カ変とは? わかりやすく解説

か‐へん【カ変】

読み方:かへん

カ行変格活用」の略。


カ行変格活用

(カ変 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:41 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
日本語動詞の活用の種類
文語 口語
四段活用
ナ行変格活用
ラ行変格活用
下一段活用
五段活用
下二段活用 下一段活用
上一段活用
上二段活用
上一段活用
カ行変格活用
サ行変格活用

カ行変格活用(カぎょうへんかくかつよう)とは、日本語の口語文法および文語文法における動詞活用のひとつである。活用語尾が、五十音図のカ行の音をもとにして、変則的な変化をする。縮めて「カ変」とも呼ぶ。この活用をするのは「来る」(文語では「来」、く)一語のみである。

この活用は他の活用と異なり、動詞全般にわたる規則を説明するものではなく、「来る」という語自体に見られる不規則性を記述したものである。「来る」が不規則になるのは日常的によく使われる語だからであり、使用頻度の高い語は歴史的に文法や音韻規則が変化していっても、それに従って形態を変化させることが嫌われることが多い。

外国人を対象にした日本語教育においてはサ行変格活用とともに『グループ3』と呼ばれる。

カ行変格活用動詞の活用

来る(口語)

来(文語)

  • 未然形-こ
  • 連用形-き
  • 終止形-く
  • 連体形-くる
  • 已然形-くれ
  • 命令形-こ、こよ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カ変」の関連用語

1
参り来 デジタル大辞泉
96% |||||

2
78% |||||

3
惑ひ来 デジタル大辞泉
78% |||||

4
デジタル大辞泉
78% |||||

5
詣で来 デジタル大辞泉
78% |||||

6
寄来る デジタル大辞泉
76% |||||

7
せぐり来る デジタル大辞泉
70% |||||

8
参出来 デジタル大辞泉
70% |||||

9
参来 デジタル大辞泉
70% |||||

10
尋め来 デジタル大辞泉
70% |||||

カ変のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カ変のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカ行変格活用 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS