スクイズ‐プレー【squeeze play】
スクイズプレイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 03:00 UTC 版)
スクイズプレイ(英: squeeze play)は野球やソフトボールにおける戦術の一つ。三塁に走者がある場合にバントを行って走者を得点させようとする攻撃側のプレイ[1]。単にスクイズ、またはスクイズバントとも呼ばれる。スクイズとは「押し込む、搾り出す」という意味。
注釈
- ^ ファウルチップの場合を含む。
- ^ この場合、記録上は盗塁を試みたと扱われ、もし得点すれば盗塁が、アウトになれば盗塁刺が記録される。
- ^ ジャンプした上空でバットに当て、その後バッタースボックスの外に着地するのは反則打球とはみなされない。
- ^ 2ストライク時のバントがファウルボールとなり捕球されなかった場合は三振が記録されるが、この場合もボールデッドである。
- ^ 通常、二死からスクイズを試みるとは考えにくいが、公認野球規則では「三塁走者が得点しようとしている場合に、守備側の本塁でのプレイ」と記述しており、スクイズのみを想定しているわけではないことに注意しなければならない。また、日本では2005年まで、スクイズ時の反則打球に対しても「打者の守備妨害による三塁走者アウト」を適用するという日本独自の解釈をとり、規則中に注を設けていたが、2006年にこの解釈を変更し、規則本文に記載のとおりに規則を適用するように改正された。
- ^ 英語発音: [ˈsuːɪsaɪd skwiːz] スーイサイド・スクウィーズ
- ^ 英語発音: [ˈseɪfti skwiːz] セイフティ・スクウィーズ
出典
- ^ 公認野球規則 本規則における用語の定義 72 SQUEEZE PLAY 「スクイズプレイ」
- ^ “中 利夫の名人野球教室~バント編~ 第4回-WEB野球教室-スポーツ・イベント情報”. ヒマラヤオンラインストア. ヒマラヤ. 2022年7月31日閲覧。
- ^ アル・カンパニス 『ドジャースの戦法』内村祐之 訳、ベースボール・マガジン社、1957年、31頁。ASIN B000JAY4RG。
- ^ “無死満塁の駒大岩見沢、スクイズが裏目 北北海道大会”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2011年7月23日). 2018年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月22日閲覧。
- ^ “金足農鮮やかサヨナラ2ランスクイズ/写真リプレー”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツNEWS (2018年8月18日). 2022年7月31日閲覧。
- 1 スクイズプレイとは
- 2 スクイズプレイの概要
- 3 スクイズの種類
- 4 関連項目
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