ミスター・メッツ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/03 06:47 UTC 版)
ミスター・メッツ(英:Mr. Met)[1]は、メジャーリーグの球団ニューヨーク・メッツの公式マスコット。1963年にメジャーリーグに初めて登場した球団マスコットである。
歴史
誕生
ニューヨーク・メッツが創立されて2年目の1963年に、メッツ主催試合のゲームプログラムの表紙に、頭が野球のボールになったキャラクターのイラストが登場する。翌1964年にメッツは本拠地をポロ・グラウンズからシェイ・スタジアムに移し、この年観客の前に『着ぐるみ』のミスター・メッツが初めて登場した。その後1960年代のうちに女性の「ミセス・メッツ」や、3人の子供「リトル・メッツ」が次々に登場し、球団のコマーシャルなどにこれら「家族」が登場するようになっていった。
その後年代ごとに複数の担当者によってミスター・メッツが描かれてきた。現在メジャーリーグの各球団が、プロモーションのため所属選手のボブルヘッド・ドール(首振り人形)を配布することがあるが、メッツが最初に作ったボブルヘッド・ドールはミスター・メッツを模ったものだったそうである。
活躍
2000年にメッツは公式戦を日本の東京ドームで行っているが、この時にはミスター・メッツも同行している。公式サイトによれば、アメリカやカナダ以外の海外のメジャーリーグ公式戦に初めて登場したマスコットだという。2002年4月14日にミスター・メッツの40歳の誕生パーティーが開かれ、この時はメジャーリーグ全球団のマスコットと、傘下マイナーリーグのブルックリン・サイクロンズのマスコットが集まった。
また2003年にメッツの一塁手だったトニー・クラークは、シーズン当初に背番号『00』(元々はミスター・メッツがつけていた背番号)を付けてプレーをしていたが、6月にクイーンズ区の学校訪問をした際、生徒から「ミスター・メッツに何があったの?」と質問され、シーズン途中で背番号を『52』に変更したというエピソードがある。
2007年にマスコット栄誉の殿堂入り表彰を受けた。
プロフィール
メッツの最初の公式戦が行われた1962年4月11日が、ミスター・メッツの誕生日とされている。当初味方チームの応援のしすぎで声を失ってしまい現在はしゃべれないが、12カ国語の「ジェスチャー」ができるという。
脚注
- ^ 英語の表記には"s"がついてないため、発音に近い表記は「ミスター・メット」である。しかし逆にメッツ球団を連想しにくい表記になることもあり、日本語では"ミスター・メッツ"と表記される資料が多勢である。
外部リンク
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「Mr. Met」の例文・使い方・用例・文例
- 人名の前にMr.を付ける
- 彼がMr.Baseballと呼ばれていると聞いた。
- 男の名の前には “Mr." の敬称をつける.
- 『Mr. Pickwick took his hat and his leave(ピックウィック氏は帽子を取り、去っていく許しをもらった)』はくびき語法の例である
- スーパー・ヒーローたちがごく普通にいた15年前,Mr.インクレディブルはその全員の中で最も人気のあるスーパー・ヒーローだった。
- Mr.インクレディブルは,今ではボブ・パーである。
- 彼は昔のスーパー・スーツを身につけ,家族に言うことさえせず, Mr.インクレディブルとして任務に向かう。
- しかし,それはわなであることがわかり,Mr.インクレディブルは離島で捕らえられてしまう。
- Mr.インクレディブルを,そして世界を救うため,今,インクレディブル一家の残りのメンバーはスーパー・パワーを合わせなくてはならない。
- Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
- 人気ロックバンド,Mr. Childrenも今年の新しい出場者の1組だ。
- コルチゾールの脱水素化されたアナログ(商標名オラソン、デルタゾン、Liquid Pred、Meticorten)
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