使令
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 01:31 UTC 版)
麒麟に折伏されたものを特に使令と呼ぶ。『使令』とは『召使』の古い言い方に由来する名称である。折伏の際、麒麟と妖魔はどちらかが根負けするまでひたすら睨み合う。その際、麒麟は早九字や禹歩や叩歯、易経や陰陽道の知識など、景麒曰く「少しずるい手段」を用いる。麒麟の肉体は霊力の塊であるため妖魔にとっては旨いらしく、麒麟は自らの死体を食わせる事を条件に妖魔を使令に下す。折伏に失敗すると最悪の場合麒麟は妖魔に食べられてしまう事もある。使令の名前は、麒麟が折伏した際に麒麟の脳裏に流れ込んでくるものであり、字が浮かぶ事もあれば、音が浮かび当て字とする事もあるなど、どのような様式かは麒麟によって様々である。使令は麒麟の霊力の影響を受けて人語を話し、普段は麒麟の影に遁甲している。
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