試験を終了
RSS/JSS(Graduate Diploma)

受験資格

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各試験とも下位級の知識を前提とするが、すべての試験で受験資格は設定されていない。

合格・認定条件

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統計検定1級

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統計数理(必須)及び統計応用(人文科学、社会科学、理工学、医薬生物学の4分野から1分野を選択)の2試験に合格する必要があり、科目合格の有効期限は10年である。

専門統計調査士

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統計調査士認定者であることが認定条件であり、専門統計調査士試験受験前または合格後5年以内に統計調査士試験に合格することが求められる。

検定実施日

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1級は紙ベースの試験(年1回、11月下旬)、それ以外の試験はCBT試験(随時)で行われる。

準1級~4級、統計調査士、専門統計調査士についてはかつては紙ベースの試験で行われていたが、準1級~4級は2021年6月、統計調査士と専門統計調査士は2021年11月を最後にCBT試験のみとなった。

なお、データサイエンス基礎/発展/エキスパート試験は開始当初よりCBTで実施されており紙ベースの試験が行われたことはない。

試験会場

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  • 札幌、東京23区内、名古屋、大阪、福岡
  • その他、外部受験者を受け入れる、団体特設会場がある

関連項目

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外部リンク

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