千葉県警松戸東署は11日、自称埼玉県所沢市榎町、無職加藤慧太容疑者(25)を県迷惑防止条例違反(つきまとい)の疑いで現行犯逮捕した。 発表では、加藤容疑者は11日午後7時頃、元交際相手の千葉県内の無職女性(16)方の玄関前で、「出て来い。逃げんなよ」などとどなりながらドアをたたき、執拗(しつよう)に面会を強要した疑い。 同署幹部によると、女性はこの日午後4時頃、加藤容疑者から「家族ごと逃げなかったら、誰かしら血祭りだべ」とのメールを受信。事件当時は署に相談に訪れており、自宅にいた家族が女性に連絡した。2人は3月に別れたといい、女性の同署への相談は2回目で、埼玉県警にも相談していた。 加藤容疑者は「交際中に渡した携帯電話やアパートの鍵などを返してもらおうと思った」と容疑を認めているという。