広平府
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広平府(廣平府、こうへいふ)は、中国にかつて存在した府。明代から民国初年にかけて、現在の河北省邯鄲市一帯に設置された。
広平府の中心が置かれたのは、現在の邯鄲市永年区の広府鎮であり、明清代の城郭都市の城壁および街並みがよく保存されている。
1368年(洪武元年)、明により広平路が広平府と改められた。広平府は北直隷に属し、永年・曲周・肥郷・鶏沢・広平・成安・邯鄲・威・清河の9県を管轄した[1]。
清のとき、広平府は直隷省に属し、永年・曲周・肥郷・鶏沢・広平・成安・邯鄲・威・清河・磁州の1州9県を管轄した[2]。