異表記
異表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 16:16 UTC 版)
減算の文字を複数並べる。(例)8 = IIX,80 = XXC 500 に「D」を使わない。(例)1611 = MCCCCCCXI 減算を行わない。(例)1495 = MCCCCLXXXXV 任意の自然数 n に対し、10n を表す文字の前に、5m10n − 2 (m = 0, 1) 以下を表す文字を使う。(例)490 = -10 + 500 = XD 簡略表記。Microsoft Excel の ROMAN 関数で「書式4」を使用。(例)999 = IM ローマ数字はもともと厳密な規則が定義されたものではなく、特に減算則に関しては様々な異表記が見られる。当初は減算則が存在しなかったため、4 を「IIII」、9 を「VIIII」と書いていた。「The Forme of Cury」(14世紀の著名な英語の料理解説書)は 4 = IIII、9 = IXと表記している一方で「IV」と表記した箇所もある。 ほかに、80 = R、2000 = Zとする異表記もある。また、1⁄2 = S、1⁄12 = • などとする分数の記号もあった。
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