室蘭駅
室蘭駅 | |
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駅舎(2017年7月) | |
むろらん Muroran | |
◄M35 母恋 (1.1 km) | |
所在地 | 北海道室蘭市中央町4丁目5-1[JR北 1] |
駅番号 | ○M36 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■室蘭本線 |
キロ程 | 7.0 km(東室蘭起点) |
電報略号 | ムロ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
631人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)7月1日[1] |
備考 |
室蘭駅 | |
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むろらん Muroran | |
(1.4 km) 西室蘭► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 室蘭本線(貨物支線) |
キロ程 | (岩見沢駅起点) |
駅構造 | 1面2線 |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)5月10日 |
廃止年月日 | 1985年(昭和60年)3月14日 |
室蘭駅(むろらんえき)は、北海道室蘭市中央町4丁目[JR北 1]にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線(支線)の駅で、室蘭支線の終着駅。駅番号はM36。電報略号はムロ[2]。事務管理コードは▲130354[3]。
歴史
[編集]- 1891年(明治24年)2月:北海道炭礦鉄道がエトスケレップに仮桟橋を400メートル設置[注 1]。鉄道機材陸揚[4]。
- 1892年(明治25年)
- 1893年(明治26年)10月1日:日本郵船が青森港 - 函館港 - 室蘭港の3港連絡定期航路を開設[注 5]。
- 1897年(明治30年)7月1日:2代目・室蘭駅移転開業。仏坂下に停車場および駅舎(初代駅舎)設置[注 6][7][8]。
- 1898年(明治31年) 上期:機関車庫が新設。それまでは輪西駅の設備を流用[注 7]。
- 1903年(明治36年):同構内の海岸町に貨物駅が置かれ、仏坂下の2代目・室蘭駅が旅客駅となる。
- 1904年以前:駅名読みを「むろらん」に変更[注 3]。
- 1904年(明治37年)
- 1906年(明治39年)
- 1911年(明治44年)11月:石炭船積用の高架桟橋(長さ579メートル、満潮水面高19メートル、幅上部17メートル)を設置[4][9]。
- 1912年(明治45年/大正元年):海岸町内で駅舎移転新築(現在の旧室蘭駅舎・3代目駅舎[新聞 1])。
- 1913年(大正2年)6月2日:室蘭機関庫を設置(北海道鉄道管理局の事務上制定)。
- 1914年(大正3年)11月:扇形機関庫を新設。
- 1915年(大正4年)4月1日:青蘭定期航路から日本郵船が撤退し、室蘭有志の陳情により北日本汽船会社の運用に変更[注 9]。
- 1934年(昭和9年)12月7日:第1期水陸連絡設備工事が竣工。陸上高架桟橋、1号・2号貯炭場、トランスポーター(橋形クレーン)、ローダー等石炭船積設備を設置[11]。
- 1936年(昭和11年)
- 1950年(昭和25年)2月10日:室蘭客貨車区を設置。
- 1953年(昭和28年)4月27日:中央埠頭(市営)への引込線増設(中央埠頭拡張整備の一環)。
- 1959年(昭和34年)3月31日:第2期水陸連絡設備工事が竣工。高架桟橋跡にドルフィン及び3号貯炭場設置[11]。
- 1960年(昭和35年)5月10日:当駅 - 西室蘭駅間の貨物支線(公共臨港線)が開業。
- 1969年(昭和44年)11月:石炭貨物の取り扱いを廃止[11]。
- 1970年(昭和45年)11月20日:室蘭客貨車区を廃止。
- 1971年(昭和46年):石炭荷役機械設備撤去が完了[11]。
- 1977年(昭和52年)7月22日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1979年(昭和54年)3月:3代目駅舎が改修[新聞 2]。
- 1982年(昭和57年)3月9日:構内石炭埠頭跡地を売却。
- 1985年(昭和60年)3月14日:当駅 - 西室蘭駅間の貨物支線が廃止。荷物の取り扱いを廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[1]。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年):旧駅舎が室蘭市に譲渡され、観光協会が入居[新聞 1]。
- 1999年(平成11年)7月:旧駅舎が国の「登録有形文化財」登録[16]。
- 2001年(平成13年)4月1日:駅業務を「日交観北海道」(現在の北海道ジェイ・アール・サービスネット)に委託[新聞 3]。
- 2008年(平成20年)4月30日:キヨスクが閉店。
- 2009年(平成21年)3月15日:売店がオープン[新聞 4]。
- 2010年(平成22年)10月:旧駅舎が「準鉄道記念物」に指定[新聞 5]。
- 2019年(令和元年)5月:旧駅舎を含む「炭鉄港」が日本遺産に認定される[新聞 1]。
- 2020年(令和2年)9月30日:売店が閉店となる[17]。
- 2024年(令和6年)
駅名の由来
[編集]駅構造
[編集]無人駅である[19][新聞 3]。話せる券売機が設置されている[JR北 3][JR北 2]。夜間滞泊は設定されていない。当駅から東室蘭駅間に回送列車がある。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | ■室蘭本線 | 東室蘭・札幌方面 |
-
1番線の車止め(2007年10月)
-
母恋方面を望む(2007年10月)
-
駅名標(2017年9月)
-
ホーム(2017年9月)
-
改札口(2017年9月)
-
駅舎内(2007年7月)
-
駅舎外観と駅前広場(2007年6月)
利用状況
[編集]『室蘭市統計書』によると、近年の年度別乗車人員の推移は以下のとおりである。
年度 | 乗車人員 (千人) |
乗車人員 (一日平均) |
出典 |
---|---|---|---|
2011年(平成23年) | 225 | 615 | [20] |
2012年(平成24年) | 220 | 603 | |
2013年(平成25年) | 215 | 589 | |
2014年(平成26年) | 212 | 581 | |
2015年(平成27年) | 211 | 577 | |
2016年(平成28年) | 223 | 611 | [21] |
2017年(平成29年) | 226 | 619 | |
2018年(平成30年) | 228 | 625 | [22] |
2019年(令和元年) | 231 | 631 |
駅弁
[編集]2017年(平成29年)ごろまでは、主な駅弁として下記を販売していた[23]。
駅周辺
[編集]室蘭市の行政機関や文化施設が集積している。むろらん広域センタービル(胆振総合振興局、室蘭市役所広域センタービル庁舎、室蘭信用金庫本店、北洋銀行室蘭中央支店など)は徒歩約4分、室蘭市役所本庁舎、入江運動公園(陸上競技場、温水プール、総合体育館など)、北斗文化学園インターナショナル調理技術専門学校は徒歩約5分、室蘭地方合同庁舎、室蘭八幡宮、室蘭市文化センター(室蘭市民美術館併設)、NHK室蘭放送局は徒歩約10分、北海道立総合研究機構栽培水産試験場、室蘭港フェリーターミナルは車で約5分、測量山は車で約10分、絵鞆岬は車で約15分に位置している。また、北海道室蘭清水丘高等学校、市立室蘭水族館や道の駅みたら室蘭への最寄駅になっている。最寄りのバス停は道南バス、北海道中央バス(高速むろらん号)「室蘭駅前」「市役所北」停留所[24][25][26]。なお、札幌市などの道央圏、函館市など道南との鉄道アクセスにおいて室蘭市の玄関となるのは、特急列車が停車する東室蘭駅である[27]。
旧駅舎
[編集]現駅から北西に約600メートル離れた3代目駅舎は、観光案内所があるほか、鉄道関連の備品が展示されている。前は高速バス停留所となっているほか、隣接地の公園には2019年(令和元年)に蒸気機関車が設置された[新聞 1]。
3代目駅舎は1912年(明治45年)に建設された木造2階建ての寄棟造りの建物で、1997年(平成9年)まで使用された[28]。屋根や白壁の外観は明治期の洋風建築を残しており、外回りは入母屋風で雁木造になっている[28]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『北海南門之鎖鑰』(明治27年)、『室蘭大観』(明治42年)などでは「イトツケレップ」としているが、ここでは『北海道炭礦汽船70年史』『北海道鉄道百年史』の記述に従う。
- ^ 当時「室蘭」は「モロラン」と読んだ(『日本法令索引(明治前期編)ヨミガナ辞書』2007年 国立国会図書館出版(国立国会図書館デジタルコレクション)。
- ^ a b 逓信省鉄道局出版『大日本鐡道線路全圖』の1899年版 国会図書館DCではまだ「モロラン」だが、1904年版 国会図書館DCから「ムロラン」になっている。
- ^ 海軍省から鎮守府予定地指定や軍港指定を受ける以前の1889年(明治22年)に、北海道庁から派遣されたイギリス人の港湾技師C.S.メークにより、①要求されている年間最低60万トンの石炭搬出のためには非常に大規模な設備を要するため、市街地ではその土地を求めるのが困難であること。②市街にまっすぐ向かうには2つのトンネルが必要となり、その費用が節約できること。以上から、「エトスケレップとして知られている岬の近くで鉄道を終点とするのが鉄道技師の意向であるように思われます。」と上申している。加えて、北海道炭礦鉄道は運炭が主業務であり旅客扱いは「副次的」(『北海道炭礦汽船70年史』)であったことから、エトスケレップに室蘭駅を設けたのは、軍港指定により変更したのではなく当初からの計画であった。
- ^ 一応、船車連帯輸送ではあったが、連絡船用の艀桟橋は海岸町にあったので、輪西の初代・室蘭駅までは徒歩や馬車での移動で時間や手間がかかり不便であった。
- ^ なお、これまでの初代・室蘭駅は輪西駅(現在の東室蘭駅の事であり、のちにほぼ同位置に現在の輪西駅開設)と改称[4]。
- ^ 『北海道炭礦鉄道会社 第十八回営業報告』。流用に関しては外部リンク:「明治30年5月15日 北海道炭鉱鉄道株式会社室蘭延長線の内室蘭停車場等を仮に建設し運輸営業開始の件」P9 文中但し書き参照。のちに輪西駅の機関車庫1棟は白老駅へ移設。
- ^ 輪西駅 - 室蘭駅間 2M45Cから2M71Cへマイル改程(約+0.52キロメートル)。『鉄道局年報』明治36年度および明治37年度より。
- ^ 駅付属の船車連絡待合所は後に民間に売却され、1928年(昭和3年)に道路を隔てた向かい側に移転した。また、鉄道院は自前の青函航路の連帯輸送を優先させ、青蘭航路の連帯輸送に制限を加えた[10]
- ^ 以前は輪西駅付近に所在した旧輪西支店であったが、室蘭支店旧所在地にブランチインブランチで移転し、その後室蘭支店が中島町に移転して単独店舗となったため、現店舗名に変更した。
出典
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、857頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、226頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g 『北海道炭礦汽船70年史』昭和33年発行
- ^ 『日本鉄道一覧表 明治27年6月調』1894年11月 逓信省鉄道局出版(国立国会図書館デジタルコレクションのローマ字表記による。
- ^ 『新室蘭市史』第3巻 p.118、川瀬善一編著『室蘭港實地繪圖』明治25年10月発行等。
- ^ “室蘭市/室蘭市のあゆみ”. 室蘭市. 2024年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ 拓殖務省通達「停車場設置」『官報』1897年07月10日 (国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 札幌鉄道局『沿線炭礦要覧』昭和12年発行
- ^ 『新室蘭市史』第2巻 昭和58年発行 p.434。
- ^ a b c d 『札幌工事局70年史』昭和52年発行
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、78頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 『JR時刻表』1997年10月号
- ^ “室蘭の観光 駅舎もPR*あす開業”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1997年9月30日). 2017年9月29日閲覧。
- ^ “きょうから10月*室蘭見つめ85年 木造駅舎が引退”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1997年10月1日). 2017年9月29日閲覧。
- ^ 室蘭市旧室蘭駅舎 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ “室蘭駅売店、閉店いたしました”. 母恋めし本舗 (2020年12月6日). 2021年1月19日閲覧。
- ^ “JR北海道、室蘭駅を10月から無人化 初代駅舎の開業から130年”. 朝日新聞デジタル. (2024年9月19日) 2024年9月19日閲覧。
- ^ “直営店舗および受託駅一覧 | 会社概要 | 株式会社北海道ジェイ・アール・サービスネット”. 北海道ジェイ・アール・サービスネット (2024年9月2日). 2024年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ “9.運輸・通信” (PDF). 『平成27年度版 室蘭市統計書』. 室蘭市. p. 88 (2016年12月). 2020年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月24日閲覧。
- ^ “9.運輸・通信” (PDF). 『平成29年度版 室蘭市統計書』. 室蘭市. p. 88 (2019年3月). 2020年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月22日閲覧。
- ^ “9.運輸・通信” (PDF). 『令和元年度版 室蘭市統計書』. 室蘭市. p. 84 (2021年3月). 2021年12月31日閲覧。
- ^ 『JR時刻表 2017年3月号』交通新聞社、2017年、683頁。
- ^ “室蘭駅前”. NAVITIME. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “室蘭駅前 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “市役所北(室蘭市)”. NAVITIME. 2019年10月13日閲覧。
- ^ 交通アクセス 室蘭の観光情報サイト「おっと!むろらん」(2020年7月11日閲覧)
- ^ a b 基礎資料 歴史遺産の概要 北海道空知総合振興局、2022年1月24日閲覧。
JR北海道
[編集]- ^ a b c 『駅の無人化について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2024年9月2日。オリジナルの2024年9月2日時点におけるアーカイブ 。2024年9月2日閲覧。
- ^ a b “指定席券売機/話せる券売機|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2024年3月17日閲覧。
- ^ a b “JR北海道のおもな駅 | 駅・鉄道・観光 | JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2024年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ “室蘭 | 駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)| 鉄道・きっぷ | JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2024年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
新聞記事
[編集]- ^ a b c d 「【わがマチ イチ押し】旧室蘭駅舎(室蘭市)木造駅舎憩いの空間」『読売新聞』2020年7月10日、朝刊、北海道面。
- ^ 「大改修工事おわる」『交通新聞』交通協力会、1979年4月20日、2面。
- ^ a b 「JR北海道が5駅業務委託」『交通新聞』交通新聞社、2001年3月19日、1面。
- ^ 「駅弁、特産品、室蘭銘菓…JR室蘭駅に売店復活」『室蘭民報』室蘭民報社、2009年3月16日。オリジナルの2017年10月15日時点におけるアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ 「JR北海道が旧室蘭駅舎を準鉄道記念物に指定」『室蘭民報』室蘭民報社、2010年10月14日。オリジナルの2016年10月13日時点におけるアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
参考資料
[編集]- 室蘭市旧室蘭駅舎 - 北海道文化資源DB
- 函館市中央図書館デジタル資料館より明治・大正・昭和初期の室蘭駅
- 御崎の桟橋 明治 初代室蘭駅から伸びていた北海道炭礦鉄道の石炭積出用桟橋で、右の島の名前からエトスケレップ桟橋と呼ばれていた。鉄道国有化後には北海道炭礦汽船所有の自社石炭船積埠頭として使用され、系列会社の日本製鋼所も利用した。
- 海岸町の駅舎(2代目)と駅前(移転改築前)明治 右は船車連絡待合所。
- 同上(上方より俯瞰)明治
- 室蘭駅構内(扇形車庫建設前)明治 中央左手正面が移築前の室蘭駅駅舎とカーブ状のホーム、その右の黒い建屋が貨物駅。旧機関車庫は右手平屋、手前に炭水所と転車台が設置されている。初代の駅舎とホームは、仏坂トンネルに近いこの炭水所の位置に置かれていた。
- 海岸町の駅舎(3代目)と駅前(移転改築後)大正 西室蘭へ貨物線を延伸するために、駅前通りに正対するように直されている。
- 同上(上方より俯瞰)昭和初期 西室蘭方に線路が伸ばされ、埠頭寄りの貨物駅へは踏切の他に歩道橋が設置されていて、丁度そこを機関車が通り抜けている。
- 扇形車庫建設中 大正初頭
- 高架桟橋建設中 明治末
- 高架桟橋 大正
- 室蘭駅構内貯炭場と繋船岸壁及び橋形クレーンとそれに重なって正面奥に高架桟橋 昭和10年頃
- 室蘭駅構内 昭和初期
- 西室蘭方面の倉庫に伸びる貨物線 大正 右は主に木材を扱っていた駅舎裏手の拓殖(拓計)埠頭で、後の中央埠頭。
- 「明治28年2月 逓信大臣黒田清隆発陸軍大臣西郷従道宛照会書及び陸軍少佐児玉源太郎発西郷従道宛回答書「炭鉱鉄道線路延長の件」
添付図に初代室蘭駅(図中「室蘭仮停車場」と記載)と構内配線及びエトスケレップ桟橋の詳細位置、延長先の埋立及び新桟橋計画図(ただし2代目室蘭駅の位置は記されていない)。国立公文書館デジタルアーカイブ。 - 「明治30年5月15日 北海道炭鉱鉄道株式会社室蘭延長線の内室蘭停車場等を仮に建設し運輸営業開始の件」 P14-21に「室蘭延長線室蘭停車場之図」仏坂下の2代目室蘭駅計画図。国立公文書館デジタルアーカイブ。
- 鉄道国有始末一斑 逓信省 明治42年発行、明治39年の国有化にあたっての調査報告書。P113-116に仏坂下から海岸町へ移転した後の構内配線図。ホームは頭端櫛型だが片側がカーブ状になっていて配線上から旅客扱いは反対側片面だけ使用と推定される。その道路側に留置線1本も認められる。後に駅舎の位置が変わり、頭端部が開いて西室蘭側に突き抜けた。国立国会図書館 近代デジタルライブラリー。
- 室蘭市街之図 明治44年 輪西駅-室蘭駅までの敷設状況が記載。高架桟橋はまだできておらず、石炭船積みに御崎のエトスケレップ桟橋が重要な役割を果たしていた事がわかる。国立国会図書館 近代デジタルライブラリー。
- 工都室蘭 1934年(昭和9年) 石炭積出設備が増強された頃の室蘭鳥瞰図。北海道立図書館 北方資料デジタル・ライブラリー。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 室蘭|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company