2012年人類滅亡説を信じている人は、このニュースを聞いて卒倒してしまうかもしれません。 2人のロシア人天文学者が、巨大な彗星が地球の方に向かってきているのを発見しました。氷と岩でできた直径3.2kmのほどの巨大な彗星で、おそらく歴史上で最も明るい彗星であると言われています。現在、彗星は土星の辺りを通過し、日に日に明るくなり、速度を増しています。 彗星を発見したのは、ロシアのキスロヴォツク近郊にある、国際科学光学ネットワーク(ISON)のロシア人、アルチョム・ノヴィチョノク(Artyom Novichnok)さんとヴィタリー・ネフスキー(Vitali Nevski)さん。また国際天文学連合(IAU)の他の天文学者によって確認もされています。 彗星の軌道から、この彗星はオールトの雲からやってきたと考えられています。オールト雲とは太陽系を球殻状に取り巻いていると考えられる仮想的な天体群のことで