カルセオラリア【(ラテン)Calceolaria】
カルセオラリア (巾着草)
●中央アメリカから南アメリカにかけてが原産です。原種は小低木または多年草ですが、現在出回っているのは改良種です。これは寒さや高温多湿に弱く、わが国では一年草として扱われています。葉は卵形で、根生および枝に対生します。花弁は2個で、下部の弁が大きく巾着のようなかたちをしています。和名では「キンチャクソウ」と呼ばれます。
●ゴマノハグサ科キンチャクソウ属の、学名は Calceolaria xherbeohybrida。英名は Pocketbook plant, Slipper flower, Pouch flower。
キツネノテブクロ: | ジキタリス・トロヤーナ |
キリ: | 桐 |
キンギョソウ: | 金魚草 |
キンチャクソウ: | カルセオラリア |
クガイソウ: | 九蓋草 |
クワガタソウ: | ベロニカ・アフィルラ ベロニカ・ゲンチアノイデス |
カルセオラリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/09 13:47 UTC 版)
カルセオラリア | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Calceolaria | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
カルセオラリア、キンチャクソウ |
カルセオラリア(Calceolaria)はチリ、メキシコ、ペルー、ニュージーランドなどを原産とするキンチャクソウ科の多年草または低木で、200種ほどあり、花を観賞するために栽培される。
キンチャクソウ(巾着草)ともいい、これは花弁の下側が袋状になっているのを巾着に例えたもの。カルセオラリアという名前はラテン語で小さな靴(スリッパ)を意味する「カルセオルス」という言葉に由来する。
特に雑種起源のC. X herbeohybrida がよく栽培される。花色は赤、黄色など。日本では普通、秋蒔き一年草として扱い、春に開花する。このほかにもいろいろな雑種が栽培されている。
カルセオラリア属はゴマノハグサ科の他のグループと系統が大きく異なるとされ、新しいAPG植物分類体系では他の2属とともにキンチャクソウ科(Calceolariaceae)とされている。
参考文献
- 中村浩「園芸植物名の由来」(東京書籍)
外部リンク
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