最近、普通の風景などをミニチュア風やジオラマ風に撮影したりするのがちょっとだけブームみたいです。ギズモードでもこんなものを紹介しました。
でも、ティルトだあおりだっていったって、よくわからないし、レンズだってお高いですから、そう簡単にミニチュア風味な写真なんて撮れませんよね。
そこで、普通の写真をミニチュア風写真に変換してくれるソフトを紹介しましょう。その名も「MINI TUNE」(ミニチューン)です。
使い方は簡単です。
ソフトを起動したらドラッグ&ドロップで画像を登録します。そうすると「ピント位置をドラッグで移動」という文字列が表示されますね。
ピントを合わせたい場所にまでドラッグして移動させると、その部分だけにピントがあって、あとはぼやけます。これで最適なピント位置を探り、気に入った場所になったら「SAVE」を押して画像を保存します。
これでできあがりです。
このソフトが何をしているのかというと、ピントの位置以外のボケ量を多くし、画像の彩度をやや高めにしているようです。こうすることで、ちょっとトイカメラ風な色合いになります。
また、写真の角を丸くしています。これは画面下の「EDGE」「COLOR」「EDGE SIZE」で設定を変更できます。
なお、注意点としては、240×240ピクセルでしか出力できません。これより大きな画像をドラッグ&ドロップして登録すると、画面左上から240×240ピクセルの部分が切り出されてしまいます。
あらかじめ240×240ピクセルにリサイズまたはトリミングしてから、MINI TUNEに送り込みましょう。
フリーソフトなのでお値段ゼロ! なかなか楽しめますよ。
以下に、元画像とMINI TUNE適用後の写真を掲載しておきます。
ほら、楽しいでしょ?
MINI TUNE[shockwise.com]
(三浦一紀)
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