Cartilaginous partとは? わかりやすく解説

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軟骨部

読み方なんこつぶ
【英】:Pars cartilaginea,Cartilaginous part

軟骨ゲル状基質細胞線維埋まった形の一種結合組織である。基質ゲル状であるために軟骨硬さ弾力性生じる。関節面関節軟骨露出する場合除き軟骨表面はすべて軟骨膜よばれる線維性膜で被われる。3種類の軟骨硝子軟骨線維軟骨弾性軟骨)を区別する硝子軟骨豊富な基質有するが、その基質の光屈折率基質内に埋もれた線維成分のそれと同程度であるという特徴を示す。小児期および思春期個体では硝子軟骨長骨骨端軟骨をなして、個体成長重要な役割を果たす。また硝子軟骨機械力に対す抵抗性が大であり、ほとんどすべての滑膜関節における関節面被う材料として用いられている。硝子軟骨再生不能であって、それにいったん傷つくと傷の部分線維組織埋められる線維軟骨比較少量基質中に豊富な膠原線維埋められた形となっている。関節円板顎関節胸鎖関節膝関節などの)や鎖骨下顎骨関節面被う軟骨として存在する線維軟骨損傷受けた場合は、徐々にではあるが一般線維性結合組織におけるのと似た方法修復される。ただし関節円板血流乏しいため、いったん損傷する修復不可能である。弾性軟骨基質内に埋められ大量弾性線維有する。したがってこの種の軟骨弾性富み耳介外耳道耳管喉頭蓋などに分布している。弾性軟骨損傷部は線維組織置き換えられる個体老化に伴い硝子軟骨線維軟骨石灰化ないし骨化傾向を示す。[臨床クル病では成長しつつある骨における軟骨部分へのカルシウム沈着阻害される。すなわち、軟骨細胞増大しつづけるために軟骨領域過剰となり、骨端軟骨板の開大もこれに伴う。骨は強度が不十分であるから圧力応じ弯曲する。その結果肋骨肋軟骨連結部の膨隆下肢長骨弯曲前頭骨突出骨盤変形などが生ずる。


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