日経ビジネスの臨時増刊『徹底予測2025』を2024年12月12日、刊行しました。トランプ政権の第2期が始まる2025年は、世界的に経済の大転換が起こる年となりそうです。

米・欧・中・日・インド・テックの識者が2025年を展望

 世界的なインフレの中、関税引き上げなど新政権の政策が注目される米国、長引くロシアによるウクライナ侵略と欧州の停滞、さらに回復の兆しが見えない中国、物価高や賃上げという課題に向き合う日本など、世界の先行きは読みにくい状況にあります。そこで日経ビジネス『徹底予測2025』では、ニューヨークやロンドンなど各地の支局長らが、元世界銀行総裁のロバート・ゼーリック氏をはじめ、経験豊富なジャーナリストであるビル・エモット氏など世界的な識者にインタビューを敢行。2025年の展望を掲載しています。

2025年の日本経済の10大予測:エネルギー、M&A、人手不足…

 新技術の核融合発電をめぐる各国の覇権争いをはじめ、小型の原子力発電所などエネルギー問題に関する予測のほか、日本で激増が見込まれるM&A(合併・買収)の問題について、セブン&アイ・ホールディングスの事例などを基に解説します。

 日経ビジネスの業界担当記者、専門記者による主要5業種や、法務、人的資本などについて2025年の展望も掲載しています。人工知能(AI)・通信基盤やソフトウエアの開発が進む「自動車」、半導体の復権が注目される「電機」、さらに生成AIが「幻滅期」に突入したといわれる「IT(情報技術)」など各業界の動向を深掘り、さらにフリーランス新法や、会計の情報開示など、見逃せないテーマを解説しています。

新NISA導入の1年、みんなの資産運用は?

 このほか、日経マネー編集部による、新NISA(少額投資非課税制度)開始から1年の資産運用を、2400人へのアンケートを基に説明した記事や、日経ESG編集部が注目する「ネイチャーポジティブ経営」の最新情報も掲載しています。

 ほかにも2025年を生き抜くために知っておきたい働き方・生き方の情報を豊富に盛り込みました。ビジネスパーソンにとって、2025年の仕事と生活に役立つ情報が詰まった1冊となっています。ぜひご覧ください。

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日経ビジネス編集部