出欠とは? わかりやすく解説

しゅっ‐けつ【出欠】

読み方:しゅっけつ

出席欠席。「—をとる」


出欠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/25 13:53 UTC 版)

出欠(しゅっけつ)とは、出席と欠席、あるいは出勤と欠勤のことを表す。一般に、学校授業、あるいは会社会議会合等で「出欠をとる」というと、登校・出勤・参加状況などの把握のことを意味する。

特に学校や会社等での出欠確認は、遅刻・欠席の把握が主である。こうしたデータは評価成績給料などに反映される。

出席と欠席の定義

出席

出席(しゅっせき)とは、学校などに出ることをいう。公務員国家公務員地方公務員)や会社員団体職員などの場合は出勤(しゅっきん)ということが多い。このとき、開始時刻より遅れて出席することを遅刻(ちこく)、終了時刻より早く退出することを早退(そうたい)という。厳密に「出席」とは開始時刻から終了時刻まで出ていたことを指し、遅刻・早退はこれに含まない。しかし、出席人数を計算する際には、遅刻者と早退者を含んで考えるのが普通である。

欠席

欠席(けっせき)とは、学校や会社などを休むことをいう。ただし、親族等に不幸があり、その葬儀のために学校や会社などを休むことは忌引といい、欠席とは分けて考えるのが一般的である。また、学校等においては、性行に不良があるもしくは学校感染症にかかったなどの理由で登校しないことを出席停止といい、欠席と分けて考える(学校感染症による場合には医師の診断書が必要になることもある)。また、部活動の大会参加や校外で実習を行うなど、学校等で公式に認められた活動が理由で授業に出られない状態または、欠席した(またはする予定の授業)を他クラス・他日程で受けることを公欠(こうけつ)と呼ぶことがあり、一般に出席扱いとされる。公欠は会社等における出張と同様の概念と考えて差し支えない。

学校での出欠

小学校中学校高等学校など、ホームルームのある学校では、一般に朝の学級活動の時間に、教室学級担任出席簿に記録することで児童生徒の出欠確認を行う。大学短期大学などのホームルームを持たない学校では、各授業において、呼名や出席カード等の提出物などにより学生の出欠確認を行う。各授業での出欠確認は、中学校や高等学校などの、教科担任制を導入している学校でも行われている。

長期欠席については、不登校を参照。

会社等での出欠

会社等での出欠確認は、タイムカードの打刻や出勤簿への押印、あるいは呼名などにより行われている。

結婚式・同窓会等での出欠

結婚式の招待状の返信ハガキを送る際には、出欠のどちらかにを付ける以外に、「御」など自身に対する敬称を筆記具で二重線で消すことが常識的という意見がある[1]。祝い事なため、「寿」の字を上から書くことで消すという手法もある[2]が、文字が重なって汚く見えてしまうという指摘もある[1]

脚注

関連項目

  • 公休
  • 皆勤賞
  • 欠席裁判
  • アブセンティーイズム英語版 - 理由のない常習的な欠勤や遅刻、会議などへの不参加。職場や当人に何かしらの問題(パワハラやイジメなど)が起きている場合に発生する。
  • 類聚符宣抄 - 平安時代太政官内の官人の欠席・遅刻の事例がまとまった形で分かる資料。

出欠

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 07:20 UTC 版)

名詞

しゅっけつ

  1. 出席欠席
  2. 出勤欠勤

「出欠」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「出欠」の関連用語

1
勤怠表 デジタル大辞泉
100% |||||




5
出席簿 デジタル大辞泉
90% |||||

6
代返 デジタル大辞泉
72% |||||

7
累加記録 デジタル大辞泉
72% |||||

8
学籍簿 デジタル大辞泉
56% |||||



出欠のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



出欠のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの出欠 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの出欠 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS