猪飼隆明
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猪飼 隆明(いかい たかあき、1944年2月13日[1] - 2024年5月14日)は、日本の歴史学者。大阪大学名誉教授。専門は日本近代史。
来歴
[編集]福井県武生市(現:越前市)出身。1969年京都大学文学部国史学科卒業、同大学院文学研究科博士課程満期退学。熊本大学教養部助教授、教授、大阪大学大学院文学研究科教授。2007年定年退官、名誉教授。
著書
[編集]単著
[編集]- 『西郷隆盛―西南戦争への道』(岩波新書、1992年)
- 『熊本の明治秘史』(熊本日日新聞社、1999年)
- 『ハンナ・リデルと回春病院』(熊本出版文化会館、2005年)
- 『「性の隔離」と隔離政策―ハンナ・リデルと日本の選択』(熊本出版文化会館、2005年)
- 『遅咲きの女たちの遺言―家族史研究会創始のひとたち』(熊本出版文化会館、2006年)
- 『西南戦争―戦争の大義と動員される民衆―』歴史文化ライブラリー(吉川弘文館、2008年)オンデマンド版 2022年 ISBN 9784642756532
編著・共著
[編集]- 『対外観 (日本近代思想大系 12)』芝原拓自、池田正博校注、岩波書店、1988年
- 『熊本県の歴史』松本寿三郎、板楠和子、工藤敬一共著、山川出版社、1999年
- 『西郷隆盛 南洲翁遺訓』角川ソフィア文庫〈ビギナーズ 日本の思想〉、2007年、新版2017年
- 『熊本市の昭和 (写真アルバム) 』武田文男共著、樹林舎、2017年
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』
- ^ “猪飼隆明さん死去 大阪大名誉教授、80歳 幕末の思想家・横井小楠など政治史研究”. 熊本日日新聞. (2024年5月14日) 2024年5月15日閲覧。