「ビックリマンチョコ」は令和の時代にも存在するので、普通に知っている人もいると思う。
ウェハーチョコ菓子に、おまけとしてシールが入っているアレだ。
目当ては無論、おまけのシールのほうだ。
シール集めが過熱しすぎてウェハーチョコを食べずに捨てるという社会問題まで巻き起こした。
でも今考えると、真っ当な時代だったなと思う。
人気ゆえに極度の品薄だったけど、ほとんどの店では「一人3個まで」と制限がされており、商店以外では入手する術がなかったので必然的に誰もがこのルールに従わされた。
そして商店が値段を吊り上げることは当然としてなく、メーカー希望小売価格の30円で買えた。
時は流れて2021年。
子供相手の商品だろうが何だろうが、少しでも人気が出ようものならクソ転売ヤーが即座に湧いて買い占めた挙句、アホほど値段を吊り上げて好き勝手に売りさばいてる。
いい大人になればこんなバカどもの術中におちることをよしとせず、買ったりすることはしないけど、自制がきかない子供や、その子供にどうしてもとせがまれてる親や祖父母は、苦渋ながら購入してしまうこともあるだろう。