東京の人、美術館にすぐいけるって言うわりに、具体的に好きな画家や写真家、彫刻家の話は出ない 大きい本屋や図書館が充実してるっていうわりに、本の話題はラノベしか漫画しか出ない イベントにしょっちゅういける、ライブハウスがたくさんあるっていうけど、話題になるのはせいぜいオタクライブ 文化資本にアクセスしやすい=文化資本があるではないんだよな 家にギターがあってもギターが弾けないみたいな感じ 追記ブコメでいっぱいイキってる人が出てきて良いもの見せてもらったって感じある よかった。
東京国立近代美術館で展示されている原田直次郎の「騎龍観音」。これを告知するフェイスブックの投稿が台湾から注目を集めた。この絵はかつて台湾で流行し、「都市伝説」として記憶している人が多いためだ。 龍の背に乗った観音菩薩が描かれたこの絵は、洋画家だった原田が1890年に手掛けたもので、2007年には重要文化財に指定された。 台湾では1960年代から80年代にかけて流行したとされる。「水害の際、観音菩薩が上空に現れた」「パイロットが撮った写真に観音菩薩が写り込んでいた」などとして宗教団体が広めたとみられる。大量に印刷されて出回り、著作権を巡って裁判にかけられたこともある。 同美術館の投稿には繁体字で「台湾では多くの人がこの絵を知っている」「家の近くにあるベジタリアンの麺店の壁にかかっている」「台湾で展示してほしい」などのコメントが寄せられた。
東京都美術館のマティス展にいってきた。回顧展だが、とくに1910年前後のマティスの作品群が、個人的にはモダンアートの歴史全体においてピークの一つだと考えているので、それらを見ることができたという意味においては展示に満足した。ただ、帰ってカタログの論考を読んでみて、思うところがあったので記事にしておく。 今回のカタログでは、近藤学氏、藪前知子氏、アラステア・ライト氏、岡崎乾二郎氏の論考が掲載されていた。アラステア・ライト氏以外の三人については日本の美術業界では著名なので知っていたが、ライト氏の名前はまったく聞いたことがなかった。どうもオックスフォード大学で美術史について教えている方らしい。 ライト氏の論考は「プリミティヴィズム––アフリカ芸術との出会い」という題で、マティスとアフリカ彫刻の影響について論じている。こういった文物がヨーロッパに入りこんでくるのは言うまでもなく帝国主義による植民地
第二段、吉備大臣の幽閉されている高楼を訪ねる赤鬼(実は遣唐使阿倍仲麻呂の亡霊)。楼上では衣冠姿の赤鬼(=仲麻呂)が吉備大臣と対面している[1]。 第六段、右は吉備大臣と唐の囲碁名人との対局の場面。吉備大臣は相手方の碁石(黒石)を1箇、呑み込んでしまう。怪しんだ唐人は吉備大臣に「かりろぐ丸」という下剤を飲ませるが、吉備大臣は術を使って腹中に黒石を留め、下痢便の中からも碁石は見つからない。中央は装束を脱がされて小袖(下着)姿で立つ吉備大臣。左は悪臭に顔を歪めつつ下痢便を調べる唐人たち。 敷物の上には、黒袍、指貫、檜扇、笏、畳紙といった当時の貴人が身につけていた物がまとめて描かれており、後世の有職故実研究にとって貴重な史料となった。 吉備大臣入唐絵巻(きびのおとど にっとう えまき、または、きび だいじん にっとう えまき)は、日本の12世紀末から13世紀初めに作られた[2]絵巻物の一つ。所蔵者
エドワード・ホッパー(1882 - 1967)の「ナイトホークス Nighthawks」は、彼の最も代表的な作品だ。 ホッパーの最も有名な作品のひとつ、「ナイトホークス」は、夜の都会の生の光景である。場所は、彼がよく知っていたグリニッチ・ヴィレッジのダイナー。1940年代には蛍光灯の照明は比較的目新しく、ホッパーはその明るさを用いて、ダイナー内部を都会の暗い夜の安らぎのオアシスとして強調している。 Ita G. Berkow [1] 「ナイトホークス」の評には、<都会の孤独>、<寂寥>、<静寂>、あるいは<オアシス>、<光と闇>といった言葉が頻繁に現れる。また、ホッパーがアーネスト・ヘミングウェイの短編小説「殺人者(The Killers)」を大変気に入っていたことから、そこに登場するダイナーと関連付けて鑑賞する人も多い。1930年代~40年代はいわゆるハードボイルド小説の古典期にあたり、
どこかノスタルジアを感じさせるドット絵・GIFアニメを発信し、国内外から支持されるイラストレーターの豊井さん。 彼が主に扱うモチーフは、特別で非日常的な何かというよりは、日本で暮らす人なら日常的に見かけるような、生活の中にありふれた景色です。 *画像は全て豊井さんのTumblrアカウントより引用* アニメーションの動き自体は単調なようで、思わずついじっと見入ってしまい、いつの間にか時間が経ってしまっているような、人を惹きつける作風が魅力です。 そんな作品を描いて生活する豊井さんですが、実は絵の仕事の収入が不安定で、生活保護を受給していた時期もあったといいます。 しかし、現在は海外発のクリエイター支援サービス「Patreon」(パトレオン)で500人を超えるパトロンから金銭的な支援を受けているおかげで、絵の仕事に集中できているそうです。 なかなか安定しなかったイラストレーターとしての活動が、
篠原有司男の作品に酷似。「SHIBUYA BOXING ART」の顛末を追う東急株式会社が渋谷の街なかで展開していた「SHIBUYA BOXING ART」が、ニューヨークを拠点にするアーティスト・篠原有司男の作品と酷似しているにも関わらず作家本人の広告への理解を得ていなかったことを受け、同社が謝罪。篠原がコメントを発表する事態へと展開した。この出来事の顛末を追う。
Executive Summary この展覧会を前にしてどうでもよくないと思う人は、豚に真珠もいいとこだから観に行かないほうがいいよ。 はじめに 先日、無料券をもらったので石岡瑛子展にでかけてきたのです。 www.mot-art-museum.jp ぼくは石岡瑛子は昔からとても好き、というか崇めていて、『風姿花伝』も持っているし、『私デザイン』も持っていて、何度も見ている。 石岡瑛子風姿花伝―Eiko by Eiko 作者:石岡 瑛子求竜堂Amazon 私 デザイン 作者:石岡 瑛子講談社Amazon だから別に今回の展覧会で何か新しい発見があるとは特に思っていなかった。いろんな衣装の実物があるというのは聞いていて、それは楽しみだったかな。でもまあ、知っていることのおさらいだろうと思っていた。 ちがった。すげえ。みなさんも是非行きなさい。 いまなお衝撃力を保つバブル期広告作品 まず入ると、
横浜美術館で開催中の「トライアローグ」展の内覧会で、特別に写真を撮らせてもらったりしながら鑑賞してきた トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション | 横浜美術館 (yokohama.art.museum) 横浜美術館、実はこの展覧会が終わると、3年近く閉館しちゃうんだよね…。1989年のYES’89、横浜博覧会の時に建てられてもう30年になるから、見えないところにいろいろガタもきていて、大規模修繕が必要なのでしょう。 横浜市民にとってYES'89は白歴史、Y150は黒歴史 横浜美術館はコレクションの充実ぶりでも知られていて、時として企画展よりもコレクション展のほうが面白い場合もある。そのコレクションの充実ぶりについては、あるサイトに書いたこともある 横浜美術館はコレクション展も面白い | 創造都市横浜 (yokohama-sozokaiwai.j
11月6日、埼玉県所沢市に「ところざわサクラタウン」がグランドオープンし、同敷地内にある「角川武蔵野ミュージアム」も同時にグランドオープンを迎える。 ところざわサクラタウンとは、KADOKAWAと埼玉県所沢市が、「みどり・文化・産業」が調和する地域づくりを目指し、協働で建設した巨大施設。そのなかの文化の発信拠点に位置づけられているのが、角川武蔵野ミュージアムだ。 すでに7月のプレオープンで「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」が開催されていた同ミュージアム。今回のグランドオープンで5階すべての施設がオープンする。 建物内部は5階建てとなっている。1階には約1000平米の空間を持つ「グランドギャラリー」と「マンガ・ラノベ図書館」を開設。2階は総合インフォメーションやカフェ、ミュージアムショップ、3階はアニメを文化として紹介する「EJアニメミュージアム」だ。4階は、美術
『Soleil couchant sur la Seine à Lavacourt, effet d'hiver』Mo歴史的価値の高い作品画像が、商業的使用の有無にかかわらず使用できる。 ※記事初出時に公開作品の数に関して「約1万点以上」と誤りがございました。正しくは
東京五輪(オリンピック)・パラリンピック開幕200日前となった6日、大会組織委員会は完成した大会ポスター20作品を初公開した。ポスターは国内外のアーティスト19組が手掛け、五輪をテーマにした12作品、パラリンピックをテーマにした8作品が制作された。 64年前回東京大会は亀倉雄策氏が手掛けた。 7日から2月16日まで、東京都現代美術館で「東京2020公式アートポスター展」を開催し、20作品がお披露目される。 <五輪12作品> 浦沢直樹氏「あなたの出番です。」 <コメント> これはオリンピックのために描きおろした漫画です。競技・人種・性別を超越した描き方に挑戦してみました。すべての人に出番があります。次はあなたの出番です。 漫画家の浦沢直樹氏が手掛けたオリンピックをテーマにした作品「あなたの出番です。」@Tokyo2020 大竹伸朗氏「スペース・キッカー」 <コメント> 1964年東京オリンピ
「時は満ちた」。脚本と演出を担う小池修一郎の言葉の通り、宝塚大劇場で上演中の花組「ポーの一族」は、トップスターの明日海(あすみ)りおを筆頭に、いまこのキャストだからこそ実現した耽美(たんび)な世界が繰り広げられる。永遠の時を生きるバンパネラ(吸血鬼)一族を描き、少女漫画の傑作といわれる萩尾望都(もと)の原作と同じく、完璧な再現度で伝説の舞台となる予感がする。 小池が宝塚に入団した40年前から上演を望んでいた作品。しかし、現実のスターと美少年の姿のまま生き続ける主人公エドガーら役の年齢を考えると実現困難、と思っているうちに時が過ぎたという。今回の劇化を「それもすべて、明日海がやるために、運命の神が上演させなかったということ。感無量です」と小池は語る。 青い瞳と金色の巻き髪。エド…
画家バルテュスの作品『夢見るテレーズ』の撤去を、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に対して求める署名運動が行なわれている。 『夢見るテレーズ』は1938年の作品。目を閉じて椅子に座る少女が無防備に足を上げ、スカートの中をさらけ出している様が描かれ、少女の傍らでは猫がミルクを舐めている。モデルの少女はパリに住むバルテュスの隣人で、当時12~13歳だったとされるテレーズだ。 バルテュス『夢見るテレーズ』 メトロポリタン美術館オフィシャルサイトより(サイトで見る) 作品撤去の署名はニューヨーク在住の女性ミア・メリルによって始められ、ウェブサイト「Care2」上で8500人を超える支持者を集めている(記事掲載時)。 「Care2」に掲載された作品撤去の署名 メリルは週末にメトロポリタン美術館に行って『夢見るテレーズ』を目にし、若い少女が煽情的なポーズで描かれていることにショックを受けたという。こう
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