ディーオーエス‐こうげき【DoS攻撃】
読み方:でぃーおーえすこうげき
ドス‐こうげき【DoS攻撃】
読み方:どすこうげき
DoS攻撃
DoS攻撃
読み方:ドスこうげき,ディーオーエスこうげき
別名:サービス拒否攻撃,サービス妨害攻撃,サービス不能攻撃
DoS攻撃とは、IT資源に対するアクセスができないように妨害したり、遅延させたりするための攻撃のことである。
DoS攻撃には、ローカル、ネットワーク、分散など多種多様な方法がある。ネットワークケーブルを切断する、コンピュータを物理的に破壊することもDoS攻撃の一種である。
DoS攻撃の具体的な攻撃手法としては、リソースの破壊や枯渇させることによるもの、ネットワークプロトコルの仕様、実装の弱点につけ込む、などがある。メール爆弾と呼ばれる、電子メールに巨大なファイルを添付し送りつけることでメールサーバーに高負荷をかける手法もある。
大量のデータを送信したり、同時に複数のコンピュータからアクセスすることでサーバーを高負荷状態にさせたり、ネットワークの脆弱性を突いたものではない攻撃もある。これらは、通常のアクセスと区別できないことが多く、サービスの停止による攻撃の防御が取りにくく、このような攻撃に対する対処を困難にしている。
DoS攻撃
DoS攻撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 00:27 UTC 版)
「サイバーセキュリティ」の記事における「DoS攻撃」の解説
詳細は「DoS攻撃」を参照 DoS攻撃(ドスこうげき)(英:Denial of Service attack)は、情報セキュリティにおける可用性を侵害する攻撃手法のひとつ。 ウェブサービスを稼働しているサーバやネットワークなどのリソース(資源)に意図的に過剰な負荷をかけたり脆弱性をついたりする事でサービスを妨害する。 DoS攻撃には2種類の類型があり、第一の類型はウェブサービスに大量のリクエストや巨大なデータを送りつけるなどしてサービスを利用不能にするフラッド攻撃(Flood=「洪水」)であり、第二の類型はサービスの脆弱性を利用する事でサービスに例外処理をさせるなどしてサービスを利用不能にする攻撃である。 DoS攻撃の主な目的はサービスの可用性を侵害する事にあり、具体的な被害としては、トラフィックの増大によるネットワークの遅延、サーバやサイトへのアクセス不能といったものがあげられる。しかしDoS攻撃は被害者に経済的ダメージを負わせる事を目的として行われる場合もあり、EDoS攻撃(Economic DoS Attack)と呼ばれる。たとえばクラウド上で従量課金されているサービスにDoS攻撃をしかければサービスの運営者に高額な課金を発生させることができる。 また、「DoSをやめてほしければ金を払え」と脅す目的でDDoS攻撃(後述)が行われることもあり、ランサムDDoSと呼ばれる。
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「DoS 攻撃」の例文・使い方・用例・文例
- 攻撃用兵器
- 市長はひどいことばで攻撃された
- 敵に攻撃をかける
- 攻撃は最大の防御である
- 我々は夜明けに敵を攻撃した
- きょうの新聞はこぞって政府の新政策を攻撃した
- 我々は暗やみに乗じて攻撃を開始した
- 彼女はあまりにも攻撃的すぎるという印象を与えた
- 兵士が攻撃のために町の外に集結した
- 敵は夜陰に乗じて我々を攻撃してきた
- 攻撃は最善の防御である
- その砦は攻撃3日目に陥落した
- 左翼を攻撃する
- 彼女は彼に悪口を連発して攻撃した
- 彼女は彼を冷酷な侮辱で攻撃した
- 痛烈な攻撃
- 攻撃は夜明けに開始された
- 攻撃をしかける
- 彼は政府に対して激しい攻撃を始めた
- 攻撃的な演説
DoS攻撃と同じ種類の言葉
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