スターリングエンジンの基本原理は、温められた気体は膨張(容積が増える)、冷やされた気体は収縮(容積が減る)する法則を人工的に作りだす事からはじまる。 温めた気体や冷やした気体はそのままでは膨らんだままであったり縮んだままであり、物体を動かすエネルギーは生まない。そこで、密閉された容器の中で熱く膨張した気体と冷却して収縮した冷たい気体を強制的に動かして、圧力の変化を造りだすことで往復運動の反動を生み出す。その気体を動かすピストンをディスプレーサピストンと呼んでいる。 ディスプレーサピストンだけでは運動エネルギーとして稼動することがないので、パワーピストンをクランク軸に90°の角度に位相差をつけて取付、膨張・収縮に合わせてクランク軸を動かす。※90°の位相差の関係はピストンの上下運動を回転運動に変換するエネルギーを生み出す基本的構造の仕組みだ。 そしてクランク軸にはフライホイールが取り付け
2010年08月17日18:30 カテゴリ書評/画評/品評Love Sauve qui peut - 書評 - 街場のメディア論 光文社新書編集部より献本御礼。 街場のメディア論 内田樹 今まで読んだ著者の本の中では、最も腑に落ちた一冊だった。 逆説的ではあるが、それは私にとっては本書が「もはや役には立たない」ことを意味する。しかしそういう本ほど、人は読みふけってしまうものだ。なぜなのか、その答えも実は本書の中にある。 本書を真に必要としているのは、「名無し」のみなさん。名無しでいることがいかに危険なのか、本書ほど明瞭な言葉で書かれた本を私は知らない。 本書「街場のメディア論」は、メディア論というより、いやそれを超えたコミュニケーション論。 目次 まえがき 第一講 キャリアは他人のためのもの 第二講 マスメディアの嘘と演技 第三講 メディアと「クレイマー」 第四講 「正義」の暴走 第五講
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