1月にやったプロジェクトマネジメント勉強会が消化不良だったこともあり、社内で再び喋る機会を頂いたので喋ってみました。
1月にやったプロジェクトマネジメント勉強会が消化不良だったこともあり、社内で再び喋る機会を頂いたので喋ってみました。
属人的な工程管理を排除し、納期厳守を実現 システム開発では「品質はより高く、コストはできる限り低く抑える」ことを目的とした管理活動が求められる。そのため、多くのプロジェクトでは、効率的な生産を行うための作業手順や日程を決定したり、工程ごとの進ちょくを管理したりする「工程管理」を行っている。しかし、「属人的な工程管理では、その管理効果は著しく低下する」と、日立東日本ソリューションズの営業本部パッケージ営業部 部長の佐藤 宏氏は指摘する。 日立東日本ソリューションズの佐藤氏 佐藤氏によると「プロジェクト管理が成功しない要因の1つには、プロジェクトマネジャーがMicrosoft Office Excelなどを使って、管理者が個人で工程管理を行っていることが挙げられる」という。この場合、プロジェクトの進ちょくに関する情報が共有化されず、遅れが生じていてもギリギリまで気付かないことがあり、納期に間に
2010年5月、米国で「ASTD(American Society for Training & Development、米国人材開発機構)」のカンファレンスが開かれた。人材育成や組織開発をテーマにした世界最大規模のイベントで、企業の人事部門の担当者や人事関係のコンサルタントらが世界中から集まる。今年のカンファレンスに参加した組織コンサルティング会社、アジアリープジャパンの池田哲平代表から興味深い話を聞いた。 池田氏がASTDに参加する目的は、最新の組織開発や人材育成手法の情報を得るのはもちろん、各国の人事業界の専門家と直接話してその興味や問題意識を探ることもあるそうだ。今年、多くの参加者たちが話題にしていたのが「グーグル対GE(ゼネラル・エレクトリック)」だったという。もちろん、GEが検索エンジンを開発するわけではない。人材育成において、これからの主流がGE流になるか、グーグル流になるか
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』が売れている。「もしドラ」と略すらしい。表紙が「萌え系」で年配者には抵抗感があるが、こっそり読んでいる経営者が出ているだろう。 最近のベストセラー、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』 (岩崎夏海著 ダイヤモンド社)という長いタイトルの小説、100万部以上も売れているだけあってあちこちで話題になっている。略して、「もしドラ」と称するらしい。 表紙が「萌え系」で年配者には抵抗感があるが、P. F. ドラッカーの多くの著書を翻訳している上田惇生は絶賛するし、若者は読んで涙を流すし、一部経営コンサルタントも経営者が読むことを推奨する。そろそろ、こっそり読んでいる経営者が出ているだろう。 これは実話ではなく小説で、いわゆる作り話だが、そしてストーリーがいかにもでき過ぎていて、読みようによ
社長力アップセミナー・プラチナプラス 新規事業の計画は、なぜ計画通りにいかないのか? 新規事業は過去の実績に乏しく、不確実な部分が多いため、計画を立てても大きくぶれてしまい、ほとんど意味をなさない ――。あなたは、そんな不毛な計画作業を続けていませんか? 多くの企業が陥っている事業計画のミスは、「そもそも良い事業計画とは何かを理解していないから」と、事業成長支援のプロフェッショナル、木村義弘氏は指摘します。事業をどのように構造分解し、何をKPIと定めるか。事業計画は何年分作り、どのように実行すればいいのか。事業計画の作り方と回し方を合理的・具体的に解説してもらいます。 社長力アップセミナー・プラチナプラス 地味で古い会社でも 若手に刺さる面白さはある 愛知県でレインウェア・防水エプロンを手掛ける、創業103年の老舗雨がっぱメーカー・船橋。正社員は14人で、20~30代が8人を占め、新卒の3
久しぶりに記事を書くなぁ。 しばらく忙しかったので、サボってました・・・ そしたら、年が明けてしまったよ。 さて、話は変わって、私はSEPGのリーダとして、いろいろなプロジェクトの進捗を見ることが常です。 そのような中で、 「進捗は何日(もしくは、何人日)遅れ?」 と聞くことは多い。 これは、顧客からも、そのような進捗報告を求められることが多いし、WBS線表では、遅れ日数が進捗を把握する対象となるため。 でも、進捗は、遅れだけ管理していても回復しない、というのが私の感覚。 遅れだけ見ていると、遅れが拡大していることには気づきにくい。 「タスクAは、3日遅れ」という進捗状況ならば、そのタスクは3日経てば完了しているはずだが、多くの場合は完了するまでに3日以上かかる。 そのような場合、「タスクAは、あとどれだけかかかるの?」という質問をすると、3日遅れであっても「5日ぐらい」という回答になるこ
photo it: orcmid 誠 Biz.ID:新人マネジャー田所晋一の場合:やっかいな部下との評価面談、成功のカギは「納得を引き出す」という記事より。 「上司の詳しい説明があれば、部下にとっては次の期のヒントになる。つまり、上司が期待する水準というのが説明によって理解できれば、次はそこを意識しようと思えるということだ。逆にこの説明がなければ、どうがんばっても上司の好き嫌いで評価が決まるのだと思われてしまう。この差が大きいんだ」 「部下を納得させるためだけじゃない。評価の材料を集めることは、部下の足りない能力をどう伸ばすかという気づきにもつながる。その意味では、評価に手間暇をかけることが、自分のマネジメント力を向上していくことになるんだ」 過去に部下の評価面談をしていた際、全ての部下の仕事振りを普段から公平に見て、納得感を持ってもらえるような評価ができていたかというと…正直言っ
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マネージャの仕事の中でも重要なものに、部下に適切に仕事を任せる、というものがある。英語では"delegating(権限の委譲)"という。仕事を丸投げしたり、介入しすぎたりしては部下も思い通りの仕事ができないことは容易に想像がつく。U.S.News & WORLD REPORTに「部下に仕事を任せる際の5つの間違い(原題: 5 Ways Managers Fail at Delegating)」という記事が載っているので紹介しよう。 1. 共通の認識を持たない 仕事が成功裏に終了した時のゴールは何かということを事前に部下と確認しなかったため、最後に出てきたものがあなたの期待したものと違っていたということはよく起こる。 2. 進捗管理をしない プロジェクトの最初に話をするだけで、計画通りに仕事が進む……なんてことはない! プロジェクトに関与し続け、チェックすることはマネージャの有効な武器だ。進
こういった状況に、企業も手をこまねいているだけではありません。PMBOKやISO 10006などのプロジェクト管理の方法論を適用し、改善を試みているようですが、劇的に効果が上がった、といった話はなかなか聞きません。 それはなぜでしょうか。 その理由はいくつかありますが、その理由の1つとして、いずれの方法論でも「プロジェクトの分解・構造化(WBSの作成)」という極めて難易度の高い作業がプロジェクトの初期段階で存在しており、その精度によって、プロジェクト管理の結果が大きく左右されてしまうことが挙げられます。 通常のプロジェクト管理の方法論は、 プロジェクトの分解・構造化(WBSの作成)WBSの作成) プロジェクトに必要な全作業の前後関係、平行関係を明らかにする 作業スケジュールの作成 進ちょく管理 と順を追って進めるのですが、プロジェクトの分解・構造化が非常に難しい作業であるため、WBSの精度
課題と今後の目標 * ソースと要件の結びつけはできる * でも、テストケースとソース、 テストケースと要件の結びつけが できていない * テストケースのバージョン管理って どうやればいいんだろう? * ツールは? * エクセルはもう使いたくない この回答は僕は持っている。 TiDD+TestLinkがその答えになる、と。 下記の記事を偶然見つけた。 プロジェクト管理は専用ツールを使うのが鉄則 - TechTargetジャパン (前略) プロジェクトマネジャーがプロジェクト管理専用のツールを使わない場合、それは彼らがしかるべき教育と訓練を受けていない証拠なのだ。 WordやExcelを使ってプロジェクト管理を行うと、間違いなくビジネス全体に悪影響がある。例えば、リソースの利用可能量やプロジェクトの状態、プロジェクトポートフォリオ全体の健全性が見えにくくなってしまう。プロジェクトの観点から見る
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 私の従姉の話です。 18年前、彼女は30歳のとき、2つ年上のご主人を亡くしました。 残されたのは彼女と4歳、2歳、1歳の3人の子供たち。彼女の親元からも離れた地で、ある日突然、たった1人で3人の子育てをすることになったのです。 どちらかといえば、おとなしく、人の背中に付いていくタイプだった従姉が果たしてやっていけるのだろうかと、当時はとても心配しました。 それから10年の歳月が経ち、祖母の法事で彼女と会う機会がありました。 「同じ人?」とこちらが疑うほど、彼女はたくましく、力強く、自主性に溢れていました。法事を仕切り、訪れる人に細かな気配りをし、その合間にはしっかり子供たちの面倒を見ている。 先日、その従姉の末っ子が、大学に入ったという話を聞
第29回 「技術一筋」が「マネジメントも面白い」に変わった理由 岑康貴(@IT自分戦略研究所) 赤司聡(撮影) 2009/8/24 第28回へ|1 2|次のページ 竹内義晴(たけうちよしはる) テイクウェーブ 代表 1971年1月21日、新潟県出身。自動車メーカー、SIベンダなどでのソフトウェア開発エンジニアを経て、現職。人の感性を大切にし、新たな未来を創発するサポート「創発コーチング」を考案、普及活動を行っている。そのほか、ビジネスコーチング、人財教育にも従事。「ビジネスマンの不死身力」(ITmedia エンタープライズ)、「竹内義晴の、しごとのみらい」(ITmedia オルタナティブ・ブログ)、「エンジニアライフ クロストーク」(@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ)など、幅広い執筆活動も行っている。 ■「マネジメントなんてしたくない!」 わたしはもともとシステムエンジニアで、しかも
小野さんのところでこんなつぶやきがありました。 今九州大学の授業なんだけど、「リーダーになるためには人間的魅力が必要だと思いますが、人間的魅力がない場合にはどうすればいいでしょうか」なんという質問! この後に、清水さんの「だれでも努力次第でリーダーになれる」というのは詭弁だという話に続きます。 「だれでも努力次第でリーダーになれる」 僕はそれを詭弁であり欺瞞だと思う。 優秀な開発者になるのとも、マネージャになるのとも違う。リーダーになるのは、純粋に性格、才能なのだと思う。 この話の詳細は小野さんとこに shi3zさんが私について、「嘘を平気でつける人間」であり、それ故に「欺瞞に満ちた人間」であると言っている理由は、九州大学の授業に参加している生徒達に対して、shi3zさんが「君たちは僕のようには決してなれないから、才能ある人間の邪魔だけはしないようにしてほしい」というスタンスである(彼曰く
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「早く多く間違えよう」へのブックマークありがとうございます。 今回はちょっと補足のエントリーを。 今回もそうですが、間違える云々について書くとき、間違えられる環境であればとか、間違えてもいい場合であれば、といった限定つきで、間違えながら学ぶことへの肯定の意思を示す人がいます。 間違いの粒の大きさでも、それは僕が考えていることの意図とはちょっと違うんです。 何が違うかって、そういう人がイメージする間違いは粒がデカすぎるんです。 そんな粒の大きさで間違ったら、そりゃ、ちょっとやばい場合もあるよねって思えるような間違いの大きさを想定しているように感じます。 でも、僕が「早く多く間違えよう」という場合に想定している間違いというのは、もっと小さな単位の間違いです。いや、些細なことすぎ
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