SlimDX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/30 14:37 UTC 版)
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開発元 | SlimDX Group |
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最新版 | 2012年1月 (13.43) [1] |
リポジトリ |
github |
対応OS | Microsoft Windows |
ライセンス | MIT license[リンク切れ] |
公式サイト | slimdx.org[リンク切れ] |
SlimDXは、.NET Frameworkの下でDirectXプログラミングを可能にするためのオープンソースAPIである。SlimDX は、.NET言語(共通言語ランタイムすなわちCLR対応の言語)で使用することができる。
SlimDXは、マルチメディアとインタラクティブアプリケーション(例:ゲーム)の開発で使われる。.NET Frameworkアプリケーションにおける高性能グラフィック表示を可能にし、プログラマが近代的なグラフィックスハードウェアを直接利用することを可能にする。
SlimDXの初版は、2007年6月30日に公開された。それ以来、急速に成長し、2015年4月時点での最新版である2012年1月版において、マイクロソフトにより提供されている主要なDirectX APIをカバーするが、その後の更新はなく、またDirectX 11.1以降はサポートしていない。
SlimDXは、以下のAPIをフルサポートしている[1]:
- Direct3D 9.0c、9.0Ex、10.0、10.1、11
- DXGI
- DirectInput、XInput、Raw Input
- DirectSound、XAudio2、X3DAudio、XAPO、XACT3
- Direct2D、DirectWrite
脚注
関連項目
- Microsoft XNA
- Microsoft DirectX
- Managed DirectX
SlimDX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/06 11:56 UTC 版)
「Microsoft DirectX」の記事における「SlimDX」の解説
詳細は「SlimDX」を参照 Managed DirectX 2.0はキャンセルされたが、後継のXNAは基本的にC#からしか利用できない上、Xbox 360とWindows双方に互換性のあるコードを記述することを主目的として開発されており、Managed DirectXの方向性とはやや異なるAPI(ゲームアプリケーション向けのフレームワーク)となっている。このため、Windowsプラットフォームにおける.NET用にDirectXのAPIをカプセル化した、SlimDXと呼ばれるライブラリが有志によって開発・提供されていたが、2012年1月を最後に更新されておらず、公式サイトも2019年現在は消失している。SlimDXはMDXのように、Direct3Dコアライブラリに加えてDirect3D拡張ライブラリであるD3DXもカバーする。
※この「SlimDX」の解説は、「Microsoft DirectX」の解説の一部です。
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