S!CAST
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 16:41 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動S!CAST(エス!キャスト)は、ソフトバンクモバイル(旧・ボーダフォン)が2006年3月から2007年9月まで提供していたサービスである。ボーダフォン時代の旧称は、「Vodafone live! CAST」。
概要
容量の大きいコンテンツを夜間(2:00~7:00(JST)の間)に配信し、配信後はオフラインでもコンテンツを参照できるサービス。一日数回の情報配信が行われる、ステーションとは別物である。
他キャリアでも同様のサービスを展開しているが、大きな特徴として、配信に要するパケット通信料が不要であることが挙げられる(情報料は有料。なお、同種サービスの「EZチャンネルプラス」(au)では逆に情報料は無料で、定額の通信料(税込315円)は通信料定額サービスの上限額の対象という設定)。これにより、大容量のコンテンツ(例えば1メガバイト程度のデータで通常料金1,800円程度)であっても、S!CAST及び、S!ベーシックパックに加入していれば、パケット通信料が発生せず、安価にサービスを受けることが可能である。
配信時に圏外・電源OFF・圏内でも非対応端末で在圏(1枚のUSIMカードで複数の端末を使い分けている場合)のため定時配信分を受信できなかったときのために、手動で再配信を受けることができる。
このサービスは開始からわずか1年半後の2007年9月28日に終了したが、このシステムを利用した新サービスS!情報チャンネルが2008年1月28日より提供開始された(S!情報チャンネルの開始時点での対応機種は、S!キャスト対応機種(と終了後に発売した機種)であり、これらはS!キャストの機能を使って、登録・情報受信する。)。
似たようなサービスとして、S!速報ニュースがある。
3Gお天気アイコン
2006年秋冬モデルの一部機種より、S!CASTを利用した「3Gお天気アイコン」のサービスが追加された。基本的には「ステーション」時代のお天気アイコンと同様であるが、次の違いがある。
- 花粉情報などが追加され、ステーション時代のものよりも配信内容が増えている。
- 移動先での天気情報を入手するには、今のところ次の配信を待つか手動で操作する必要があった。
対応機種
※は、3Gお天気アイコン非対応
- SHシリーズ
沿革
関連項目
外部リンク
S-CAST
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S-CAST(エスキャスト)は、富士ロボテクスセキュリティ株式会社(富士防災警備株式会社の関連会社)が提供している、地震解析情報配信システムである[1]。
2011年(平成23年)の東日本大震災以降、「大規模地震発生の前兆現象を解析することによる事前BCP」を主テーマに、各国立大学および天文台の研究者と共同研究を行い、当システムが確立された[1]。 2015年(平成27年)10月30日に、当システムが特許庁長官より「特許第5830127号」の認定を受けている[2]。
当システムによる事前告知により、2016年(平成28年)4月16日発生の熊本地震では地震発生期間と震源地、同年10月21日発生の鳥取県中部地震では対象エリアに地震発生の可能性ありと注意喚起を行っている[3]。
脚注
- ^ a b “BCP地震解析情報配信システム”. 富士S-CAST (2014年). 2017年1月2日閲覧。
- ^ “S-CAST 地震予測システム 正式特許認定の御報告” (PDF). 富士S-CAST (2015年11月). 2017年1月2日閲覧。
- ^ 「的中連発のS-CAST地震解析情報の精度」『東スポWeb』、2016年11月2日。2017年1月2日閲覧。
外部リンク
- S-CAST|サービス一覧 - 富士防災警備(旧・富士警備保障)
- 富士S-CAST
S!CAST
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「SoftBank 3G」の記事における「S!CAST」の解説
S!CASTは雑誌感覚で読める最大1Mバイトの大容量コンテンツを、夜間(深夜2時〜朝7時)に配信。2007年9月28日付けで廃止。パケット通信料を含め、利用料は月額315円。またお天気アイコンが利用できる。対応機種は904T、804N、904SH、905SH、705SH、705T(この6機種はお天気アイコン非対応)。その他、SoftBank91Xシリーズ、81Xシリーズ(除く812T)、705N、706N。 後継は、S!情報チャンネル。
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