夢・音楽館
夢・音楽館(ゆめ おんがくかん)は、2003年4月1日から2005年3月10日NHKデジタル衛星HV[1]で放送された日本の音楽番組である。番組時間は30分で、NHK総合[1]では2003年4月3日から放送された。
概要
[編集]毎週1 - 4組のアーティストがゲストとして登場し、館主・桃井かおりとトークを繰り広げ、歌を披露した[2]。NHKデジタル衛星HVでは初回のみ午後5:20に番組が始まり第2回以降は午後2時台に放送。2005年3月8日に放送終了している。2003年4月16日から放送を始めたNHK衛星第2テレビジョン[1]では午後2時台に放送を続け、2005年3月16日最終回。総合テレビはカラー放送、映像アスペクトはノーマル、ステレオモードである。午後11時台に行われ、2004年12月16日まで。2004年7月29日から翌年1月27日まではデジタル総合1に移った。
第1回放送のゲストは、甲斐よしひろとキンモクセイ。 後継番組として中村雅俊がMCを務める「音楽・夢くらぶ」がNHKデジタル衛星ハイビジョンで放送された。
終了10年以上後にチャンネル銀河で放送された。
出演者
[編集]- 桃井かおり(館主)
- イッセー尾形(館主代理)
- 中村雅俊(館主代理)
- 桃井が映画撮影のため渡米した間、2004年10月から2005年2月初めの放送分はこの二人が交代で司会を務めた。
ゲスト
[編集]- 2003年 NHKデジタル衛星ハイビジョン、NHK総合、NHK衛星第2テレビジョン[1]
4月 甲斐よしひろ、キンモクセイ[注 1]; 鈴木雅之、和田アキ子[注 2]; Char、小柳ゆき; 葉加瀬太郎、一青窈、柴田淳[注 3]
5月 長渕剛; 森山良子、BEGIN[4]; 石井竜也、skoop on somebody、渡辺真知子; 宇崎竜童、中西圭三; 中村雅俊、ゴーイング・アンダー・グラウンド
6月 高橋真梨子; 綾戸智絵、原信夫とシャープス&フラッツ[4]; 上田正樹、杏子[4]; 渡辺貞夫、SING LIKE TALKING
7月 クレイジーケンバンド、オリジナル・ラヴ; 海援隊、山本潤子; 杏里、押尾コータロー[4] 8月 岩崎宏美、寺井尚子
9月 ハウンド・ドッグ、小柳ゆき; 五輪真弓、クミコ[4]; 加藤登紀子、夏川りみ; 世良公則、野村義男
10月 THE ALFEE、かまやつひろし; 吉田美奈子、Lyrico; 矢沢永吉; 矢沢永吉スペシャル (2)
11月 ケイコ・リー、SING LIKE TALKING[4][注 4]; 石川セリ、CHARA; 忌野清志郎、ザ・ゴールデン・カップス
12月 谷村新司、鈴木聖美、Gackt
- 2004年 NHKデジタル衛星ハイビジョン、NHK総合、NHK衛星第2テレビジョン[1]
1月 Char、工藤静香[注 5]; 大貫妙子、Bird; 白鳥英美子、太田裕美; 南佳孝、マリーン
2月 大橋純子、小林桂; ジョー山中、もんたよしのり; 原田真二、古内東子; 宮沢和史、オルケスタ・デ・ラ・ルス
4月 PUFFY、鈴木雅之、藤井隆; 大黒摩季、TOKU; 南こうせつ、キンモクセイ
5月 亀渕友香、ザ・ボイス・オブ・ジャパン (VOJA) 、SAKURA、CORE OF SOUL; 小椋佳、コブクロ、チェン・ミン、白鳥マイカ; 一青窈、coba; ハウンド・ドッグ、大西ユカリ
7月 小曽根真、BEGIN; スターダスト・レビュー、Skoop On Somebody、上戸彩; KONISHIKI、GONTITI[注 6]
8月 (なし)
9月 夏川りみ、古謝美佐子; 宇崎竜童、辛島美登里; ゆず[4]; アルベルト、パパイヤ鈴木、Lyrico; 杏里、角松敏生
10月 Vo Vo Tau、a.mia、一十三十一; ムーンライダーズ、島谷ひとみ; 上原ひろみ、矢野顕子、イッセー尾形 (司会); ケイコ・リー、鈴木雅之、イッセー尾形 (司会)
11月 中島美嘉、小沼ようすけ、イッセー尾形 (司会); 忌野清志郎、田島貴男 (オリジナル・ラヴ)[9]、中村雅俊 (司会)[4]; 小椋佳、ゴスペラーズ、中村雅俊 (司会); 平原綾香、久石譲、イッセー尾形 (司会)
12月 DREAMS COME TRUE、中村雅俊 (司会); 矢井田瞳、アコースティック・パーシャ、中村雅俊 (司会)
- 2005年 NHKデジタル衛星ハイビジョン、NHK衛星第2テレビジョン[1]
1月 岩崎宏美、岡本真夜、西村由紀江、中村雅俊 (司会); さだまさし、岡村孝子[10]、イッセー尾形 (司会); 鈴木聖美、Crystal Kay、イッセー尾形 (司会); ソング・フォー・メモリーズ、クミコ[11]、イッセー尾形 (司会)[注 7]
2月 吉川晃司、寺井尚子、イッセー尾形 (司会); 五輪真弓、ティンクティンク; 槇原敬之[4]; Gackt、渡辺香津美
3月 渡辺真知子、稲垣潤一; 東京スカパラダイスオーケストラ、CHEMISTRY、リナ・パーク
脚注
[編集]注
[編集]- ^ NHK で2003年4月1日放送。曲目=HERO (ヒーローになる時、それは今); 二人のアカボシ; 漂泊者 アウトロー; 同じ空の下で; 花、太陽、雨[3]。
- ^ 第2回放送分より、一部の回をNHKアーカイブスで公開している[4]。
- ^ NHKで 2003年4月22日放送。曲目=もらい泣き; 隣の部屋; 風の子供たち; 大家 (ダージャー); ため息[5]。
- ^ NHK で2003年11月13日放送。曲目=New York State Of Mind~ニューヨークの想い~; The Moment of Love; 離れずに暖めて; The Wonder of Love; Hello[6]。
- ^ Char率いるバンドのメンバーは澤田浩史 (ベース)、嶋田吉隆 (ドラムス)。曲目=嵐の素顔; 慟哭; Smoky; 黄砂に吹かれて; Save It For A Rainy Day[7]。
- ^ NHK で2004年7月29日放送。曲目=KAIMANA・HILA; SANOE; My Favorite Things; IF; cora; 動物達集まる-Hilo-[8]。
- ^ 2005年01月27日分はデジタル総合1で放送[1]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g “NHKクロニクル 保存番組 夢・音楽館”. NHK. 2018年2月5日閲覧。
- ^ NHK放送文化研究所 『NHK年鑑2004』日本放送出版協会、2004年10月31日、187頁。
- ^ “夢・音楽館#1 (甲斐よしひろ、キンモクセイ)”. チャンネル銀河. 2018年2月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “「番組リスト」2018年2月版”. NHKアーカイブス番組公開ライブラリー (NHK): 198-199 2018年2月5日閲覧。.
- ^ “夢・音楽館#2 (葉加瀬太郎、柴田淳、一青窈)”. チャンネル銀河. 2018年2月5日閲覧。
- ^ “夢・音楽館#18”. J:COM (チャンネル銀河 Ch.553) (2018年2月7日). 2018年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月5日閲覧。
- ^ Tactful Warlus. “2004年 1月 8日(木) Char NHK「夢音楽館」放送”. 2018年2月5日閲覧。
- ^ “夢・音楽館#17”. J:COM (チャンネル銀河 Ch.553) (2018年2月7日). 2018年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月5日閲覧。
- ^ “忌野清志郎「夢・音楽館」他、特選ライブラリー配信-NHKオンデマンド” (2009年6月5日). 2018年2月5日閲覧。
- ^ “ディスコグラフィ「岡村孝子」銀色の少女”. ソニーミュージック. 2018年2月5日閲覧。
- ^ “2003年9月11日(木) NHK「夢・音楽館」出演!!”. 茶目子日報 縮刷版. 2018年2月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- 「夢・音楽館」バックナンバー NHK公式サイトのアーカイブ
- 夢・音楽館 - NHK放送史