災害復旧工事を終えて翌日に全面開通を控えていた山岳道路「乗鞍スカイライン」(岐阜県高山市丹生川町)が2022年9月9日、再び崩落した。現地では前日の夜から雨が降っていたものの、気象庁のデータによると、付近の観測地点における降り始めから事故発生時までの総雨量は30mm弱にとどまる。復旧工事の設計や施工に問題があった可能性がある。 全面開通の前日に崩落した乗鞍スカイライン。2022年9月9日午前に撮影。山側の1車線を使って片側交互通行を続けていたが、巻き込まれた車はなかった(写真:岐阜県)
2020年度内の開通が予定されていました。 地震により伸縮装置に影響 拡大画像 東北中央道「相馬~福島」の位置(画像:福島河川国道事務所)。 国土交通省東北地方整備局 福島河川国道事務所は2021年2月19日(金)、2020年度末の開通に向け整備を進めていた東北中央道の霊山IC~伊達桑折IC間について、開通の延期を発表しました。 同区間は2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震で、事業区間において最大震度6弱の揺れに見舞われ、現場点検を行った結果、4つの橋で伸縮装置(ジョイント)などの補修が必要になったといいます。 伸縮装置は橋梁部と土工部の連結部に設置され、気温の変化による橋梁の伸縮や地震時などにおける橋の変形を吸収するものですが、その隙間が地震の影響により縮んでしまったそう。補修工事を行ったうえ、開通はゴールデンウィーク前後となる見込みだそうです。具体的な開通日については、改めて発
南阿蘇の観光活性化が期待されます! 24時間施行などで早期復旧 国土交通省 九州地方整備局 熊本復興事務所と熊本県は2021年2月2日(火)、国道325号の阿蘇大橋ルートが3月7日(日)の15時に開通すると発表しました。 熊本地震から復旧する阿蘇大橋(画像:国土交通省熊本復興事務所)。 阿蘇大橋は、2016年に発生した熊本地震で落橋。24時間施行や、足場と型枠を一体化したクライミング工法といった工期短縮を実現する技術の採用により、落橋した橋の近くで、新しい阿蘇大橋の建設が進められてきました。 これにより、熊本市内方面と南阿蘇方面のアクセスルートが回復。熊本IC~南阿蘇村役場間の所要時間が約60分(震災直後)から約33分に短縮され、南阿蘇地域の観光活性化が期待されます。 【了】
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