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Examination of the Thoracic Duct Using Fast Advanced Spin Echo

2004, Japanese Journal of Radiological Technology

Japanese Sooiety Japanese Society 2s6 of Radiological Radiologioal Teohnology Technology of L 日本 放 射 線技 術 学 会 雑 誌 . FASE 法 に よ る胸 管撮像 の 検 討 長田 浩 2003 年 5 月 15 2003 年 11 月21 日 No 1> ー朝 倉 病 院 放 射 線 科 福 岡 県 立消 化器 医 療 セ ン タ MR 卜 検 体 装置 開 発部 D 東芝 医用 シ ス テ ム社 、 261 FBI )法 い 〔 言 緒 ・山 下 洋 典 ・宮 崎美 津 恵 日 論 文 受理 Code 二 胸 管 は 人 体 で 最 も太 始 ま り た動 脈 に 沿 っ リ ンパ い 管 で あ り ,乳 上 行 し, 鎖 骨 下 離 脈 に 流 入 す て る ,こ の 胸管の 描 出に は ,従 来 ,油 性 造 影 剤 線リ ン パ 造 影が 主 に 行 わ れ て 検査 に長 時 閊 を要す る た め い び槽 よ り に よ るX と呼 ば れ て り,MRI り,描 出 さ れ 同定す い る .こ の 報 告 は われ わ れ が知 装 置:で 胸 管 を 描 出 し た 最 初 て る ため に い る線 状 の 高信 号 が 胸 管 ( LL管 を 描 出 ,11 で の 報告 あ で あ る こ と を し位 置 の 把 握 を行 っ て い る. い る が , 被検 者 は 苦痛 を 強 い ら , る 限 ) 手技 が 煩 雑 か つ 今 圓 ,わ れ れ る. 近 年 ,Hayashi ら (MRI ,magnetic resonance )装 置 に よ り ,心 寛 図 同 期 を 併 用 し た vanced spin spill echo 法 echo [1i で >:half−Fourier ( FASE ,造 影剤 を使 用 せ ず に imagin9 fast ad − . ginglc shot 【 hsr 血. 管 を 描 出す る ,大 動 脈 に 沿 て 走 行 す る 胸 管 を 描 出 し て い : 2 .: . こ の 手 法 は ,一一 般 的 に は frcsh blood imagi g こ とで る は 」 っ 冂 NII-Electronic Library Service Japanese Sooiety Japanese Society of Radiological Radiologioal Teohnology Technology of FASE 法 に よ る 胸 管 撮 像 の 検 討 (長 る . ま た ,胸 の み を描 出 す る た め に は 心 電 図 同 期 は必 要 な え ,心 電 図 を併 用 し な 胸管 周 囲 は 脂 肪 組 織 で あ り,胸 管 を 良 好 に 描 出 す の 管内を流 れ る リ 方法 で行 い 比 (contl ;CNR ratio あ る と 考 え ら れ る .そ 高 パ ータ ラ メ よ り求 め た 条 件 に お 設定 て ボ ラ い コ トラ ン 設 た め 本検 討 で は , の パ ラ メ い 検 討 を行 の ン テ い それ , に 胸 管 を撮 像 ィア の し ,視 覚 的 に 描 出 能 を検 剤 し た . 1 .方 VISART L5T /EX QD )phused array 1 −1 ァ フ ン トム は した フ ,直 径 60mm ン パ る 〔, パ ,高 定 した ビ ベ さ 70mm それ ぞ れ 液 を 想 定 ー 一オ イ ル T 値 296 〔 [ 71 hydrography ・ で 水成分 ‘ 向に ス siona ]( 2D ラ イス 360mm 食 .フ 筒型 容 には 塩 水 ァ ,胸 (TI 値 よ び 周 囲 脂 肪 組 織 を想 等 と 同 高信号で 描出 さ の パ の 5 段 階に 変化 コ ン 効 で させ .撮 像 条 件 は ,two つ ョ 撮影 を行 ト ラ ス トを 改 善 す る 方 法 と し て あ る と 考 え ,inversion し た inversion time ト数 1 回 ッ 様の 撮像 を行 第 1 エ ーか コ を 実 効 TE っ の , の 位 相 エ と し て 配 列 し ,残 りの ーを低 周 波 成 分 条件 ン 得 ら れ た 各画 像 に s コ 信 号の 平 均 値 ,な ROI 2004 1− 2 イ お い の の も有 −to −noise に よ り算 出 し た , こ れ ら を基 に CNR 大 とな 1 −2 健 常ボ ラ 2D −FASE に ,そ れ 充填 方法 は 類 の い て 中心 ま で 半分の エ コ φの 大 き さ の 円 形 関 心 領 域 standard ( ratio 2 ビーオ イ 回 撮 像 に よ る 差 分 画像 deviation :SD )を測 SNR )を ( 実 効 TE を 求 め CNR =」 (生 理 食 塩 水 た の つ ・IOI, . 9 一(ベ SNR ) ン テ ィ ア の 胸 管 い て ,CNR ビ ーオ イ ル の 最 が 1 SNR ) につ 健常 ボ の き上 記 4 種 類 の 50mm 360mm , ,被 検 マ トリ 者の ポ ジ シ クス ッ ニ ョ ン ラ ン テ ィ ア につ 胸 管 像 を得 た ( 合 計 28 ,2D −FASE 法 で 3500msec ),ETS 12 . 5mscc , シ ョ 画 像 ).撮 像 条 件 は × 法 ぞれ脂 肪 抑 制 な しお よ び 脂 肪 抑 制 あ りの 2 種 1名 , 撮像お よび 描出能評価 法 お よ び three dimensional (3D )−FASE 撮 像 条 件 を設 定 し ,7 名 360mm ら び に る て も ,同 よびベ を 以 下 の よ うに算 出 し ,脂 肪 抑 制 法 の 有 無 そ れ ぞ れ に を付 加 . 内 信 号の 標 準 偏 差 定 し ,signal ル ス ー ドの k −space ROI )を 設 定 し ( Fig . ( 2 ),生 理 食 塩 水 お の に パ ) 20mm PE ). ( encoding ,また , (中 心 部付 近 )か ら 高 周 波 成 分 ( 辺 縁 )へ 配 列す る 方法で あ る ル の , ,脂 肪 抑 制 法 た . い ず れ も ,k −space ら k −space た っ (IR ) recovery TD200msec 〔 of : SNR ・ 信 号 の 平 均 値 !〔SD /轟 ) o × 回ず . phantom . baby oll . of saline dimen − timc ( TR )。 (設 l2 . 5msec , シ ,5 SNRwith of 長 軸 に 対 し ,垂 直 方 の 360mm の fQr measurement 1. ROI for measurement 2. ROI for measurement Arrow :direction of phase れ ら. 二 つ の 容 器 を read ,マ ト リ ッ ク ス 320 320 ス ラ イ ス 厚 20mm と し , 実 効 echo time (実 効 TE )を 100msec ,250msec ,500msec ,750msec , 1000msec × Fig. 2 1mage 代 用 と して 生 理 食 法 を 基 に ,repetition 定 は 3SOOmsec ),ETS ). FASE , ,こ 面 を設 定 した 瞬 膕 . lmsec ,TL 値 47 , 81nsec ) し た (リ ン パ は , 内 耳 の し ,円 筒 型 容 器 )−FASE 筒型 容 器 の 円 れ る こ と か ら ,本 検 討 で は リ ン 塩 水 を 用 い た ).撮 像 時 は ゴ傭 Schematicdiagram of the original phantom , Aphantom containing salineand baby oilwas placed in parallelwith the read −out direction . Thecontrast − to −noise ratio ( CNR )of saline and oilwas measured using two −dimensional fastadvanced spinecho 2D − ( − detcc 図馴 踟 の検討 二 つ の 円 の し た 生 理 を そ れ ぞ れ 約 80m1 ず つ 注 入 方向 に 配 列 ータ 設 定 模 式 図 を示 す の 1848 . 1msec ,T2値 509 . 4msec )お FOV 韓 . ラ メ トム ン ァ 器 で 構 成 され て お り, 管 内 リ i[で あ c トム に よ る 撮像 Fig .1 に 白作 c〕ut L 株式 会社 製 メ デ ィ カ ル baby oi 畫 saline Fig.1 で あ り , コ イ ル は quadratuer tiOTI ( MR 葺 ヨ 法 使 用 し た MRI 装 置 は 東 芝 ン O ト雑 音 ス ータ )の 高 ま ず CNR い た. っ の 定が 必 要 で の 60mm 一 一 一 一一一n→ ’ ← … と考 い 287 」 → る に は ,胸 管 内 の リ ン パ 液 と 脂 肪 ・ ast −to −noise 流 速 は 遅 く,胸 管 パ の ン 111・ 他) は ッ 。(設 定 ,TR 。 ト数 1 回 は ,FOV 320 × 320 , ス ラ イス グ は仰 臥位 で ,両 厚 手 を ヒ さ せ た 状 態 と し ,撮 像 時 は 息 止 め と し た . ま た 挙一 3D −FASE 法 で l2 . 5msec , シ ョ マ トリ ッ ク ス は , TR ッ ト数 320 × 2 , , ETS 360mm ,FOV 360mm , ラ イ ス 厚 2mm ス ラ ブ 分 , 3000 〜6000msec 回 320 , ス × 月 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Library Service Japanese Sooiety Japanese Society of Radiological Radiologioal Teohnology Technology of 日 本 放 射 線 技 術 学 会 雑誌 . . 288L 1 一 4 Relationship between Fig, effective TE )and contrast −to −noise baby oil using 2D −FASE pression . of SNR inthe セhoracicduct Fig. 3 1mage for measurernent . The thoracic duct was divided ot a healthyvolunteer equal and the signal in− intofiveapproximately parts, and sur − tensity of each partof the thoracic duct(1 〜5 > 〜 6 10 was measured . A background rounding tissues ( ) ( BG )ROI was set up for a non −artifact area inair. Tabie 割 数 30 ,被 検 者 の ポ ジ シ ョ グ は 2D −FASE ン ニ with and fat without − sup Gontrast−to−noise ratio (CNR )between thethoracic duct and adipose tissue of healthy volunteers 3D −FASE with and without usi 冂 g both 2D − and . fatsupPression l sequence 2D time ( effective )of saline and echo ratio ( CNR with −FASE3D −FASE TE 250msec f t−s pP・essi 。 ・ ・ 。 TE 500msec f・t−supP ・essi。・ with 、 。ut 、 66 86± 11 . 82 ± 38 . 73 57. 18 . 71 ± 9 . 09 20 49 . 90 ± 32. 81 法 と同 様 と し ,撮 像 時 は 呼 吸 同 期 と し た .画 像 収 集 を 呼 気 の と きだ け に 行 う よ う シ TR が 3000msec の 法で は る た め た , ッ 設定 ,実 効 TE う被 検 者 で きる うに 呼 吸 は ゆ が っ く り一・ 定 .ま た ,3D − 250msec で あ に 指 示 した 最 大 実 効 TE を 500mscc で も使 用 で き る よ う に し ,Fig.3 に 示 す ,得 られ た画像 の 胸 管の 5 等分 し ,そ れ ぞ れ の 部 分 よ うに で 胸 管部 お よ び胸管周囲部の 信 平 均値 を求 め た.また い CNR 2 .紹 果 2 −1 フ ァ ン 塩 水 とベ ビ 領 域 をバ ッ ,空 気 号 を測 定 し,お の 中で ア ーチ ク グ ラ ウ ン ド と し て SD を 以 下 の よ うに 算 出 し比 較 しだ フ ァ お の ク トの を測 定 し, ・1D ). , CNR =1 胸 管 部 の 信 号 の 平 均 値 一胸 管 周 囲 部 の 信 ( 号の ・ lz均 値 )1/ バ ッ ク グ ラ ウ ン ドの SD . 05 CNR の 有 意 差 検 定 に は 2 標 本 1 検 定 を 用 い ,p 0 . こ と せ の 出 を 有 意 差 あ り と した . ま た , れ 併 胸管 描 能 た つ い 1 MR 検 査 に携 わ に て ,放 射 線 科 専 門 医 名, く っ 経 験 の あ る 診療 放射線技師 6 名 に よ る 5 段 階 の 視 覚 .評 価 は 1 :Undetectable ,2 :Poor , 3 :Fair,4 :Good ,5 :Exccllent の 1 〜5 点 で 評 価 し て 有 意差 た .結 果 は Wilcoxon の 符 号 川頁位 検 定 を 用 05 を 有 意 差 あ り と し た . 検 定 を 行 い ,p 0 . 評 仙 を行 っ た い く ータ 設 定 の 検討 トム に よ る 撮 像 パ ラ メ Fig . 4 に 2D −FASE 法 で 得 の 上 部か ら 下 部 まで を お よ そ な 設 定 し,ま た , に , 次に の 2 ト数 を 以 上 に な る よ リズ ム で 行 うよ FASE ョ ーオ イ ル の た 各 実 効 TE に お け る 生 理 食 CNR の 500msec 条 件 で は ,実 効 TE .脂 肪 抑 制 値 を示 す CNR で なし が 最 大 と な り, ,実 効 TE 250msec で 最 た .最 大 値 を比 較 す る と ,脂 肪 抑 制 な し が 脂 大 とな 肪 抑 制 あ りよ りCNR は 高 い 値 を 示 し た .こ れ ら の 結 果 ータの 設 定 は , よ り,健 常 ボ ラ ン テ ィ ア の 撮 像 パ ラ メ 脂 肪 抑 制 な し で は ,実 効 TE 500msec ,脂 肪 抑 制 あ りで は ,実 効 TE 250msec と し た . また ,脂 肪抑 制 あ りの 条 件 で は っ 2 −2 健 常ボ ラ ン テ Table 1 に 健 常 囲 部 の CNR の ィ ア の 胸 管撮 像 お よ び 描 出 能 評価 ボ ラ ン テ ィ ア に お け る 胸 管 部 と胸 管周 値 を 示 す .2D −FASE 法 と も に 脂 肪 抑 制 あ りが 高 い 値 方 と も統 計 的 有 意 差 で あ 5に示 2D −FAsE 法 の 画 像 をFig . −FASE っ た. し ,3D 法で は −FAsE と も に 脂 肪 抑 制 あ りは ,脂 肪 抑 制 第 一 の 画 , 法 と もに 胸 管 の 描 出 は 良 好 で あ っ た 2D ,3D 法 ,全 体 的 に や や ボ −FASE 法 3D − ケ た 画 像 が 得 ら れ た が ,お お む ね 2D FASE −FASE た . し か し ,双 っ 認 め られ なか は 6 に 示 す .2D 像 を Fig . 法 お よ び 3D .た だ し, な しと比較 60 卷 第 2 号 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Library Service Japanese Sooiety Japanese Society of Radiological Radiologioal Teohnology Technology of FASE LFig ・5Th ・ ・acic d ・ ct im ・ ges and ( b )effective Fig. 6 Thoracicduct TE ° f 250 m TE images ・ ec with acq ・ 500 of i・ed obtajned f・t ・ usi msec supP ・ g without using ・essi .・ 1 法 に よ る胸 管 撮像 の 検 討 ( 長 「1:「 他 : 2D −FASE with (・ )・ ffective TE fat suppression . ・ three−dimensionalfastadvanced a ・d ( b )・ ffecti ・ e TE ・ f 5 。O 。・ ・ f 250 ・ ・ m ・ ec with ・ ・ f・ t supP コ89 essi 。 n ・ ab spin m 1 ・ec echo ・ with 3D −FASE )with ( ( a )effective t fat ・ ・ NII-Electronic Library Service Japanese Sooiety Japanese Society of Radiological Radiologioal Teohnology Technology of 日 本 放 射 線 技術 学 会 雑誌 圖. 290 Visualassessment Table 2 duct of healthy both 2D −and 3D −FASE the thoracic of acquired volunteers using . fatsupPression showed no of 2D −FASE difference between condi − statistically significant .However , tions with and without fatsuppression higher of 3D −FASE was the visual assessment ・ without fatsupPression than with fat supPression a of 3D −FASE showed The visual assessment differehcebetween condi − statistically significant . with and without fat suppression tions with and The visual sequence assessment fat−supPression without 2. 02 89 ± 1 . 3. 33 ± 1. 09 46 ± 1 . 20 3、 3. 94 ± 0 . 94 * 25emsecwith fat−suppression 05vs TE p 〈0 . され る TE 500msec TE 250msec fat−supPression with −FASE3D −FASE 2D * without .ま た ,こ 線状 の ,正 高信 号 は の 中付 近 で 脊 椎 前 方 を 頭 尾 方 向 に 走 行 し ,下 部 は 横 隔 膜 よ り や や 下 ま に の 右側 ら左 ,上 部 は 止 中 か ,血 管 が 淡 く描 で . L 方 ・前 方 走行 して へ / ,胸 線 状 の 高信 号 は 管内 .し た が て っ ン トラ ス トの 高い パ ラ メ ータの 設 定 法 と し て は ,胸 管 は ,T2 強 調 画 像 で 高 信 号 に 描 出 さ れ る こ と か ら ,水 分 肪 の T2 値 コ る と考 え られ る .パ ラ メ よ う に T2 値 が 長 く , ま の と 比 較 して も長 よ り 早 く 減 衰 し ,胸 管 と脂 肪 .フ き る と考 え ら れ る で との と推 測 さ れ る . よ い を あ る 程 度 長 くす る と ,脂 肪 信 号 ,実 効 TE 500mseG の 実 効 TE 値 が 生 理 食 塩 水 と 脂 肪 実験 の で は 実 効 TE , 信 号 差 が 最 も大 き く な る 実 効 TE の 値 で あ る と 考 え ら れ る . 善 す る 方 法 と して .また , ,脂 肪 抑 制 法 た め の , 測 定 を行 ( CHESS )を 用 い 一に弱 4900 azygos ) and . msec 250msec sift の vein shows ル ス を が に な ,脂 肪 い 場 合 で も, nul っ 付加す る脂肪抑制法 で い 実 効TE で 水 と 脂 肪 の た と考えられ る . コ ン トラ ス い 値で あ CNR した で は た .こ れ に っ 統計的 な有 , の る. に ,胸 管 は 描 出さ る こ とに な るの は 細 く撮 像 CNR 値 が 逆転 した CNR ャ ル ボ と考 え られ い 要因 で あ る と考 え ら を行 わ な い 場 合 と脂 肪 抑 ,脂 肪 抑 制 た場 合で は, ーシ で パ 定誤 差が 多 に よ り測 の れ る ,結 論 と して っ 撮像 で しか 含 ま れ ず ,ま た ,胸 管 と 他 の 組 織 が 効 果 の 影響 こ れ らが の 測定 誤差 は少 な い と考 え ラ ン テ ィア の っ リュ に よ る CNR 設定 ,ボ . ・ 断面 の 部 に 一緒 重な て ーム の は同 等 で あ る と考え られ . ボ ラ ン 良好で あ 5 ,6 に 示 す よ う に テ ィ ア の 胸 管 の 描 出 は Fig . っ た .2D −FASE 定 し た た め T2 blur の た 最 大 値 は ,脂 肪 抑 制 な し の テ ィ ア で測定 ン られ るが て ] な い 場 合 よ りも短 り,ROI い は実 効 CNR の ,脂 肪 抑 制 あ り の 方 が 高 値 を 示 し . た . フ ァ ン ト ム 実 験 で は ,撮 像 断 面 の ス ラ イ ス 方 向 全 ーオ イ ル が 個 別 に 存 在 し て お 体 に生理食塩 水 とベ ビ る pointで 撮 像 を 行 う た め ,実 効 TE が 短 ’ 脂 肪 の 信 弓 を 抑 制 で き,脂 肪 抑 制 を 行 わ は っ CNR で . 最 大値 実験で 意 差 は ない もの あ saturation 結 果 ,CNR 対 し ,ボ ラ で な しの 場 合 と で 最 大 値 を 示 し ,脂 肪 抑 flili Fig . 4 ). こ れ は ,IR パ ( トが 高 く な chemical .測 定 比 較 す る と , 短 い 実 効 TE の い ン トム 方 が 脂 肪 抑 制 あ り よ り 若干 高 制 を行 た 脂 肪 抑 制 法 で は な く IR パ ル ス を 付 ILI 加 す る 方 法 を 採用 し た TE つ ァ ト ン た .目的 とす る 部位が 胸 部 で あ る っ の 不 均 磁場 コ も有 効 る と の 見 地 か ら ,脂 肪 抑 制 法 を 付 加 し た 場 合 に もCNR 方が ト ラ ス ト を 高 くで ン トム ン ァ コ の っ 4 ), こ の Fig . が 最大値 を示 して お り( CNR ラ ス トを 改 フ の ,胸 管 と 周 囲 脂 肪 組 織 ータ の 設 定 が 必 要 で あ て large arrow ( about TE of 250 the thin arrow ). TR ( effective .This image , とが 確 の リ ンパ で あ る こ 胸 管 の 周 囲 に は 脂 肪 組 織 が あ り,胸 管 を 描 出 す る た た脂 is using acquired fat suppression with aorta ,大 動 脈 認 で きる . め に は msec 奇 静 脈 と の 間 に 位 置 し て お り ,Hayashi ら の で , 一 描 出 し た 胸 管 2 ・11の 走 行 と も 致 す る こ の −FASE image 3D る .更 い Fig . 7 )で は 出 さ れ た 画像 ( Fig , 7 code PE )方 向 ヘ ( FASE 法 で は , ン トラ ス コ で は しづ 測定 で は ,血 っ た 画像 は っ ら く した と考 制 を行 わ な か っ た en 制法 の たが ,視 覚評 価 . っ こ の 有無 原 因 と して は , ,実 効 TE を 250msec と し た られ る 画像 phase ,脂 肪 抑 ,胸 管 7 ). し か (Fig . 管 等 の 周 囲 組 織 が 描 出 され . え − た が ,3D − 出 さ れ た . に ト良 く 良 好 に 描 が 認 め られた 統 計 的 有意 差 ト数 を 1 に 設 ッ 像で あ 統計 的有 意 差 は 認 め られ な か 脂 肪抑 制 を行 とで の ョ く,全 体 的 ボ ケ た よ うな 画 3D −FASE 法 の CNR に よる 法 は,シ が 強 影 響. で は ,実 効 TE が 長 第 一 こ をや や観察 し ,脂 肪 抑 い た め 60 卷 ,1虹 . 第 2 号 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Library Service Japanese Sooiety Japanese Society of Radiological Radiologioal Teohnology Technology of 法 に よ る 胸 管撮像 の 検 討 〔 ft1[1 FASE 管 等 の 周 囲 紐 織 の 描 出 が 抑 え ら れ 胸 管 の み を 良好 に 描 出で . きて い る で ,担 覚 な い 画像 の 今 1 1の 検 E・ 1で を描 出 で き た こ と の み 的 に 胸 管 が 捉 え や す く な り,脂 肪 抑 制 を 行 わ コ 法 は ,CNR 方が高 の も視 覚 評 価 値 い あ で 法よ り,Tt・ blur の 影 響 描 出 で き る もの と 考 え られ る .牡 に ,脂 肪抑 制 法 に を 用 い す に 屮 功 TE を 500msec に 、殳定 す る 方 法 が 最 も 胸 管 の 才田 出 に 適 した 方 i2 、と 考 え る . 心 亀 観 察 も 血 管 等 の 周 囲 組 織 と の 重 な りが な く容 翳 g 〔 MRCP −eholangiopancreato )等 で 広 く 一舟殳的 使用 されて − い る 徹像 法 で あ り ,倹 査 で き る 施 斐 も 多 く汎 用 的 で あ る .更 に シ ,胆 管 や ーケ ン ス の い . き る 高 ノ丿 解 能 撮 像 管 を描 出す る 場 合, 撮 像 法 よ り有 意 な 点 も 数 多 くみ ら れ ボ ラ テ ン ィア の シ ーケ ン ス 3D −FASE で る と あ ァ フ PE 方 向 を胸 管 ) る ,そ の PE 方 「 は rz blur を .撮 像 . ーチ 号の ア の .胸 管 フ 伴 う胸 管 .今 後 ,更 法 に 描出 きた で こ と 胸管 画像 に撮像方法の 検 一 1を 行 う こ 管 佃 出 も可 能 に な る の リ ン パ ,今 で は 回検討 管 と思 われ る 管 が 描 出 さ れ て パ リ ン 変化 を被 検 者 に 芒 扁 を強 の に よ る ク ァ と ,他 る. とで 考え られ の 語 法 に 剳 よ る 肋 ,3D −FASE 法 で TE 由出 の 検 v ’ bを 行 o た .そ 紀1 の を 5〔 〕Omsec に 設 定 す る こ と で , . ま た ,心 電 図 を 使 用 し な い FASE 法 を 用 い た こ と で ,高 分 解 能 の 胸 管 画 像 を待 る こ と が で き た . こ の 撮 像 法 は ,汎 用 性 . が 高 く,胸 管 撮像 と し て 有 用 な 撮 像 法 と 考 え ら れ た . 果 簡 便 に 胸 管 の み を描 出 す る 謝 とが で き た こ 辞 稿 を終 え る た放 射 線 科 ,本 実 験 に あ た り 皆様 の ーチ 向に ア 毛・ よ なお フ 三 に と平 行 の 方 向 頓 尾 方 向) に 快 くご 協 力 い 深 く感 謝 し ま す に た だい .ま た ,ご指 導 い た だ き ま し た 久留 米 大学 医 学部 附 属病 院 の 谷 川 に ア 利用する ため す り お 宇LHゴ し . 一 ヒげ ま す ,本 研 究 の 仁氏 . . 要 旨 は 「1イ 放 射 線 技 術 学 会 第 58 回 総 会 学術 大 会 ( 2002 年 4 月 神 戸 )に 発 表 した お い て . 殳定 し て 一 lV 葛 西 由 守 :F tASE と そ の 臨 床 応 用 .メ 一,22 (2 〕,28 −34 ,Sl998 ). 2 )Hayashi S . and Miya MR Nncmhanced ∠ uki M : Lymphography ‘ uion at .Radi − 匸 胸 管 画 f象の に よ る 、 =T .8 −13 ,〔2001 ). 4 }宮 III 奇美 津 恵 .杉 南 聡 ,立 石 文 昭 ,他 : ITr 置 才 ナる 肺 巾1. 流 イ メ ージ ン .INNERVIStON ,16 〔9), 4 ,(2001 ). − 5 〕蜂 U 1rlo. , t jH 太 郎 : MRI 応 用 自右 .pp . 59 −61 , ジ カ 一社 ,τ蒸こ巧〔,(20 {〕2 ). ヒf 、 6D 永 初 子 ,竹 原 序 報 幅 田 治 十 : 頭 Uai [ 5耳 鼻 科 直 域 の MR hydro91 . a1 hy .MR hydrogr Phy の 現 況 .臨 床 画 像 ,15 ( 3 ), 281 −289 ,(199 冫1. 7 〕長 縄 悼 二 ,伊 r 都 紀 子 ,仁 垣 武 男 : 耳 . − 剔 1順 域 .MRhv d1・ ography 臨 床 応 用 .肉 像 診 1析 ,19 (7 〕,755 −763 , こ ‘ ノ ] : ) メ コ . 竜見 . lchinose M te じ hnique giQgraphy ( SPEED )acqui ル N, Sugiura S . et : swap ph し電se enc aL : Anovcl de 〔, extendcd MR − u ]1 dala ,ha げ一 Fouricr RARE . J Magn Reson − Imagi 9 、 8, 〔 5 〕5 507 , : 1998 ). , 9 )中 村 實 ,松 波 英 一・ 1」田 貨 紘 二 MR の 」 ,1. ] fiZ F 価 .ヨ 汀 「臨 床 画 像 恒 査 広 」MRI の 実 践 ,pp 、 89 −1 〔}2 ,医 療 科 学 社 ,束 京 ,〔2000 ). 10 〕小 倉 明 夫 ,東 [[i胸 冶 ,山 崎 勝 ,他 : MR 画 像 に お け る 各 種 CNR 算 1「 1i法 と 信 号 検 出 能 の 関 係 .日 放 技 学 誌 ,54 (6 ), − 778 783 ,q998 ). H )畑 雄 一,多 田 信 平 :脂 肪 抑 制 法 一撮 像 法 の † 既 説 .臨 床 応 一 用 )概 μ 己 .日 ち蜀匹 f艮,39 (4 ),587 −596 ,〔1994 ). 12 )Machida Y , Hoshinc T , Kanazawu H , et al Anaiy o 「N !2 −Shot Hatf −Fouricr FSE FIow Imaging , Ghost nSinglc ISMRM ( abstract ). 1909 1 丿99 ). iLion usins 〔 囗 ,他 : 3DMR 解 析 .臣叩 床 放 身・ f線 , 1 丿 46 〕 (1999 〕. 8 〕Miyazaki −lni ial F. xperience : lymphoangiography デ ィカル レビ Thoracie Duct : Visuat 、 212 , 598 −600 , 〔1 )99 〕. . 「 進 , † 布 久 雅 疹 ,雌 1[ 1守 ology 吊位 法は られ る 参考 文 献 3 )林 り胸 管 を 良 好 に よ に 像 は ,腹 部 に 胃 の 内 容 物 と ク トが 出 現 し た 画 ァ ク トが 認 め ら れ た て 考え ,高 信 法で は 思 わ れ る高信号が 描 出 さ れ べ ,FASE ク トが カ . . ヒ肺 野 に 出 現 す る 場 合 が あ っ た . こ ァ ーチ ク で あ る . こ れ ら の こ と を 踏 ま え る と ,胸 管 胸 管 佃 出 に 有効 な フ 管 も緬 出 で い うに 内 径 が 数 ミ リ程 度 の 細 の よ 他 膵 管等の 細 に 法 病変 々 の −FASE . した 胸 「 以外 の 腰 多方向 法 は MR 考え ァ フ , と考 え ら れ る ま た ,3D FASE . ま た , FASE ら れ る 11 る こ と な く,容 易 に 観 察 で き る と 期 待 さ れ る . 4 .結 で あ る あ る と ,種 , に よ る ーチ い い MIP )処 理 projection〔 cnsity い 今 回 ,FASE 良好 に袖 出 さ れ る た め の み が ト数 を 2 に 設 定 ッ ら,出 現 した ア こ とか ク トで ョ で 畑 i田 aphy トの 影 響 は な 設 定 し た 撮像法 は に る ァ を 出が 抑 制 され 胸 管 「 い −FASE 法 で 夫 効 TE ,而 . 管等 の 周 囲組 織 の maximum か ら の .こ れ ら の ト は N12 ア ーチ フ して 図 同 期 を 併 用 し な い 3D 500msec ■ お り,呼 吸 同 期 を 使 用 した の で シ も 3D −FASE 法 の 方 が 少 な く,FASE 法 で 胸 管 を 撮 像 す る 場 合 ,2D −FASE 法 よ り も3D −FASE 法 の 方 が 胸 管 を 良 好 .291 ) 一チ は 身 体 の 正 中付 近 を走 行 し て お り, こ の ア ー . も2D −FASE 亊価 を 高 く し た と 考 え ら れ る −FASE り 3D うに 胸 管 こ の よ ・他 [ , 「 び ノ ) の 2 〔,〔}4 卞 1 2 刀 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Library Service Japanese Sooiety Japanese Society of Radiological Radiologioal Teohnology Technology of ≧921 日本 放 射 線 技 術 学 会 雑 誌 囁 寧 eき 騨 囁 四篝鴎’ t 、 , 畷 Fig . 1 2 Fig . 費 變譱 綴 じ 擘 トム フ ァ ン 遷1 塵 甕} 翼脚 葺峯 ; 義 フ SNR 測 定 トム の ビ ーオ ベ ン 齢 鱗 灘 嬲 蓬 図表 毒 説 明 の 模式 図 の 生 理食 塩 水 と ァ ・蹼 イ ル を 入 れ た 容 器 を read . out 方 向 に 並 べ ・ 晒 ・ 鵠 ・ ,2D −FASE 催 賜 鷽 貿 ・ 鏨寰 撫 …識 法 で 撮 像 し ,CNR ,’・ t” / ・ i ・ 瞬 の ・・彗 測 定 を行 ・ …/ ・fi た っ 騰 獣 ァ ク 鬻 . f 画 象 1 .生 理 食 塩 水 の 測 定 ROI 2 .ベ ビ ーオ イ ル の 測 定 ROI 矢 印 :PE 〔 )の 方 向 phase encodc Fig . 3 ボ ラ ンテ 胸 管 の SNRI 則定 画 f象 ア ィ 胸 管 を お よ そ 5 等 分 し ,お の お な い 領域 に Fig . 4Fig 2D −FASE . 5 Fig . 6 2D −FASE ド (BG )の 測 定 ROI 法 に よ る 生 理 食塩 水 ( 法に よ る に 設 定 し脂 肪抑制 を 行 に 設 定 し脂 肪 抑 制 を 行 わ な ず れ もTR は お よ そ FASE .TR FASE )3D −FASE た 〔TE 25 〔〕msec は お よ そ 4900msec 法お よび 関係 3D い 画像 た画像 っ い 画像 −FASE 法 の 胸 管 画像 視 覚評 価 は が 脂肋抑 制 あ りに 対 し高 は で ,胸 管 の 細 周囲に奇 静脈 〔 い 矢 印 〕や 大 動 脈 (太 い 矢 印 )が 描 出 さ . ,そ れ ぞ れ の ボ ラ ン テ ィ ア の 胸管 と周 囲絹織 との . 法 と もに統 計 的 有意 差 は 認 め られ な か 法 に よ る 脂 肪 抑 制 あ り と な し ,そ れ ぞ れ 2D −FASE 法 の トの 3300msec . 法 に よ る脂 肪 抑 制 あ り と な し −FASE フ . 胸管 画 像 b )実 効 TE を 500msec ( っ ーチ た画 象 っ a 〕実 効 TE を 25 〔}msec ( 脂 肪 抑 制 を行 ア 1 に 設 定 し脂 肪 抑 制 を 行 わ な 3D −FASE 1] ( 6 −. 10 )の 信 号 値 を ll [ 定 し た .空 気 中 で 胸 管 1画 f象 に 設 定 し脂肪 抑 制 を 行 2D Table 2 ク グ ラ ウ ン 法 に よ る 実 効 TE と CNR b ,実 効 TE を500msec 〔 れ た Tabte l ッ 〜5 )と そ の 周 囲 を設 定 し た . の と ベ ビ ーオ イ ル ) 部 分 で 胸 管 (1 〔 a )実 効 TE を 250msec い Fig . 7 バ の の の ボ ラ ン テ ,両 者 に 統 冒i 的有 意 差 は 認 め く ,統 計 的 有 意 差 が 認 め ら れ f ア の られ なか た っ た っ CNR の 結果 . 胸管 の 視 覚 評 価 た .し か し ,3D −FASE 法の 視 覚計 価 で は ,脂 肪 抑 制 な し . 第 6 (,卷 一 第 2 十ナ NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Library Service