エムディーアール‐ティービー【MDR-TB】
読み方:えむでぃーあーるてぃーびー
多剤耐性結核菌
【概要】 多種類の抗結核薬に耐性を示す結核菌。結核の治療中に多くは不適切な治療、服薬ミスによって発生する。耐性結核菌を持っている患者からの初感染の場合もある。
【頻度】 日本では耐性菌の初感染は稀である。リファンピシン1%、ヒドラジドで2%程度、多剤耐性は0.1%程度。
【対策】 非常に困難で死亡率が高い。ニューヨークでは服薬が不規則になりやすいと思われる患者では、最初から直接監視下での投薬を実施して耐性化率を低下させた(DOT)。
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