ジェンダー社会学者の石田仁氏が、重回帰の結果をもって「人々のトランスジェンダー嫌悪が少なくなれば、ジェンダー平等感覚の形成は進む」と主張しているのだが、統計的因果推論の手法を使わない限りはそのような事は言えないので指摘したい。トランスジェンダー嫌悪はジェンダー平等感覚や他の潜在変数に影響を受けうるので原因ではなく結果の可能性がある。
2021年6月30日水曜日
2021年6月21日月曜日
「生物学的な性と社会的な性を混同してはならない。」と言うのはトランスジェンダー差別の容認
ニュージーランドで女性としての東京オリンピック2020への出場権をトランスジェンダー女性が得たことに関して、LGBTQへの差別に反対を明言している元有名スポーツ選手が「生物学的な性と社会的な性を混同してはならない。」と言っているのだが、その発言がトランスジェンダー差別の容認になるので指摘したい。
登録:
投稿 (Atom)