豪雨
集中豪雨
豪雨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:37 UTC 版)
この年は、7月から8月にかけて日本付近に前線が停滞し、低気圧の通過や台風の接近に伴い、全国で大雨災害が発生した。 主な大雨は、前線により7月31日から8月2日にかけて九州地方南部から中国地方で発生したものや、前線により8月6日に九州地方南部で発生したもの、この台風により8月9日から10日にかけて東海地方から九州地方で発生したものや、台風11号により8月26日から27日にかけて関東甲信地方から東北地方南部で発生したものなどである。 「平成5年8月豪雨」も参照 7月31日から8月2日には、西日本に停滞する前線上を低気圧が東に進んだため、九州地方南部で激しい雨が降りはじめ、31日から8月1日までの2日間に、宮崎県えびの市で906mm、鹿児島県溝辺町で591mmなどを観測した。鹿児島県を中心に土砂崩れなどにより死者が出た。 8月6日には、九州南部に停滞した前線の活動が非常に活発化したため、鹿児島県を中心に激しい雨が降り、6日の日降水量は、鹿児島県川内市で369mm、鹿児島市で259mmなど、200~300mmに達した。 鹿児島県内では、鹿児島市竜ヶ水をはじめ各地で土砂崩れが発生し、多数の死者が出た。また、鹿児島市内の甲突川などの氾濫によって、多数の家屋が浸水・流失した。 そして、8月9日から10日には、この台風が九州の西海上を北上したため、紀伊半島から九州地方までの広い範囲で大雨となった。 8月27日には台風11号が千葉県銚子市付近を通過し、本州の東海上を北上したため、関東甲信地方から東北地方南部にかけて大雨となった。 「平成5年台風第11号」も参照 8月28日には北海道尻羽岬で7.48mの有義波高を観測しており、1985年の観測開始以来1位の記録となった。 これらの一連の豪雨により、死者・行方不明者93名、負傷者219名、住家全壊525棟、半壊425棟、床上浸水16,496棟などの大きな被害がもたらされた。特に九州地方南部で被害が甚大であった。
※この「豪雨」の解説は、「平成5年台風第7号」の解説の一部です。
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豪雨
出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 09:06 UTC 版)
名詞
- 《一般》 激しく多量に降る雨。
- 《気象》 雨の強さに関する天気予報(wp)用語の一つで、著しい災害が発生した顕著な大雨現象をいう。
発音(?)
- ご↘ーう
関連語
類義語
派生語
翻訳
「豪雨」の例文・使い方・用例・文例
- 豪雨の後,流水のために深い溝が地面にできた
- それはこの地域で記録された豪雨で最も激しいものであった
- そんな豪雨のなかを出かけるなんてどうかしています
- 豪雨
- 米の作柄は豪雨にもかかわらずよかった
- その豪雨のせいでずぶ濡れになった。
- 豪雨に伴う土砂崩れによって10世帯が孤立状態になった。
- 昨日の豪雨で被害はありませんでしたか?
- 昨日は早朝の豪雨で床下浸水がおきた。
- この後、私たちは豪雨に遭った。
- その地すべりが地震ではなく豪雨によって誘発された可能性は排除できない。
- 豪雨に伴う土砂災害の影響で、一部地域への配送に遅れが生じております。
- 町の水道は豪雨で重大な支障をきたした。
- 豪雨は雷を伴った。
- 豪雨の結果、洪水が起こった。
- 豪雨のために、野菜の値段が急激に上がった。
- 豪雨にもかかわらず、彼は入院中の友人を見舞った。
- 河川は豪雨で氾濫しました。
- どしゃ降り, 豪雨.
豪雨と同じ種類の言葉
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