古史成文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/20 20:19 UTC 版)
古史成文(こしせいぶん)は、平田篤胤の著作。全15巻。1811年(文化8年)成立。1818年(文政元年)刊。
- ^ 篤胤は若い頃より独立独行で、人の助けを乞わず自力で生活し、その間志を挫かず学問の道に勤しみ初志貫徹した。逆境の苦しみや試練を乗り越えられたのは、形而上の神々を実在のものとして捉え日々崇拝したことによる。この事にふれ篤胤は次のように述べた。「阿波礼大御神達篤胤の身命は 既に大神達に奉りて其の御道の尊き謂を世の人に普く知らしめむと 瞬く間も忘るる事なく此の学びに仕え奉る負きなき志を 哀れと照覧はし 雨となり 風ともなり 御親神道を伝へむなり[要出典]」と固い信念と決意のもと、古道の道へ分け入り、その普及に邁進した。
- ^ 『古史成文』『古史徴』並びに『開題記』『古史伝』などの著作類を通じて、記紀の解釈に関する平田篤胤の見解が述べられており、三位一体的に神代を俯瞰し、古道の重要性を論じている。
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