主なキャリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 09:48 UTC 版)
大阪大学を卒業し、歯科医師免許を取得後は同大学の研究室で研究助手に就任。その間あらゆる論文を執筆し、新種の口腔菌の発見とその抗生剤の開発についての論文が日米の学会で賞を取り、論文博士となる。 1992年度より歯科医師から滋賀県庁職員に転身し、以後約30年間健康福祉活動に従事。県より活動の功績が認められ、2012年に日本初の歯科医師で保健所長となる(通常は医師のみ)。以後滋賀県内のあらゆる市の保健所長を歴任。2016年には衛生科学センター所長、2018年には滋賀県技官に就任。同年、東京大学と厚生省の統計から、約30年にも及ぶ彼の健康福祉活動により滋賀県男性の健康寿命が日本一になったというデータが算出され、日本政府より表彰を受ける。英二の行った健康福祉活動とは主に、滋賀県内の各市町村および全国の健康福祉センターにて「禁煙・運動・歯磨き・健康な食生活」を保健士や市民たちに直接指導をすることなどである。 2021年3月末で滋賀県庁および高島市保健所長としての任期を終え、定年退職。同年4月より大阪梅花女子大学大学院の特任教授に就任し、また全国各地にある大学・衛生士学校の非常勤講師も兼任。現在は長年の夢であった「健康福祉の後任のリーダー達を育成すること」に専念している。
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