東京電力は16日、遠隔操作の米社製無人ヘリ「Tホーク」が撮影した福島第一原発の写真を公開した。 4号機原子炉建屋の外壁が10メートル以上離れた配管の上まで飛ばされた様子などをとらえており、奈良林直・北海道大教授(原子炉工学)は「相当強い爆発が起きた証拠で、4号機でも大量の水素が発生したと考えられる」と話す。4号機は定期検査中で、原子炉内の核燃料は使用済み核燃料一時貯蔵プールへ移されていた。 ヘリは最大で10キロ・メートル離れた場所から無線操縦でき、放射線量の高い原子炉建屋の撮影に用いられた。
東京電力は16日、遠隔操作の米社製無人ヘリ「Tホーク」が撮影した福島第一原発の写真を公開した。 4号機原子炉建屋の外壁が10メートル以上離れた配管の上まで飛ばされた様子などをとらえており、奈良林直・北海道大教授(原子炉工学)は「相当強い爆発が起きた証拠で、4号機でも大量の水素が発生したと考えられる」と話す。4号機は定期検査中で、原子炉内の核燃料は使用済み核燃料一時貯蔵プールへ移されていた。 ヘリは最大で10キロ・メートル離れた場所から無線操縦でき、放射線量の高い原子炉建屋の撮影に用いられた。
福島第一原発 新たな映像公開 3月18日 0時4分 東京電力は、17日夜、記者会見し、使用済み燃料を保管するプールの水を冷やすことが出来なくなっている福島第一原発の新たな映像を公開しました。 公開したのは、東京電力が16日の午後4時ごろ、航空機から撮影した福島第一原発の映像です。このうち、4号機を撮影した映像では、鉄骨がむき出しになった建物の隙間から燃料を移動するための薄緑色のクレーンの一部が見えます。このクレーンの奥にわずかに白く光っているように見える部分があり、プールの水面ではないかと東京電力は説明しています。また、3号機は、天井や壁が大きく破損して白い煙が上がっているのが確認できます。東京電力では、この撮影の結果、4号機の燃料の保管プールに水が残っていると判断し、自衛隊や警察が実施する放水作業を、まず3号機で行うことを決めたとしています。
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