マタイ【Matthaios】
また・い【▽全い】
マタイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 05:43 UTC 版)
マタイ[2]は、新約聖書の福音書に登場する人物でイエス・キリストの十二使徒の1人。マタイはヘブライ語系の名前で、新約聖書原文のギリシア語表記はマタイオス (Μαθθαῖος, Maththaios) である。日本語ではマテオ、マトフェイとも表記する。聖書によればイエスの弟子となる以前は徴税人(en)であった。キリスト教会では伝統的に新約聖書所収の『マタイによる福音書』の著者・記者とみなして来たが、近代以降の聖書学では使徒マタイと福音書記者マタイは別人であるとする説が有力である[3][4]。
- ^ a b 清水宏「マタイ」『新カトリック大事典』研究社Online Dictionary. 2021年6月30日閲覧。
- ^ 「ヤハウェの賜物」という意味(塚本虎二「解説」『福音書』岩波文庫、岩波書店、1963年、406頁。ただし「ヤーウェの賜物」と表記されている)。
- ^ a b c 土屋博「マタイ」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館、コトバンク。2021年6月29日閲覧。
- ^ a b 土屋博「マタイ伝福音書」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館、コトバンク。2021年6月29日閲覧。
- ^ “المعاني : معاني الأسماء - متى”. 2024年3月8日閲覧。
- ^ ヨセフ・ハヤールほか『キリスト教史 11 現代に生きる教会』平凡社ライブラリー、1997年、431頁。ISBN 4-582-76209-3。
- ^ a b c 「マタイ」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』コトバンク。2021年6月29日閲覧。
- ^ 高柳俊一「イエス・キリスト」【生涯の資料】〔新約聖書〕『新カトリック大事典』KOD. 2021年10月29日閲覧。
- ^ 塚本虎二「解説」『福音書』岩波文庫、405頁。「言葉(タ ロギヤ)」はイエスの言葉の意味。
- ^ 尾山令仁『聖書の概説』羊群社
- ^ a b 高橋裕子「アトリビュート」「聖人とそのアトリビュート〔表〕」『新カトリック大事典』研究社Online Dictionary. 2021年6月30日閲覧。
- ^ 高橋榮一「イコン」「図-イコノスタシスの標準的なイコン配置例」『改訂新版 世界大百科事典』平凡社、コトバンク。2024年6月10日閲覧。
マタイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/14 07:13 UTC 版)
権能「断罪」を与えられた使徒。十二使徒の中でも最年少で、ジューダスの弟分として色々と無茶をしまくった仲。現在にてある人物に転生していた。
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「マタイ」の例文・使い方・用例・文例
- マタイによる福音書
- それは盲人が盲人を導くようなものだ 《聖書「マタイ伝」より》.
- マタイ[マルコ, ルカ, ヨハネ]による福音書.
- 疲れた者、重荷を負う者はだれでも‐マタイによる福音書11:28
- 人にしてもらいたいと思うことは何でも、汝らも人にしなさい(マタイ福音書7章12節)
- キリストの人生と教えについて書かれた、新約聖書の(マタイ伝、マルコ伝、ルカ伝、およびヨハネ伝の)4冊の本
- キリストが山上の説教で彼の弟子に捧げた祈り(マタイ伝、6章9-13節)
- イエスが行った最初の重要な説教(マタイ伝、5章7節、および、ルカ伝、6章20-49節)
- 汝芸術家ピーター、そして、この岩に、私は私の教会を建設する−マタイによる福音書
- ペグマタイトに存在する黒色の複雑な鉱物
- 新約聖書の構成部分としてのマタイ伝
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