龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫) 作者: 秋山瑞人,藤城陽出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/05/10メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 193回この商品を含むブログ (139件) を見る秋山瑞人と古橋秀之によるシェアワールド企画「龍盤七朝」の幕開けを飾る一冊。 中華風の世界を舞台にしたファンタジー小説で、王朝の第17皇女である月華と被差別民である言愚の涼孤の出会いが描かれています。 シェアワールドの上に様々な物語が構想としてあるようで、それだけにこの世界の描写はしっかり。この世界で生きる様々な人々の風俗、価値観、経済の状況、政治の状況、伝承されている物語などの設定が洪水のように溢れていて、世界観に厚みを与えるとともにここで人々が暮らしいる実感を与えてくれます。それでいて説明過多で話の流れが途切れるようなことがないのはさすが。
狭間の広場 ライトノベル中心の感想ブログ。ネタバレ満載 かつ 時々地雷常に辛口。 苦手な方はお気をつけください。 DRAGONBUSTER 1 (1) (電撃文庫 あ 8-13 龍盤七朝)/秋山 瑞人 ¥578Amazon.co.jp 【秋山瑞人、超待望の新刊! 龍盤七朝シリーズ、電撃文庫に登場! 虐げられる民“言愚(ゴング)”の青い目を持つ涼孤(ジャンゴ)は似顔絵描きと講武所の下働きで糊口をしのぐ。 かつて胡同(こどう)の闇の中で、素性の知れぬ老婆より剣を習い、双剣を授かる。 卯王朝、第十八皇女の月華(ベルカ)は屋敷を抜け出しては市井を探検する。 感情が高ぶると地団駄を踏みながらぐるぐる回る癖がある。 涼孤はどぶ川の畔で双剣を持ち“龍を呑む”。月華はそれを目撃し──、 「妾も剣をやるっ!」 鬼才・秋山瑞人が贈る、剣をめぐる物語。古橋秀之とのコンビによるシェアワールド企画“龍盤七朝”第一弾
龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫) 作者: 秋山瑞人,藤城陽出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/05/10メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 193回この商品を含むブログ (139件) を見る読了。読むのに3時間くらいかかりました……。 あいつはいい奴だ。 そうかもしれない。 俺もいい奴だ。 本当にそうか。 自分の心の奥のそこから先を、禿は直視することができない。 卯王朝、第十八皇女の月華は屋敷を抜け出しては市井を探検する。虐げられる民”言愚” である涼孤は似顔絵描きと講武所の下働きで糊口をしのぐ。”龍” と”剣” を巡る物語が今、始まる――古橋秀之とのシェアワールド企画”龍盤七朝” 第一弾。 じわじわと増していく面白さ。 でも全然ライトじゃないですね、これ……。言葉遣いは江戸時代のものなのか*1、言い回しがなんとも古いです。そんな
「DRAGONBUSTER 01」秋山瑞人(電撃文庫) 虐げられる民“言愚(ゴング)”の青い目を持つ涼孤(ジャンゴ)は似顔絵描きと講武所の下働きで糊口をしのぐ。かつて胡同(こどう)の闇の中で、素性の知れぬ老婆より剣を習い、双剣を授かる。 卯王朝、第十八皇女の月華(ベルカ)は屋敷を抜け出しては市井を探検する。感情が高ぶると地団駄を踏みながらぐるぐる回る癖がある。 涼孤はどぶ川の畔で双剣を持ち“龍を呑む”。月華はそれを目撃し──、 「妾も剣をやるっ!」 鬼才・秋山瑞人が贈る、剣をめぐる物語。古橋秀之とのコンビによるシェアワールド企画“龍盤七朝”第一弾登場! 一応ボーイミーツガールものでいいのか? 自由奔放で突拍子もない月華の言動が楽しい。どこかで読んだことのあるような子だなと思って脳内検索をかけたら、紫@紅か。あの子ほど素直じゃないけど。その月華に振り回される涼孤は今のところ卑屈すぎて微妙だが
「お主はすごいのだ!世の男どもをすべて合わせてもお主には及ばん!妾は来る日も来る日もお主のことを考えて剣を振っているというのに、お主にそんな平気な顔をされたらこれ以上どうすればいいのだ!」 あらすじ虐げられる民"言愚(ゴング)"の青い目を持つ涼孤(ジャンゴ)は似顔絵描きと講武所の下働きで糊口をしのぐ。講武所では下男として雑用に身を窶す毎日だが、彼はかつて素性の知れぬ老婆から剣を習い、彼女の双剣を受け継いでいた。 卯王朝、第十八皇女の月華(ベルカ)は屋敷を抜け出しては市井を探検する。ある日、夜の街で道を見失った月華は偶然にもどぶ川の畔で剣を舞う涼孤の姿を目撃する。その剣舞の美しさに一目惚れした彼女は自らも剣の稽古を始めようとするのだが― この巻だけだと微妙『猫の地球儀』や『イリヤの空、UFOの夏』の秋山端人、これまた久々の新作。 中華っぽくて武侠っぽいバトル物かしら?この作者にしては珍しい設
随分久しぶりの秋山瑞人。 架空の中華ファンタジーってことで人名や歴史にとっつきにくいものはあれど、 読んでいくうちにその世界観にぐんぐん引き込まれていく。 っていうか、武門絡みの描写に金庸を思い出す。 ひとまずは序章ということで、大きな動きはないけれど、 軸となる二人の出会いと関係の構築がしっかり描かれていて、すっげーにやにや。 月華が可愛くて可愛くて。 世間知らずのおてんばお嬢様なんだけど、とにかくまっすぐで自信満々で。 わがままなだけじゃなく、相手の気持ちを(多少は)慮ることのできる子で。 涼孤の方は生まれのせいか卑屈な部分がちょっと気になりますが、 月華との出会いで今後どう変わっていくのか楽しみ。 この先の話の展開がまったく見えませんが、 少しだけ触れられた大比武がやっぱり関係してくるんでしょうか。 シェアワールドってことで古橋さん側のお話もすごく楽しみ。 ですが、個人的には「NOL
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く