統合リーグ案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 14:49 UTC 版)
「プロリーグ構想 (バスケットボール)」の記事における「統合リーグ案」の解説
2013年12月、FIBAのバウマン事務総長がJBAに対し、日本が2006年世界選手権の開催で大きな損失を出し、その後も下降線を辿っている現状も踏まえ、ビジネス感覚を持ったメンバーによる運営改革や、NBL・bjリーグの並立状態の早期改善してピラミッド型にすることを求めた。今回がラストチャンスとし、日本代表の国際試合への出場制約や2020年東京オリンピックへの開催国枠での出場を適用しない可能性にも言及している。 これを受けてJBAは2014年2月11日の理事会において、改革委員会の設置と2リーグを統合し、2016-17シーズンからスタートする新たなプロリーグの設立を決定した。NBLとbjリーグのチームには今後説明して参加を呼びかけるとしている。しかしその後も進展がなかったため、FIBAは2014年4月22日にJBAに対し、10月末までに方向性を示せない場合はJBAを資格停止処分にする可能性があると通告した。 6月21日、JBA、NBL、bjリーグの3者が、統一プロリーグ発足に向けた話し合いを開始すると発表、同7月17日、統一プロリーグ推進会議の発足が決定した。しかし、これ以後も大きな進展が見られず、期限となった10月末までに統合案をまとめることが事実上不可能となったとして、日本バスケットボール協会は2014年10月23日の理事会で、同会長・深津泰彦が辞任を申し出、受理された。 2014年11月26日、FIBAは、JBAに対し、FIBAの会員資格無期限停止の処分を正式に発表した。これにより男子代表だけでなく、女子、ユースを含めた一連のナショナルチームの国際試合出場が禁止されることになり、2016年リオデジャネイロオリンピックの予選出場も事実上できなくなった。今後FIBAは問題解決へ向けた直接介入を含めた対応も検討している。 2015年1月28日、FIBAの日本協会改革プロジェクトチームの第1回会合を開催。このプロジェクトチームのチェアマンに、日本サッカー協会最高顧問の川渕三郎らを選んだ。
※この「統合リーグ案」の解説は、「プロリーグ構想 (バスケットボール)」の解説の一部です。
「統合リーグ案」を含む「プロリーグ構想 (バスケットボール)」の記事については、「プロリーグ構想 (バスケットボール)」の概要を参照ください。
- 統合リーグ案のページへのリンク