大福田寺とは? わかりやすく解説

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大福田寺

読み方:ダイフクデンジ(daifukudenji)

別名 桑名大寺

宗派 高野山真言宗

所在 三重県桑名市

本尊 阿弥陀如来観世音菩薩

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

大福田寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/17 23:56 UTC 版)

大福田寺

本堂
所在地 三重県桑名市東方1426
位置 北緯35度4分0秒 東経136度40分44.6秒 / 北緯35.06667度 東経136.679056度 / 35.06667; 136.679056座標: 北緯35度4分0秒 東経136度40分44.6秒 / 北緯35.06667度 東経136.679056度 / 35.06667; 136.679056
山号 神宝山
院号 法皇院
宗旨 古義真言宗
宗派 高野山真言宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 (伝)飛鳥時代
正式名 神宝山法皇院大福田寺
札所等 三重四国八十八ヶ所 1番札所
伊勢七福神 大黒天
伊勢西国三十三所観音霊場 番外札所
法人番号 3190005008001
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大福田寺(だいふくでんじ)は、三重県桑名市東方(ひがしかた)にある高野山真言宗仏教寺院

概要

山号は神宝山(神寶山)[1]。院号は法皇院。本尊は阿弥陀如来。ほかに歓喜天(聖天)を祀り、日本三歓喜天(日本三大聖天)の一つに数えられている。毎年2月3日に節分祭が行われ、4月1日、2日に桑名聖天大祭が行われる。4月1日には小学校へ進学する児童が、男子は山伏、女子は神子に扮して山伏神子稚児行列が行われ、4月2日には重要無形民俗文化財の「伊勢大神楽」が奉納される。両日ともに柴燈護摩火渡りが行われる。

通称「桑名の聖天さん」と呼ばれている。

歴史

この寺の創建年代については正確ではないが、聖徳太子が開いたと伝えられ、鎌倉時代中期後宇多天皇の代に額田部実澄・忍性によって再興されたという。

当初は福田村にあり福田寺と称したが、足利尊氏から「大」の字を賜り、大福田寺と改められたという[2]

その後、戦国時代にたびたび兵火にあって焼失して寺運は衰えたが、1662年寛文2年)、松平定重の援助を受けて現在地に再興された。

歓喜天は松平定信の寄進によるものとされる[2]

おみくじの他に200円の代金の護摩祈祷がある。

文化財

釈迦八相成道図

重要文化財

  • 絹本著色釈迦八相成道図
  • 勧進状 三条西実隆筆(附:絹本著色忍性上人像・絹本著色額田部実澄像)

三重県指定有形文化財

  • 木造阿弥陀如来立像

所在地

  • 三重県桑名市東方1426

アクセス

脚注

  1. ^ 伊勢西国三十三所観音巡礼”. 伊勢西国三十三所観音巡礼事務局. 2024年12月17日閲覧。
  2. ^ a b 桑名聖天(大福田寺)”. K's PLAZA. 近畿日本鉄道. 2011年5月26日閲覧。

外部リンク



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