fail
別表記:フェイル
「fail」とは、失敗する・怠る・故障する・不合格のことを意味する英語表現である。
日本においてはカタカナ語読みした「フェイル」という言葉が、特にビジネス用語として使われている。金融業界においては「フェイル」は「期日までに債券や株式の証券の受け渡しが行われていない状態」を示す。またIT業界などにおいては、「故障や誤作動による障害発生時、できる限り安全な状態になるよう設計すること」を「フェイルセーフ(fail safe)」と言う。
「without fail」とは、「必ず」「例外なく」「確実に」といった意味を持つ英語表現である。成り立ちとしては「without(~なし)」「fail(失敗)」から「失敗なし」となり、そこから転じて「失敗しないということは、必ず・確実である」と発展していったと推測される。ややフォーマルな表現に該当する。
「only to fail」とは、「失敗しただけ」「結局は~に終わる」といった意味を持つ英語表現である。
「never fail」とは、失敗に対して打ち消す意味をもっているため、「決して失敗しない・裏切らない」といった意味を持つ英語表現である。
「fail to」とは、「~しない」「~できない」といった意味を持つ英語表現である。この場合のfailは他動詞であり、toの後には動詞がきて、その動詞が示す動作に失敗するということを示す。特に、期待を持って行動したが失敗に終わってしまったといったニュアンスとなる。ただし、「never fail to」や「not」を用いることで否定が加わるため、「~できないことはない」から転じて「必ず~にする」という意味に変わる。
「fail in」とは、「~に失敗する・~をしそこなう」といった意味を持つ英語表現である。この場合のfailは自動詞であり、inの後ろには名詞がきて、その名詞を失敗したということを示す。例えば「I failed in the plan.(私は計画に失敗した)」や「She failed in English exam.(彼女は英語の試験に落第した)」といった意味を持つ。「fail to」が期待感の果てに失敗したケースを示すのに対し、「fail in」は事実として落第や失敗をしたようなニュアンスを持つ。
「fail」とは、失敗する・怠る・故障する・不合格のことを意味する英語表現である。
「fail」とは・「fail」の意味
「fail」とは、「失敗する・怠る・破産する・落第する・故障する・欠乏する」といった自動詞、および「人を失望させる・~の役に立たない・~で試験に落ちる・~を見捨てる・~を諦める」といった他動詞、「不合格・不履行」といった名詞の意味を持つ英単語である。「fail」は名詞としての意味も持つが、「fail」の名詞形として「failure」という英単語が別にある。日本においてはカタカナ語読みした「フェイル」という言葉が、特にビジネス用語として使われている。金融業界においては「フェイル」は「期日までに債券や株式の証券の受け渡しが行われていない状態」を示す。またIT業界などにおいては、「故障や誤作動による障害発生時、できる限り安全な状態になるよう設計すること」を「フェイルセーフ(fail safe)」と言う。
「fail」の発音・読み方
「fail」の発音記号は、アメリカ英語で「féɪl」、イギリス英語で「feɪl」となる。カタカナ語読みをした場合は、いずれも「フェイル」となる。「fail」の活用変化一覧
「fail」は、「fails(三人称単数現在形)」「failing(現在分詞)」「failed(過去形・過去分詞形)」と変化する。「fail」の語源・由来
「fail」の語源は、「誤る、だます」といった意味を持つラテン語「fallere」にあるとされる。「fail」と「failure」の違い
「fail」の名詞形「failure」は、「失敗・失敗した人・失敗作・故障・不具合・不履行・怠慢・破産・不足」など、様々な意味を持つ。一方で、「fail」は「不合格・不履行」といった限定的な意味のみを持つ。「fail」を含む英熟語・英語表現
「without fail」とは
「without fail」とは、「必ず」「例外なく」「確実に」といった意味を持つ英語表現である。成り立ちとしては「without(~なし)」「fail(失敗)」から「失敗なし」となり、そこから転じて「失敗しないということは、必ず・確実である」と発展していったと推測される。ややフォーマルな表現に該当する。
「only to fail」とは
「only to fail」とは、「失敗しただけ」「結局は~に終わる」といった意味を持つ英語表現である。
「never fail」とは
「never fail」とは、失敗に対して打ち消す意味をもっているため、「決して失敗しない・裏切らない」といった意味を持つ英語表現である。
「fail to」とは
「fail to」とは、「~しない」「~できない」といった意味を持つ英語表現である。この場合のfailは他動詞であり、toの後には動詞がきて、その動詞が示す動作に失敗するということを示す。特に、期待を持って行動したが失敗に終わってしまったといったニュアンスとなる。ただし、「never fail to」や「not」を用いることで否定が加わるため、「~できないことはない」から転じて「必ず~にする」という意味に変わる。
「fail in」とは
「fail in」とは、「~に失敗する・~をしそこなう」といった意味を持つ英語表現である。この場合のfailは自動詞であり、inの後ろには名詞がきて、その名詞を失敗したということを示す。例えば「I failed in the plan.(私は計画に失敗した)」や「She failed in English exam.(彼女は英語の試験に落第した)」といった意味を持つ。「fail to」が期待感の果てに失敗したケースを示すのに対し、「fail in」は事実として落第や失敗をしたようなニュアンスを持つ。
「fail」の使い方・例文
「fail」には多数の意味を持ち、「失敗する・落第する」という意味以外で、「We failed to reach an agreement.(私たちは同意できなかった)」や「I won't fail you.(期待を裏切らないよ)」といった使い方もできる。基本的には「~できない・~しない」という否定の意味を持つ言葉であり、「without」や「never」、「not」などの否定語が重なることで、否定の否定となって「必ず~する」という意味に変わる。例としては「Do not fail me this time.(今度こそ失敗しないようにね)」や「Never fail to call me up at five o'clock.(五時に必ず電話をしてください)」といった使い方があげられる。1896Fail
名前 ファイユ
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