海ノ口駅
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海ノ口駅 | |
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駅舎(2021年8月) | |
うみのくち Uminokuchi | |
◄20 稲尾 (1.3 km) (3.4 km) 簗場 18► | |
所在地 | 長野県大町市平海の口[1] |
駅番号 | 19 [報道 1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■大糸線 |
キロ程 | 42.9 km(松本起点) |
電報略号 | ウチ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
16人/日(降車客含まず) -2011年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)9月25日[2][3] |
備考 | 無人駅 |
海ノ口駅(うみのくちえき)は、長野県大町市平海の口にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線の駅である[1]。駅番号は「19」[報道 1]。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)9月25日:国鉄大糸南線の信濃大町駅 - 簗場駅間が開通し、開業[3]。旅客・貨物の取扱を開始[4]。
- 1957年(昭和32年)8月15日:中土駅 - 小滝駅間が開通して全線開通し、大糸線と改称[3]。
- 1959年(昭和34年)7月17日:信濃大町駅 - 信濃四ッ谷駅(現・白馬駅)間を電化[5]。
- 1960年(昭和35年)6月1日:貨物の取扱を廃止[4]。
- 1964年(昭和39年)10月20日:荷物扱い廃止[6]。無人駅となる[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[8]。
- 2014年(平成26年)
駅名の由来
[編集]当駅は内陸部に所在するが、農具川が流れこむ「湖の口」の地に置かれたことから付いた名前である。隣の稲尾駅と同じようにホーム正面から木崎湖が見えるが、木崎湖は近世には「海之口池」と呼ばれていた。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。信濃大町駅管理の無人駅[2]。木造駅舎を有する。
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待合室(2021年8月)
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ホーム(2021年8月)
利用状況
[編集]「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
駅周辺
[編集]その他
[編集]- 2002年にWOWOWで放送されたおねがい☆ティーチャー、およびその続編となるおねがい☆ツインズにおいて木崎湖の周辺が舞台になり、木崎湖の北端にある当駅も登場した[1][10]。そのアニメ内における描写は現実の駅を忠実に再現していた[1]。駅の中には駅ノートがあり、ファンの交流の場にもなっている[1]。
- また2008年には「アニメのなかの大糸線」と題した記念入場券(信濃大町駅・信濃木崎駅・稲尾駅・海ノ口駅の4駅セット)が枚数限定で発売された(但し無人駅のため信濃大町駅にて発売)[新聞 3]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、114頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b 大町市史編纂委員会 『大町市史 第四巻 近代・現代』 大町市、1985年9月1日。
- ^ a b c 『東筑摩郡松本市塩尻市誌 第三巻 現代下』 東筑摩郡・松本市・塩尻市郷土資料編纂会、1965年。
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、210頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 諸河久 松本典久 『JRローカル線』 保育社、1994年。ISBN 978-4586508587
- ^ 「日本国有鉄道公示第504号」『官報』1964年10月16日。
- ^ 「通報 ●大糸線海ノ口駅の駅員無配置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1964年10月16日、1面。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ 長野県統計書(平成22年度版) - 長野県
- ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 36号 松本駅・穂高駅・姨捨駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年4月21日、25頁。
報道発表資料
[編集]- ^ a b 『大糸線に「駅ナンバー」を導入します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道長野支社、2016年12月7日。オリジナルの2016年12月8日時点におけるアーカイブ 。2016年12月8日閲覧。
新聞記事
[編集]- ^ “41人けが、全壊34棟 長野北部地震、余震70回に”. 中日新聞 (中日新聞社). (2014年11月24日)
- ^ “長靴姿で登校、大糸線が一部再開 県神城断層地震”. 中日新聞 (中日新聞社). (2014年11月26日)
- ^ “アニメの舞台をファン向け駅入場券に 長野のJR大糸線”. 朝日新聞 (2008年8月31日). 2013年3月2日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(海ノ口駅):JR東日本