日本トランスオーシャン航空
日本トランスオーシャン航空株式会社(にほんトランスオーシャンこうくう、英: Japan Transocean Air Co.,Ltd.)は、沖縄県那覇市に本社を置く日本の航空会社である。旧社名は南西航空株式会社(なんせいこうくう)。日本航空 (JAL) グループの一企業で、日本航空株式会社、沖縄県等が株主の第三セクター企業である。航空連合「ワンワールド」に加盟する。
日本トランスオーシャン航空・琉球エアーコミューター本社が入居する那覇バスターミナル | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | JTA |
本社所在地 |
日本 〒900-0027 沖縄県那覇市泉崎1-20-1 カフーナ旭橋A街区 3階 北緯26度12分40.6秒 東経127度40分37.5秒 / 北緯26.211278度 東経127.677083度座標: 北緯26度12分40.6秒 東経127度40分37.5秒 / 北緯26.211278度 東経127.677083度 |
設立 | 1967年(昭和42年)6月20日 |
業種 | 空運業 |
法人番号 | 3360001001727 |
事業内容 |
定期航空運送事業及び不定期航空運送事業 航空機整備事業 その他の事業[1] |
代表者 | 野口望(代表取締役社長執行役員)[1] |
資本金 | 45億3720万円[1] |
売上高 |
189億1069万2000円 (2022年3月期)[2] |
営業利益 |
△75億1390万7000円 (2022年3月期)[2] |
経常利益 |
△74億9312万7000円 (2022年3月期)[2] |
純利益 |
△52億6656万0000円 (2022年3月期)[2] |
純資産 |
365億3859万6000円 (2022年3月31日現在)[2] |
総資産 |
527億5870万8000円 (2022年3月31日現在)[2] |
従業員数 | 802名(2022年3月31日現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 日本航空 72.8%[3] |
主要子会社 |
琉球エアーコミューター 74.5%[4] JALJTAセールス 83.3%[5] |
関係する人物 | 青木誠(元社長) |
外部リンク | https://jta-okinawa.com/ |
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法人番号 | 3360001001727 | |||
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設立 | 1967年6月20日[1] | |||
ハブ空港 | 那覇空港 | |||
マイレージサービス | JALマイレージバンク | |||
会員ラウンジ | サクララウンジ | |||
航空連合 | ワンワールド | |||
親会社 | 日本航空 | |||
保有機材数 | 14機[1] | |||
就航地 | 10空港[1] | |||
本拠地 | 沖縄県那覇市泉崎1-20-1 カフーナ旭橋A街区3階[1] | |||
代表者 | 野口望 (代表取締役 社長執行役員)[1] | |||
外部リンク | https://jta-okinawa.com/ |
概要
編集1958年、那覇と先島諸島の宮古、石垣の各空港を結ぶ[注 1]琉球航空運輸株式会社が米軍施政権下におかれた沖縄県で設立された。1967年、琉球航空に日本航空が出資し南西航空株式会社が設立された[8]。南西航空は設立時に離島6路線を加え[9]、以後、沖縄本島の那覇空港から離島を結ぶ路線を中心に運航する。1993年、現・商号に変更。
なお、かつて米国に存在したトランスオーシャン航空 (Transocean Airlines) や、当社の英文旧社名 (Southwest Air Lines) とほぼ同名の米国に現存するサウスウエスト航空(Southwest Airlines)とは直接的な関係はない。
同社のIATAコードは同社子会社である琉球エアーコミューター(RAC)においても使用される場合がある。JALマイレージバンクの搭乗履歴に表示されるRACの2レターコードは、親会社であるJTAのIATAコードである「NU」となる。また、JALグループや同社と連帯運送契約を締結している全日本空輸(ANA)のチェックインカウンターで発行された手荷物タグに表示される2レターコードも「NU」となる。(2019年のJALグループ旅客サービスシステム更新前までは、JALグループで発行される手荷物タグの2レターコードが「RC」と表記されていた。)
JALグループ各社はJAL・J-AIR・JAC・HACの4社においては運航全便にて運送の共同引き受けを実施し、便名をJAL便に統一しているが、JTA・RACの2社はJTA・RAC間を含むJALグループ各社間で運送の共同引き受けを実施していない。なお、JTAでは2021年3月28日より、一部の便にてJALとの運送の共同引受を開始したことに伴い、当該便はJAL便として運航している[10]。
RACの便名の数字は700番台・800番台となっており、JTAと便名の数字が重複することはないが、JAL・JTA両社運航便については便名の数字が重複するケースが多いことから[11]、JAL国内線時刻表にも両社運航便には同数字の便名が存在することへの注意喚起の記述が見られる[12]。
また、同社は経済産業省によって2018年から2024年度まで連続で健康経営優良法人(ホワイト500)に認定されている[13][14]。
沿革
編集南西航空 (SWAL) 時代
編集- 1967年
- 1968年
- 1972年
- 1973年
- 1974年
- 7月26日:(旧)多良間空港開港により、宮古 - 多良間 - 石垣線 開設。
- 8月:南大東空港が国の航空法適用により滑走路が800mでの供用開始となり、DHC-6のみの運航となる。
- 1975年
- 1976年
- 1978年
- 1979年
- 1980年
- 1982年
- 8月26日:那覇発石垣行きの611便(ボーイング737-200、機体記号 JA8444)が石垣空港でオーバーラン事故を起こす。→詳細は「南西航空石垣空港オーバーラン事故」を参照
- 8月26日:那覇発石垣行きの611便(ボーイング737-200、機体記号 JA8444)が石垣空港でオーバーラン事故を起こす。
- 1985年
- 11月23日:のちに子会社となる琉球エアーコミューター (RAC) 設立。
- 1986年
- 1987年
- 1988年
- 3月11日:那覇 - 岡山線 開設(松山線に次ぐ2路線目の本土路線)。
- 1989年
- 7月22日:那覇空港以外では初の県外路線となる東京/羽田 - 宮古線(直行便) 就航(ボーイング737-200)。
- 1990年
- 7月21日:東京/羽田・那覇 - 宮古線にボーイング767-300を日本航空 (JAL) からのウェットリースという形で投入(8月31日までの夏季限定、以降毎年7月後半から8月に投入)。
- 1991年
- 1992年
- 4月24日:那覇 - 名古屋線をJALから一部移管(1993年1月から完全移管、1995年5月10日に再びJALに移管。2009年2月から石垣発名古屋/中部行きの経由便として運航再開)、初の沖縄県を発着しない路線となる名古屋 - 山形線を就航[16](1995年5月10日にJALに移管)。またボーイング767-300をこの年に限り1年間JALからリースで投入( - 1993年4月7日、5月中旬からはSWAL塗装での運航)。
- 11月16日:DHC-6就航路線 全路線を子会社の琉球エアーコミューターに移管(移管対象路線:那覇 - 南大東線・北大東線・粟国線、宮古 - 多良間 - 石垣線、石垣 - 波照間線)。
- 1993年
- 4月8日:これまでのボーイング767-300に替わり、ボーイング767-200が投入( - 1995年、JALからのリース、塗装が現社名塗装となる)。
- 4月22日:那覇 - 鹿児島線 就航(1970年代から検討してようやく実現したが2001年3月で運休、2006年2月からJALで運航再開するも2007年3月で運休)。
日本トランスオーシャン航空 (JTA) 時代
編集- 1993年
- 1994年
- 7月22日:最新機種のボーイング737-400を導入。那覇 - 宮古線に投入(以後各路線に投入)。
- 9月4日:大阪/関西 - 石垣線 就航(石垣発大阪/関西行きは、給油のため宮古経由の運航)。
- 1995年
- 4月:ボーイング737-400のJALへのウェットリース開始(同社が同機種を導入したため)。
- 1996年
- 9月20日:日本アジア航空 (JAA) とのウェットリースによる石垣 - 台北/桃園線のチャーターフライト運航。
- 1997年
- 4月15日:那覇 - 与論線を子会社の琉球エアーコミューターに移管(同社の最新機種DHC-8-Q100導入に伴うもの、機材もYS-11から変更)。
- 7月18日:久米島空港の滑走路が2,000mへ延長されジェット化に伴い、那覇 - 久米島線がこれまでのYS-11に代わって同空港初のジェット旅客機となるボーイング737-200での運航となる。また同時に東京/羽田 - 久米島線 就航( - 9月、以降1998年 - 2006年までは6月 - 9月、2007年以降は7月中旬 - 9月の季節限定運航となる。また2007年以降は久米島発は那覇経由となる)。
- 8月1日:東京/羽田 - 那覇線 就航(当社初の国内幹線路線の就航、最終便のみだが10月 - 翌年5月には那覇発のみ午前便が増便)。
- 1998年
- 10月1日:那覇 - 高知線 就航(松山線と交互で週3日の運航、2009年2月で運休)。
- 1999年
- 2001年
- 4月1日:福岡 - 那覇線 就航(JALの一部を移管)。那覇 - 福島線をJALから移管・就航(2009年2月で運休)。
- 2002年
- 2003年
- 2006年
- 3月16日:那覇 - 北九州線 就航(2010年5月5日で運休)。
- 2007年
- 2008年
- 7月1日:神戸 - 那覇線を全便JALより移管(一部はJAL機材・乗務員によるJTA便としてウェットリース運航)。東京/羽田 - 那覇線 深夜便運休。
- 2009年
- 2月1日:名古屋/中部 - 石垣線 就航(石垣発名古屋/中部行きは那覇経由、これにより那覇発のみだが那覇 - 名古屋/中部線が14年ぶりに運航再開(中部国際空港行きは初))、那覇 - 松山線が毎日運航再開(高知線 運休に伴うもの)。
- 2010年
- 2011年
- 2012年
- 2013年
- 2016年
- 2018年
- 2019年
- 2020年
- 4月1日:JALグループとして7年ぶりに、制服を一新[26]
- 2021年
- 2023年
運航機材
編集ボーイング787型機の開発以降は使用されなくなったものの、それ以前の保有機材においては発注したボーイング製機材に顧客番号(カスタマーコード)が割り振られており、日本トランスオーシャン航空(JTA)が発注した機材の番号はQ3であった。2024年現在ではJTAの全保有機にカスタマーコードが割り振られているが、先述したJAL本社からの移籍機材2機には本社のコード46が割り振られている。詳細はボーイング・カスタマーコード一覧を参照。
-
ボーイング737-800(2代目サクラジンベエジェット)
- ボーイング737-800【14機】[注 3]
- JTAに直接導入された12機、及び新型コロナ禍以降にJALから移籍された2機の合計14機で構成されている。座席数は165席仕様(クラスJ:20席/普通席:145席)であり、JTAと親会社のJALで共通仕様となっている。
機材削減
編集- JTAは2012年1月17日、16機体制から2013年1月までに4機削減し、12機体制とすると発表した。格安航空会社の沖縄進出を前にした構造改革の一環。これに伴い、2012年3月に那覇 - 久米島線を減便、名古屋/中部 - 石垣線を運休した。また2013年1月には石垣 - 与那国線を減便。那覇 - 久米島線・石垣 - 与那国線は琉球エアーコミューターの増便で対応する[30]。
かつて保有していた機材
編集- 日本航空機製造YS-11
- ボーイング737-200【10機】
- ボーイング737-400【23機】
- 2019年5月26日を以て全機が退役[31]。
- ボーイング767-200【2機】
- JAL本社から短期間リースされていた。
-
YS-11
-
SWAL塗装のボーイング737-200
-
SWAL塗装からJTA塗装に変更されたボーイング737-200
-
ランディング中のボーイング737-400
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SWAL塗装のボーイング737-400
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現塗装のボーイング737-400
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ボーイング767-200
整備を受託している航空会社及び官公庁
編集- DHC-8-Q300 DHC-8-Q400CC (琉球エアーコミューター)(海上保安庁)
エンブラエル社機材
- エンブラエル 170 (ジェイエア)(フジドリームエアラインズ)
- エンブラエル 175 (フジドリームエアラインズ)
- エンブラエル 190 (ジェイエア)
機体塗装
編集南西航空時代は独自のデザインを採用していた時期もあったが、社名変更後は基本的にJALデザインと同じである。
SWAL時代
編集- 設立当時
- 前身の琉球航空と同様、当時のJALの青と赤のラインのデザインをベースに社名とロゴマークを変更したもので、機体側面に「南西航空」の文字が施され、操縦席窓の横と垂直尾翼に新たなロゴマークが描かれた。ロゴマークは、鳥が広げた翼で作られた輪(鶴丸ではない)の中に斜体字で「SWAL」と表記され、全体の円形で南国の太陽と日の丸を表すとともに、島々の間を飛ぶ鳥の姿をイメージしていた[32]。
- 2代目
- 1978年12月のSWAL初のジェット機である737-200型機就航と同時に導入[33]。JALの塗装とはまったく異なり、オレンジを基調としたラインと「南西航空 SOWTHWEST AIR LINES」の文字が施され、垂直尾翼はオレンジ色で縁どられてその中心に設立当時と同じロゴマークが描かれた[32]。JTAへの社名変更後も、一部の機体は尾翼のロゴマークを消したうえでしばらく用いられていた。2013年には、新石垣空港の開港を記念して「SWALジェット」としてJA8999に南西航空時代の復刻塗装が施された[33]。
JTA時代
編集- 3代目
- 1993年のJTAへの社名変更と同時に導入。当時のJALと同じくランドーアソシエイツによる灰色と赤色のブロックを組み合わせたデザインである。ただし「JAL」ではなく「JTA」(Tの間に赤いブロックが入り、Aの横棒がない)に置き換えられ、垂直尾翼は鶴丸ではなく赤を基調とし、中間部から下に横方向に灰色のラインを横方向に配し、付け根は灰色となるデザインであった[32]。
- 4代目
- 2003年に導入。日本航空と日本エアシステムの経営統合時に採用されていた「The Arc of the Sun(太陽のアーク)」によるデザインである。ただし「JAL」ではなく「JTA」(Aの横棒がなくノが入る)のロゴが配置され、「JAPAN TRANSOCEAN AIR」とその横に表記されていた[34]。
- 5代目
- JALの鶴丸採用によるデザインであり、白を基調に斜体黒字で「JAPAN TRANSOCEAN AIR」と表記され、尾翼に鶴丸が配される。ただし鶴丸の文字は「JAL」である。その他、機首部分には「うちなーの翼」(ーの部分がハート型)のロゴ表記が、乗降扉周りにはデイゴのシルエットがそれぞれ配されている。
特別塗装
編集名称 | 運行期間 | 運航機材 | 概要 |
---|---|---|---|
ジンベエジェット[35] | 2012年12月26日- | JA8939→JA05RK | 沖縄美ら海水族館とのタイアップ |
さくらジンベエ[35] | JA8992→JA06RK | ||
ぱいーぐる・ピカリャ~ジェット | 2013年2月11日-6月下旬 | JA8597 | 新石垣空港の開港を記念して就航、同空港マスコットキャラクター「ぱいーぐる」と沖縄県竹富町マスコットキャラクター「ピカリャ~」が機体後方に描かれた特別デザイン |
「O+」ジェット[36] | JA01RK | 機体後方のポートサイドに沖縄と世界、日本全国を繋ぐカンファレンスイベント「O+《Connecting Okinawa》」のロゴマークが描かれていた特別デザイン機 | |
世界自然遺産登録の支援活動 ~ウィングレット編~[37] | 2017年4月14日- | JA01RK(ヤンバルクイナ)/JA02RK(イリオモテヤマネコ)/JA03RK(アマミノクロウサギ) | 奄美大島と徳之島、沖縄島北部、西表島の世界自然遺産登録を後押しする活動の一環で地域に生息する希少動物を主翼端ウィングレットに描いた3機(JA03RKは空手ジェットや「憩うよ、沖縄。」と複合塗装) |
空手ジェット[38] | 2018年2月7日-2020年9月24日 | JA03RK/JA04RK | 東京2020オリンピック競技大会から正式種目となる、「空手」の発祥の地が沖縄であることを広く世間に周知することを目的に就航 |
AMURO JET[39] | 2018年5月14日-9月28日 | JA07RK | 就航同年9月に引退した沖縄出身の歌手・安室奈美恵とのタイアップ |
ウルトラマンJET[40] | 2018年10月29日-2019年9月23日 | JA09RK | 2017年8月一般財団法人アニメツーリズム協会が選定する「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に「金城哲夫資料館」が選出されたことを記念した特別デザイン機 |
世界自然遺産登録の支援活動 ~世界自然遺産号~[41] | 2019年8月31日-2020年9月14日 | JA11RK | 世界自然遺産推薦地域である国頭村・大宜味村・東村・竹富町在住の小・中学生を対象に開催された図画コンクールでの最優秀賞作品の特別デザイン機 |
「首里城」特別デザイン機[42] | 2020年1月29日-2021年4月20日 | JA08RK | 2019年10月31日未明に発生した首里城火災を受け、沖縄のシンボルである首里城をデザインした「首里城」特別デザイン機 |
憩うよ、沖縄。特別デザイン機[43] | 2020年10月1日-2022年3月27日 | JA03RK | 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が発表した「憩うよ、沖縄。」誘客キャンペーンに協賛し、キャンペーンロゴを使用したデザイン |
目指せ!世界自然遺産登録デザイン機[44] | 2021年3月21日-9月1日 | JA11RK | 世界自然遺産推薦地域の小・中学生を対象に開催された図画コンクールでの受賞作品の特別デザイン機 |
祝!世界自然遺産登録デザイン機[44] | 2021年9月2日-2022年4月14日 | ||
世界自然遺産 特別デザイン機[45] | 2023年1月17日-2024年1月27日 | JA10RK | やんばる・西表島地域の小・中学生を対象に開催された図画コンクールでの受賞作品の特別デザイン機 |
世界自然遺産 特別デザイン機[46] | 2024年3月7日- | JA12RK | 北部地域と八重山地域の小・中学生を対象に開催された図画コンクールでの受賞作品の特別デザイン機 |
-
初代塗装
(コンベア240) -
2代目塗装
(ボーイング737-200) -
2代目塗装社名変更後
(ボーイング737-200) -
3代目塗装
(ボーイング737-400) -
3代目塗装 (ボーイング767-200、JALからのリース機材)
-
4代目塗装
(ボーイング737-400) -
5代目塗装
(ボーイング737-400) -
「ジンベエジェット」塗装機
(ボーイング737-400) -
「さくらジンベエ」塗装機
(ボーイング737-400) -
2代目復刻塗装機
(ボーイング737-400) -
AMURO JET
(ボーイング737-800) -
2代目サクラジンベイジェット
(ボーイング737-800)
就航路線
編集現在の運航路線
編集- 沖縄/那覇 - 東京/羽田(夏期季節運航、東京行きのみ[注 4])※、小松、名古屋/中部、大阪/関西、岡山、福岡、久米島、宮古、石垣
- 宮古 - 東京/羽田※、名古屋/中部(繁忙期期間運航)、大阪/関西(繁忙期期間運航)
- 石垣 - 東京/羽田※、名古屋/中部(繁忙期期間運航)、大阪/関西
- 久米島 - 東京/羽田(夏期季節運航、久米島発は沖縄/那覇経由[注 4])※
- 東京/羽田 - 小松[48]※、岡山[48]※
※は運送の共同引受により、JAL便として運航。東京/羽田 - 宮古線、石垣線は繁忙期期間は供給座席増加のため、JAL本体の機材・乗務員による運航となる。
過去の運航路線
編集グループ会社に移管した路線も含む
機内サービス
編集おおむね日本航空のサービス基準に従うが、日本航空の便とは以下の点で異なり、沖縄らしい内容[49]となっている。
- 独自の機内誌『Coralway』(隔月刊)を用意している。内容は沖縄に特化しており無料で持ち帰り可。この他、日本航空の機内誌『SKYWARD』も用意している。
- オーディオサービスはJAL便で提供される一部チャンネルが放送されない替わりに、JTA独自のサービスで沖縄に関係あるミュージシャンのチャンネルが設定されている。2021年4月1日に機内オーディオサービスは終了[50]したが、機内Wi-Fi ビデオプログラムにて引き続き配信されている。
- オリオンビールを販売。かつては本土 - 沖縄線に限られていたが、2024年3月1日より東京(羽田) - 小松/岡山線を除く全路線で購入できる[51]ようになった。
- 機内販売の商品は独自のものとなる。販売品は『Coralway』で紹介している。
- ボーディングミュージックとして、同社の地元である沖縄県に因んで沖縄音楽や沖縄を代表するアーティストの音楽が起用されている。
# | 曲名 |
---|---|
1 | 海の声 |
2 | 安里屋ゆんた |
3 | なりやまあやぐ |
4 | かなさんどー |
5 | ファムレウタ |
6 | 島唄(レゲエVer.) |
7 | 谷茶前節 |
関連会社
編集- 日本航空
- 琉球エアーコミューター
- JALスカイエアポート沖縄
- JTAインフォコム
- JALJTAセールス
イメージガール
編集沖縄県出身者が選ばれている。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i “企業理念・会社概要”. 日本トランスオーシャン航空株式会社. 2022年7月19日閲覧。
- ^ a b c d e f “第55期(2022年3月期)決算公告” (PDF). 日本トランスオーシャン航空株式会社. 2022年7月19日閲覧。
- ^ 日本航空 (22 June 2022). 第73期(2021年4月1日 - 2022年3月31日)有価証券報告書 (Report).
- ^ “会社概要”. 琉球エアーコミューター株式会社. 2022年7月19日閲覧。
- ^ “JTA商事株式会社と株式会社ジャル沖縄の合併について” (PDF). 日本トランスオーシャン航空株式会社 (2012年8月24日). 2018年7月29日閲覧。
- ^ “JO 7340.2J Contractions - Basic with Change 1 & Change 2”. Federal Aviation Administration. pp. 3-1-50, 3-2-42, 3-3-44 (3 June 2019). 8 February 2020閲覧。
- ^ “那覇空港のうつりかわり”. 那覇空港プロジェクト. 内閣府 沖縄総合事務局. 2018年7月29日閲覧。
- ^ 第58回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号 昭和四十三年四月二十五日(木曜日) 2018年7月29日時点のアーカイブ。
- ^ “空港の歴史”. 那覇港湾・空港整備事務所. 2018年7月29日閲覧。
- ^ 管理者 (2021年1月19日). “JTA、2021年度基本便数計画決定”. JTA日本トランスオーシャン航空. 2024年5月18日閲覧。
- ^ 便名が重複する例 JAL567便(東京国際空港発女満別空港行き)・JTA567便(那覇空港発宮古空港行き)
- ^ https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/route/time/index.html
- ^ “認定企業一覧 - ACTION!健康経営|ポータルサイト(健康経営優良法人認定制度)”. 経済産業省. 2024年9月11日閲覧。
- ^ “過去の認定企業一覧 - ACTION!健康経営|ポータルサイト(健康経営優良法人認定制度)”. 経済産業省. 2024年9月11日閲覧。
- ^ 「南西航空念願の本土乗り入れを実現!! NU001 NU002 那覇→松山→那覇 FLIGHT REPORT」『月刊エアライン』1987年1月号、イカロス出版。
- ^ “南西航空の2線免許 日航福岡-函館線も”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年3月30日)
- ^ 伊藤久巳「日本からB737-200が消えた日。日本トランスオーシャン航空B737-200、最後の咆哮!」 - 月刊エアライン2002年4月号
- ^ JTA、新デザイン機就航 〜うちなーの翼、日本の翼〜 (PDF) 日本トランスオーシャン航空プレスリリース 2011年7月4日
- ^ JTA、あす与那国路線から撤退 RAC単独運航へ 八重山毎日新聞 2013年1月6日付、2014年5月27日閲覧
- ^ JTAがジェット便石垣与那国線で3月17日まで 八重山毎日新聞 2013年2月24日付、2014年5月27日閲覧
- ^ 『JTA特別デザイン機『AMURO JET』運航開始!』(pdf)(プレスリリース)日本トランスオーシャン航空、2018年5月14日 。2018年5月15日閲覧。
- ^ “25年ありがとう JTA737-400型がラストフライト”. 琉球新報. (2019年5月28日)
- ^ 「JTA 737-400退役記念チャーター・イベント 「Thanks -400 Final Tour」の開催を決定! ~5月26日、国内最後のボーイング 737-400 が退役を迎えます~」(PDF)『日本トランスオーシャン航空』2019年3月4日 。
- ^ 管理者 (2019年10月8日). “JTA運航乗務員のアルコール検知にかかわる厳重注意を受けた件について”. JTA日本トランスオーシャン航空. 2024年5月18日閲覧。
- ^ “JTA機長からアルコール検出 前日にビールや日本酒:朝日新聞デジタル”. www.asahi.com. 2024年5月18日閲覧。
- ^ “新制服にかける想い”. JTA日本トランスオーシャン航空 (2020年4月10日). 2024年5月18日閲覧。
- ^ ついに開設! 11年ぶりJTA新路線「中部~宮古線」 中部~石垣線も復活 搭乗口は沖縄色に
- ^ “日本トランスオーシャン航空、関西・宮古線を4月再開 |”. 2024年5月18日閲覧。
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- ^ “来年1月までに4機減 JTAが12機体制へ”. 琉球新報. (2012年1月18日). オリジナルの2016年9月13日時点におけるアーカイブ。
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関連項目
編集- JALグローバルクラブ
- ゆたかはじめ - 南西航空時代に、沖縄県内のローカル路線を制覇した経験がある。
外部リンク
編集- JTA日本トランスオーシャン航空オフィシャルサイト
- JTA_日本トランスオーシャン航空 (@jta_official_jp) - X(旧Twitter)
- JTA_Official_jp日本トランスオーシャン航空 - YouTubeチャンネル
- 南西航空写真館 - 個人サイト