自民党の義家弘介元副文部科学相(53)は6日、政界を3月末で引退することを支持者に伝えた。「ヤンキー先生」として知られているが、党派閥の裏金事件に関与し、2024年10月の衆院選では比例重複立候補を認められず落選していた。 義家氏は高校教師や横浜市教育委員を経て07年に参院議員に初当選。12年に衆院神奈川16区にくら替え出馬し、当選4回を数える。副法相なども務めた。【佐藤浩】
自民党の足立敏之参院議員(70)が、訪問先のインド洋の島嶼国・モルディブで死去したことが27日、わかった。複数の自民関係者が明らかにした。関係者の一人は、海難事故だとの報告を受けたと述べた。
Published 2024/12/26 18:38 (JST) Updated 2024/12/26 18:47 (JST) 自民党は、派閥裏金事件の「けじめ」として、赤い羽根共同募金で知られる社会福祉法人「中央共同募金会」に7億円超を寄付する方針を固めた。27日に正式発表する。旧安倍派議員らの政治資金収支報告書の不記載総額に一定額を上乗せする。原資には政党交付金ではなく党費などの一般会計を充てる。関係者が26日、明らかにした。 党が2月にまとめた調査では、当時既に立件されていた議員ら3人を除き85人に不記載があり、総額は2018~22年の5年間で約5億7949万円だった。立件された3人分を合わせると約7億2千万円になる。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐって政治資金規正法違反の疑いがあるとして刑事告発されていた旧安倍派の国会議員や当時の会計責任者など合わせて65人について東京地検特捜部は26日、不起訴にしました。 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐっては、東京地検特捜部が旧安倍派、旧二階派、旧岸田派の当時の会計責任者や高額のキックバックを受けていた議員など11人を政治資金規正法違反の罪で立件しました。 立件されなかった議員や会計責任者は議員側の政治団体の収支報告書に虚偽の記載をした疑いがあるなどとして刑事告発されていて、特捜部は26日、旧安倍派の国会議員と元議員16人、会計責任者や秘書44人の合わせて60人を不起訴にしました。 このうち起訴猶予となったのは衆議院議員の簗和生氏、関芳弘氏、参議院議員の宮本周司氏、元衆議院議員の菅家一郎氏、衛藤征士郎氏です。 嫌疑不十分となったのは衆議院議員の松野博一
「手取りが増えてしまう」急上昇!自民政調会長の発言映像が拡散、ネット「これが本音」「悪いんですか?」
最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、収賄などの罪に問われた元自民党衆院議員の秋元司被告(53)の上告を棄却した。17日付。懲役4年、追徴金約758万円とした一、二審判決が確定する。裁判は終了し、秋元被告は収監される。 一、二審判決によると、秋元被告はIR担当の内閣府副大臣などを務めた2017年9月~18年2月、IR事業参入を目指した中国企業などから計758万円相当の賄賂を受け取った。保釈中の2020年6~7月には知人らと共謀し、贈賄側に虚偽の証言を依頼し、報酬として現金の提供を持ちかけた。 秋元被告は2004年の参院選で初当選。2010年の参院選で落選後、2012年の衆院選で東京15区から出馬し、小選挙区では敗れたものの比例復活した。衆院3期目の2019年12月に東京地検特捜部に逮捕され、公判では無罪を主張した。
東京都議会の自民党会派で政治団体の「都議会自民党」が、政治資金パーティーで販売ノルマを超えて都議が集めたパーティー券収入を、政治資金収支報告書に記載しない運用をしていたことが、関係者への取材で分かった。過去5年間で20人ほどの集金分について報告書に不記載があり、不記載額が100万円を超える都議が複数いるとみられる。自民派閥の裏金事件と似た不正の構図が、都議会にも存在していた疑いが浮上した。(井上真典、原田遼、昆野夏子) 複数の自民関係者によると、都議会自民党の政治資金パーティーでは、現職都議1人につきパーティー券50枚計100万円分の販売ノルマがあった。超過分の収入を都議会自民党に納めず、中抜きする形で都議自身が得ていた。超過分の収入は都議と都議会自民党のいずれの収支報告書にも記載せず、裏金化していた可能性がある。 自民派閥の裏金事件を受けて都議会自民党は、政治資金規正法違反(虚偽記入)の
Published 2024/12/02 18:21 (JST) Updated 2024/12/02 18:35 (JST) 自民党派閥裏金事件に関与して離党後、参院からくら替えして10月の衆院選で初当選した世耕弘成氏の資金管理団体「紀成会」は、2日までに公開された2023年分の政治資金収支報告書に金額不明の「贈答品等代」を計上した。収支報告書で「領収書を紛失した。判明した場合には訂正を行います」と説明している。年間の収支総額なども不明とした。 政治資金の流れを国民に明らかにするための収支報告書で、収支の総額を不明とするのは異例。共同通信は世耕氏側に経緯や理由を質問したが、事務所は「担当者が不在で分からない」とした。 21、22年分の収支報告書でも金額や支出先不明の「贈答品等代」を記載していた。
参院政治倫理審査会を終え、記者団の取材に応じる世耕弘成前参院幹事長=国会内で2024年3月14日午前11時52分、竹内幹撮影 総務省が29日に公表した2023年分の政治資金収支報告書では、自民党派閥による政治資金パーティー裏金事件で離党した世耕弘成前参院幹事長の資金管理団体「紀成会」の収入や支出に、「不明」という記載が13カ所もあった。不明が並んだ要因は、裏金事件を契機に判明した一部の「贈答品」。世耕氏側は「領収書を紛失した」としており、どこで何を買ったのかも分からない。 不透明なままの政治資金 事件発覚から1年がたつが、世耕氏を取り巻く「政治とカネ」の実態は不透明なままで、謎の贈答品についても調査を続けているという。 紀成会の23年分の収支報告書によると、冒頭の「収支の総括表」では23年分の収入額は1億2471万円としている。しかし、前年からの繰越額と、これらを含めた収入総額、そして支出
衆院選大敗で自民党の権力基盤が弱体化するなか、存在感を増しているのが世耕弘成・前党参院幹事長だ。 派閥の裏金問題で自民党を離党したドサクサのなかで鞍替え出馬して衆院議員に。復党こそしていないものの、与党過半数割れで早速に自民会派入りが決まった。来年に参院選が控えるなか、参院旧安倍派への影響力も健在とされ、今後の政局のキーマンのひとりと目されている。 ところが、その世耕氏にお膝元から“退場勧告”が突き付けられたのだ。ジャーナリストの赤石晋一郎氏がレポートする。 * * * ここに1枚の告発ペーパーがある。 10月18日付で作成された「公益通報・相談受付シート」と題された文書で、通報者氏名は「近畿大学教職員組合」、そして通報の対象者となっているのは「世耕弘成」──。 大阪市の郊外、近鉄長瀬駅から商店街を抜けるように10分ほど歩くと荘厳な佇まいの建造物が見えてくる。在阪大学の雄として知られる近畿
自民党は19日、党政治改革本部(渡海紀三朗本部長)の幹部会合を開き、政党から政治家個人に支出され使途公開の義務がなかった「政策活動費」について、廃止を打ち出す方針を確認した。21日にも全体会合を開き、党として案をまとめる。 政策活動費を巡っては、論点整理の段階では存続と廃止の二つのケースを想定していたが、同本部事務局長の小泉進次郎元環境相は会合後、記者団に「両方を議論した上で、廃止の方向性を出すべきだとなった」と説明した。ただし、法律上廃止する政策活動費とは別に、第三者機関によるチェックを経て使途を非公開とする支出も温存するという。 これに先立ち、自民党の森山裕幹事長は公明党の西田実仁幹事長と東京都内のホテルで会談し、政治改革に関する与野党協議の場を設置し、今週中の協議開始を目指すことで一致した。野党各党に呼びかけて具体的な日程を調整する。28日に召集される臨時国会で、政治資金規正法再改正
先月行われた衆議院選挙の富山1区で当選した自民党の田畑裕明議員が、支援企業の社員などを無断で党員に登録していたなどと一部で報じられたことについて、18日会見し、およそ100人の党員について不適切な党員登録がされていたと明らかにしました。一方、詳しい経緯は調査中としたうえで、みずからの関与は否定しました。 田畑議員は、地元民放のチューリップテレビに支援企業の社員などを無断で党員として登録していたなどと報じられたことを受けて、18日夕方、富山市内で記者会見しました。 この中で、田畑議員は、自身の事務所で管理している700人余りの党員のうち、およそ100人について不適切な党員登録がされていたことを認めました。 そのうえで、「選挙で皆様の信託をいただき、当選したにもかかわらず、ご心配をおかけし深くおわび申し上げます」と謝罪しました。 一方、不適切だったとする具体的な内容や、誰の指示で登録が行われて
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