factor
「factor」とは、要因のことを意味する英語表現である。
「factor」とは・「factor」の意味
「factor」とは、要因や要素などを意味する可算名詞である。数学では因数や因子を意味する。動詞としては他動詞で、~を因数に分解するがある。factoryは工場や製造所を意味する可算名詞で、形容詞としての意味は工場のとなる。「factor」に、~所の意味を持つ接尾辞の名詞語尾‐oryがついた形だ。「factor」の語尾がorのため、yのみがついている。「factor」の語源・由来
「factor」の語源は印欧語根dheh-(置く)である。ラテン語ではfacio(作る)となり、factor(作るもの)に変化した。factorはラテン語のfactus(作った)と-tor(~するもの)が合わさった語である。中期フランス語になるとfacteur(要因)へと変化している。語源としての主な意味は、結果を作ったものだ。「factor」の覚え方
「factor」を覚える際は、正しい発音で何度も口に出して覚えると効果的である。書きながら覚えれば、綴りも覚えることができる。英語で話せる環境があれば、適切に「factor」を使えるようになる。factorize(因数分解する)やfactorization(因数分解)などの派生語や、fact(事実)などの関連語と一緒に覚えると、短時間で多くの単語を覚えられる。「factor」の類語
「factor」の類語には、要素や成分を意味する名詞のelementがある。原因と言う意味では、名詞のcauseもある。名詞のcomponentは、大きな構造の構成要素の意味を持つ。名詞のpartは、不可欠な要素として使うことができる。「factor」を含む英熟語・英語表現
「factor」を含む英熟語・英語表現には次のものがある。「do factor」とは
「因数分解する」には動詞のfactorizeが使われ、「do factor」ではない。「factor」が名詞だとすれば「要因を行う」の可能性もあるが、日本語として不自然である。「do factor」は動詞「factor」の前に、強調の助動詞doがついていると考えられる。「do factor」の意味は、とにかく~を因数分解するなどとなる。
「factor」の使い方・例文
「factor」には類語が多く、特にelementとcauseの使い方では迷うことも多い。elementは、いくつかのものから構成されているものの構成要素である。causeはものごとの直接的な原因だ。「factor」は間接的に影響する要因となる。「factor」の使い方・例文は次のとおりである。・In the factory accident, police believe hydrogen was one of the factors that caused the explosion.(工場の事故について、警察は水素が爆発の要因の1つだと考えている)
・The main factor we lost the game was the lack of practice due to bad weather.(私たちが試合に負けた主な要因は、悪天候による練習不足だった)
・Common factor is a term used in mathematics.(公約数は数学で使用される用語だ)
・If we remove the factor of school refusal, he may go to school.(不登校の要因を取り除けば、彼は学校に行くかもしれない)
・If the factor of the experiment failure is known, the experiment can be restarted.(実験失敗の要因がわかれば、実験を再開できる)
・You have to factor 100 before calculating.(計算する前に100を因数分解しなければならない)
・There are various causes of marital quarrels, but the factors are fixed.(夫婦喧嘩の原因は様々だが、要因は決まっている)
・We combined the hit factors to create a new product.(私たちはヒットの要素を組み合わせて新商品を生み出した)
・Factor analysis is one of data analysis.(要因分析はデータ分析の1つである)
・His wife's cooking is a factor in his happiness.(妻の手料理が、彼の幸せの要因だ)
・We analyzed the factors behind the popularity of our long-selling products.(自社のロングセラー商品の、人気の秘密を分析した)
・The direct cause of the company's bankruptcy is a shortage of funds, but employees are also a factor.(会社が倒産する直接の原因は資金不足だが、従業員も要因である)
・The fact that I like English is a factor that makes me good at English.(英語が好きなことは英語がうまくなる要因だ)
・In junior high school math, I stumbled on factors.(中学生のころの数学では、因数でつまづいた)
・A factor has been discovered that influences the inheritance of cancer.(ガンの遺伝に影響する因子が発見された)
・Habitat deprivation is a factor in insect decline recognized by entomologists.(生息環境を奪われたことが、昆虫学者によって認められた昆虫減少の要因である)
・The weather during the growing season is a factor that determines the quality of rice.(生育期の天候は、米の品質を左右する要因だ)
・Static stretching is a factor that influences muscle output.(静的ストレッチは、筋肉の出力に影響を与える要因だ)
・A lecture on factor analysis research will be held at the university next Sunday.(来週の日曜日に、大学で因子分析研究の講演会が行われる)
プロジアミン
Factor
Factor
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/04 22:42 UTC 版)
パラダイム | スタック指向 |
---|---|
登場時期 | 2003年 |
開発者 | Slava Pestov |
最新リリース | 0.100 / 2024年9月11日[1] |
型付け | 強い動的型付け |
影響を受けた言語 | Joy, Forth, LISP, Self |
影響を与えた言語 | Cat |
プラットフォーム | Windows, Mac OS, Linux その他 |
ライセンス | BSDライセンス |
ウェブサイト | factorcode.org |
Factor は、動的型付けの連鎖性(concatenative)プログラミング言語であり、Slava Pestovが設計と実装を行った。Factor に影響を与えた言語として、Joy、Forth、LISP、Self がある。2023年8月現在の最新バージョンは 0.99。
概要
他の連鎖性言語と同様、Factor も逆ポーランド記法構文であり、関数の名前を書く前にその引数を記述する。例えば、Factor での Hello world は次のようになる。
"Hello world" print
Factor は動的型付けであり、そこにユニークなオブジェクトシステムが伴っている。Factor のプリミティブ型は数少なく、ユーザーや標準ライブラリではタプルなどの機構を使って独自のクラスを作成できる。継承はサポートされていないが、Self のような委譲がサポートされている。また、型やタプル以外のクラスを作る方法もあり、述語(predicate)クラスや共用体(union)クラスがサポートされている。Factor の組み込み複合データ型としては、固定長および可変長の配列とハッシュテーブルがある。浮動小数点数もサポートされていて、任意長の整数もある。連結リスト、複素数、分数は標準ライブラリで実装されている。
当初はインタプリタだけだったが、現在では完全なコンパイラがある(非最適化コンパイラは、基本的にインタプリタのループを展開しただけのものである[2][3])。最適化された機械語を生成するコンパイラは全てFactorで書かれている。実行ファイル形式の出力はせず、Smalltalkのようなイメージファイルとして機械語コードをセーブする。このイメージファイルを実行するための最小限の機能(VMなど)を持つ配布ツールと共に配布する。
スタックシステムでは不十分な場合のために、静的スコープと動的スコープもサポートされている。Factorには様々なライブラリがあり、ボキャブラリ、継続、HTTPサーバとWebフレームワーク、OpenGLバインディング、GUIライブラリ、XMLパーサ、などがある。
Factor は対話型のテスト駆動開発に適した言語となることも目標としており、そのためにFactorは根本的にはForthの安全なバージョンとなっている。動的型付けだが、コンパイラはスタックの深さをコンパイル時に把握している。
LISP的機能
Factor はLISPの機能も数多く採り入れている。同図像性(homoiconicity)構文、ガベージコレクション、高階関数、コンパイル時評価、read-eval-printループ、treeshaker などである。
ただし、表面的な見た目は逆ポーランド記法であるため、LISPとは逆に見える。つまり関数呼び出しの入れ子は、LISPの場合外側の関数が前に記されるが、Factorでは逆に後になる。これは、連鎖性言語であることの本質的性質である。
処理系
これまで、Javaによる実装とC言語による実装がされている。ただし、Javaによる実装はあまり使われず、既に保守されていない。C言語版は、徐々にセルフホスティングによって Factor に置き換えられつつあり、C言語で書かれた部分は少なくなっている。
Factor はC言語のような標準仕様は存在しないが、言語仕様文書は豊富である。
脚注
- ^ Factor 0.100 now available [1]
- ^ Two-tier compilation comes to Factor 2007年9月10日
- ^ Compiler overhaul 2008年1月8日
外部リンク
- Factorの誕生
- Factor公式サイト
- Factorメーリングリスト
- Logs of #concatenative 主に Factor について議論するためのIRCチャンネル。freenodeにある。
- Factor文書
- planet-factor フィードリーダー
ファクター
(factor から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 15:14 UTC 版)
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- 要素や因子を意味する英語。
- 規定度の差異。
- Factor - プログラミング言語。
- factor - シュノーケルの楽曲。シングル「いいじゃん/factor」の2曲目。
- 漫画『鉄のラインバレル』に登場するロボット達「マキナ」のパイロットの呼称。
- ファクター (Factor) - 債権買取機関のこと。より具体的には、売掛債権を償還請求権なしに、また第三債務者への通知を伴い、割引いたり買取ったりする商行為。(売掛債権担保金融とは異なる)
- イギリスの新興自転車ブランド
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