岡垣バイパス
表示
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
岡垣バイパス(おかがきバイパス)は、福岡県遠賀郡岡垣町から同県宗像市に至る、延長約5.3 km(キロメートル)の国道3号バイパスである。
概要
[編集]- 起点:福岡県遠賀郡岡垣町山田(岡垣バイパス東交差点)
- 終点:福岡県宗像市武丸(宗像バイパス起点、福岡方面のみ接続のハーフインターチェンジ)
- 延長:5.3 km
- 規格:第3種第1級
- 設計速度:80 km/h
- 道路幅員:24.5 m - 37.5 m
- 車線幅員:3.5 m
- 車線数:4車線
岡垣町東部、遠賀町との町境にある岡垣バイパス東交差点を起点とし、海老津駅前の岡垣町中心部を通る旧国道3号より北側を通る(旧道は現在、国道指定解除されている)。山田ランプの西で野間高架橋となり、福岡県道288号原海老津線をオーバークロスすると山間部に入り、岡垣トンネル - 上畑高架橋 - 城山トンネルを抜ける。城山トンネルの先、岡垣町と宗像市との境界部で旧道と合流し終点となる。終点側で宗像バイパスと接続する。なお途中区間では他の一般道路と直接交差はしておらず、岡垣町中心部へは町道となっている側道へ下りる必要がある。
開通後長らく暫定2車線であったが、2002年度(平成14年度)より拡幅事業が進められ、北九州市寄りの一部区間が2005年(平成17年)に4車線化されたものの、2011年度に事業が休止された。当該区間は、2011年度に筑紫野バイパスが4車線化されて以降、国道3号の福岡県北九州市門司区片上町から佐賀県鳥栖市の国道34号分岐までの区間で、唯一の暫定2車線区間だった。
2018年度(平成30年度)から、残る宗像市寄りの区間についても4車線化事業が再開され[3]、2024年(令和6年)2月3日に開通[4]。これにより同日、山田ランプ(福岡方面)と野間ランプ(北九州方面)の2つのランプが供用開始された[4][5][6][7]。
起点から宗像側に進んだ下り線沿いに、岡垣簡易パーキングが設置されており、トイレと自動販売機が設置されている。
交差する道路
[編集]- 福岡県道287号岡垣宗像線(現道とは立体交差しており直接は繋がっていない。岡垣バイパスに接続する山田バイパスが整備中。)
- 福岡県道288号原海老津線(現道および整備中の高倉バイパス)
沿革
[編集]- 1974年(昭和49年)12月28日:都市計画決定[3][2]
- 1976年度(昭和51年度):事業化[3]
- 1977年度(昭和52年度):用地買収に着手[2]
- 1978年(昭和53年):着工[3]
- 1989年(平成元年)4月4日:岡垣町野間 - 宗像市武丸間延長3.32 kmが暫定2車線で開通[8]
- 1990年(平成2年) 7月:全線暫定2車線供用[3]
- 1991年度(平成3年度):事業休止[3]
- 2002年度(平成14年度):4車線化事業着手[3]
- 2005年(平成17年)3月30日:東交差点 - 山田ランプ間延長1.3 kmの4車線化供用[3][9]
- 2011年度(平成23年度):4車線化事業休止[3]
- 2018年度(平成30年度):4車線化事業再開[3]
- 2022年(令和4年)7月27日:岡垣バイパス東交差点改良[10]
- 2023年(令和5年)10月3日:6時に岡垣町山田 - 宗像市武丸間の上り線を、新設されるトンネルおよび高架橋に移設、対面通行区間の解消(片側1車線)[11]
- 2024年(令和6年)2月3日:山田ランプ - 宗像市武丸間延長4.0 kmの4車線化供用開始し全線完成4車線供用開始、併せて山田ランプ(福岡方面)及び野間ランプ(北九州方面)の供用開始[4]。
車線・最高速度
[編集]区間 | 車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 |
---|---|---|
岡垣バイパス東交差点 - 宗像市武丸 | 4=2+2 | 60 km/h |
脚注
[編集]- ^ “国道3号 岡垣バイパス” (PDF). 国土交通省九州地方整備局北九州国道事務所 (2024年1月). 2024年9月21日閲覧。
- ^ a b c “国道3号 岡垣バイパス(延長5.3km)”. 国土交通省九州地方整備局北九州国道事務所. 2024年9月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “平成30年度 新規事業候補箇所説明資料 一般国道3号 岡垣バイパス” (PDF). 国土交通省九州地方整備局道路部 (2018年3月13日). 2024年9月21日閲覧。
- ^ a b c 『国道3号岡垣バイパスが令和6年2月3日(土)16時に開通します。 〜北九州市と福岡市を結ぶ国道3号の最後の2車線区間が4車線になります〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省九州地方整備局 北九州国道事務所、2023年11月17日 。2023年11月17日閲覧。
- ^ 国道3号岡垣バイパス開通式典 5年をかけ実現 宗像経済新聞、2024年2月6日、2024年9月20日閲覧。
- ^ 国道3号「北九州~福岡すべて4車線化」達成へ! 山越え区間「岡垣バイパス」33年越し念願のボトルネック解消 乗りものニュース、2023年11月20日、2024年9月20日閲覧。
- ^ 福岡の大動脈ついに「100km4車線」に! 国道3号の“ボトルネック”2月に解消 岡垣バイパスが4車線化 くるまのニュース、2023年11月22日、2024年9月20日閲覧。
- ^ 「資料室」『地図情報』第9巻第1号、地図情報センター、1989年6月、33頁、2024年9月21日閲覧。
- ^ 『国道3号岡垣バイパスの4車線部分供用について~「岡垣町山田-山田ランプ」間(L=1.3km)の4車線化が完了』(PDF)(プレスリリース)国土交通省九州地方整備局北九州国道事務所、2005年3月24日 。2024年9月21日閲覧。
- ^ 『岡垣バイパス東交差点の形状が変わります!!〜左折レーン整備 完了のお知らせ〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省九州地方整備局北九州国道事務所、2022年7月22日 。2024年9月21日閲覧。
- ^ 『国道3号岡垣バイパスの通行車線が変更となります(お知らせ)』(pdf)(プレスリリース)北九州国道事務所、2023年9月15日 。2023年9月28日閲覧。