厭世的
読み方:えんせいてき
厭世的とは、厭世的の意味
厭世的(えんせいてき)とは、人生や世の中を悲観しており、生きることが嫌になっているさま、を意味する表現。人生に価値を見いだせず絶望しているさま。生きる意味などないといって世をはかなんでいるさま。世の中は辛さと悲しさに満ちていて何の救いもないと決め込んでいるさま。厭世的の使い方
「厭」の字は音読みで「エン」、訓読みでは「いや」もしくは「いと-う(厭う)」と読む。「いや(厭)」は「嫌」の同訓異字である。厭世的の類語と使い分け
「厭世的」の類語・類似表現としては、「悲観的」「ペシミスティック」などの表現が挙げられる。「悲観的」は、「厭世的」と同義に「人生や世の中は辛さと苦しさで満ちていると考える傾向」を指す意味で用いられる表現である。ただし往々にして「どうせ失敗する」くらいの軽度のネガティブ思考を表現する語として用いられる。「厭世的」は基本的に「世の中がいやになっている」という重度のネガティブさを含む表現であり、多少の「温度差」がある。ペシミスティック(pessimistic)は、ペシミズム(悲観論)の形容詞形である。より広く「なんでも悪い方向に考える」くらいの意味に捉えるなら「否定的」「ネガティブ」「マイナス思考」なども類義表現として挙げられる。「厭世的」の対義語としては「楽天的」が挙げられる。「悲観的」と対になる「楽観的」も、 厭世的」の対義語として挙げられる。厭世的のよくある間違い
「厭世的」の読み方は、少なくとも国語辞書的には「えんせいてき」である。「えんせてき」ではない。「えんぜてき」でもない。厭世的
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「厭世的」の例文・使い方・用例・文例
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