おと【▽弟/▽乙】
読み方:おと
[名]
1 上代、男女の別なく、兄弟または姉妹の関係にある者のうち年少の者。おとうと。また、いもうと。⇔兄(え)。
「其の—木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)を留めて」〈記・上〉
2 末の子。おとご。
3 狂言面の一。不器量な若い女の面。乙御前(おとごぜ)。おたふく。おかめ。
おと〔をと〕【▽遠/彼=方】
おと【音】
オト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 03:42 UTC 版)
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マルクス・サルウィウス・オト Marcus Salvius Otho | |
---|---|
ローマ皇帝 | |
オトの彫像 | |
在位 | 69年1月15日 - 4月16日 |
出生 | 32年 |
死去 | 69年4月15日(36歳没) |
配偶者 | ポッパエア・サビナ |
父親 | ルキウス・サルウィウス・オト |
マルクス・サルウィウス・オト(ラテン語: Marcus Salvius Otho, 32年 - 69年4月16日[1])は、ローマ帝国の皇帝(在位:69年1月15日 - 4月16日)。四皇帝の年の第2番目の皇帝。
経歴
出自・親族
オト家はエトルリア系の出身で、貴族階級に属したが、執政官を出したのはオトの父ルキウス・サルウィウス・オトをはじめとする。ルキウス・サルウィウス・オト・ティティアヌスは兄。なお、父ルキウスはティベリウス帝と親密な関係にあり、過度な愛情が注がれていた事とティベリウスとの物理的な類似性から、ルキウスはティベリウス帝の息子ではないかという噂につながった(噂の真偽は不明。ティベリウス帝と父ルキウスの親子関係を肯定するならば、オトと父と同名の兄ルキウス・サルウィウス・オト・ティティアヌスはティベリウス帝の孫、ティティアヌスがネルウァ帝の姉妹コッケイアとの間に儲けた息子で、オトの甥にあたるルキウス・サルウィウス・オト・コッケイアヌス(55年頃 - 96年)はティベリウス帝の曾孫にあたることになる。後にコッケイアヌスは叔父オトの誕生日を祝ったことでドミティアヌス帝によって処刑された。コッケイアヌスに妻子は確認できず、オトの血縁はコッケイアヌスの代で途絶えている)。
オトは皇帝ネロの第一の親友で、若い頃からの遊び仲間であった。ポッパエア・サビナの夫であったが、58年にネロがポッパエアとの結婚を望んだため離婚した。同じ年、ネロはオトをルシタニア(現在のポルトガル)総督とし、ローマから遠ざけた。総督として真面目に仕事に打ち込み、善政を敷いた。そのため属州民に人気があった。
皇帝就任
ガルバとは親戚関係にあり、その叛乱と即位を支持した。このためオトは、子のないガルバが後継者に自分を選ぶものと期待していたが、69年1月、ガルバはルキウス・カルプルニウス・ピソ・リキニアヌスを後継者に指名した。期待を裏切られたオトは、2人の暗殺を計画し、23人のプラエトリアニを買収した。ガルバがピソを後継者に指名してから5日後、2人は暗殺され、オトは帝位についた。
最期
しかし、ガルバの治世末期にゲルマニアで叛乱したアウルス・ウィテッリウスはこれを認めず、なお兵を挙げてローマに迫った。オトはドナウ川付近に駐留していた軍団を呼び戻すことを図るなどウィテッリウスに対抗を図ったものの、ウィテッリウスはクレモナ近くで、オトの軍を破った。まだ挽回の機会はあったものの、敗戦の報を受けたオトは自殺し、短い治世を終えた。後に歴史家タキトゥスは、きわめて早い段階で自死したことが市民間の流血を避けたとして、オトの死に様に高い評価を与えている。
脚注
- ^ “Otho Roman|emperor”. Britannica. 2023年9月24日閲覧。
関連項目
オト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/05 20:24 UTC 版)
千年前から草薙家に仕えている魔人。ウタと同じく皇華栄禅製であり、彼女よりも後に制作された。見た目は完全に人間であるが、胸を撃ち抜かれ首を切断されても、自己修復機能で元通りになおすことができる。緩くウェーブのかかった髪を三つ編みに結い、それを首元に巻くという一風変わったヘアースタイルをしている。ウタ以上の驚異的な身体能力と戦闘力を誇り、音音の『身体』の役割を担っている。
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「オト」の例文・使い方・用例・文例
- 私たちは理科の時間にヘリオトロープを観察した。
- 医者は患者の耳をオトスコープで診た。
- コモドオオトカゲのよだれには雑菌が多く含まれている。
- は?グダグダ抜かすんじゃねぇ。それでもオトコか。
- タツノオトシゴ
- オオトラフサンショウウオ科の標準属
- シマオトカゲ類
- ムチオトカゲ
- オオトカゲ
- オオトカゲ科単型現存の標準属
- 北アメリカ西部のネオトマ属のなかのいくつかの毛の多い尾のある齧歯動物のどれか
- 斜上性のタツノオトシゴ
- 側脳室の底に位置する灰色物質で成る複雑な神経構造(タツノオトシゴのような形状の)
- アイオワ族、オト族、およびミズーリ族が話すスー語族の言語
- オト族によって話されるチウェレ語の方言
- 分類法によっては、通常オトギリソウ科の中に含まれる植物に使用される
- 黄色い花と透明の斑点のある葉を持つ、オトギリソウ属の多数の植物の総称
- ヨーロッパの多年生オトギソウ
- 家畜の重症の皮膚炎で、セイヨウオトギリソウを食べることによる光線過敏症に原因がある
- ヘリオトロープという香料
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